鳥が羽を休め、実をついばむ。蝶が訪れ蜜を吸ったり、産卵したり。
そんな生き物たちのために庭に樹木を植えてみませんか。
もちろんベランダの鉢植えでも樹木は育ちます。
ひとつ、意識したいのは外来種ではなく、日本の原種や在来種にこだわり、
あなたの町の自然の植生にあった樹木を選ぶということ。
1本の樹木からできる身近なエコ・ガーデニングです。

-

-
木々の緑、季節の花、果実や木の実…。
植物は人間の目や心を癒してくれますが、同時に鳥や蝶など生き物にとっても大切な存在です。
1本の樹木が生長すれば、鳥などを含め約300種類の生き物を養う存在になるともいわれています。わが家の庭やベランダも自然の一部としての役割を担っているのです。 -

-
たとえば、北海道と本州では生える樹木の種類(植生)が変わります。海辺と山間部でもやはり違います。自分の住んでいる町の自然にはどんな樹木が生えているか、意識して見てみませんか?
その土地に自生していた樹木を植えることは、それらの恵みで生きていた生き物を養い、地域の生態系を守ることにつながります。また、土地の気候風土にも馴染みやすく、外来の植物や園芸品種に比べ育ちやすく、管理の手間が少ないともいえます。
-

-
蝶などの昆虫は花の蜜を吸うことで植物の受粉を助け、樹木の葉は産卵場所としても利用されます。
鳥は実を食べ、糞を落とすことで植物の芽生えを助けます。
大木でなく、庭の小低木でも十分役割を果たしてくれます。- ●蝶を呼ぶ樹
コナラ、エノキ、ヤマハギ、リョウブ、ツリバナ、クヌギ、イロハモミジ etc. - ●鳥を呼ぶ実のなる樹
エゴ、エノキ、コブシ、ソヨゴ、ガマズミ、ヤマザクラ、マユミ etc.
- ●蝶を呼ぶ樹
-

-
鳥のさえずりで目覚める、毎年同じ時期に渡り鳥が帰ってくる、蝶が舞い、子ども達と羽化を見守る…。巣箱を掛けたり、簡単な水飲み場をつくってやったり。
1本の樹木があることで、都会ででも自然を身近に感じ、日本ならではの四季を移り変わりを楽しむことができます。
わが家のシンボルツリー計画、考えてみませんか。



