DATA
■作出:日本 河合伸志
■花色:白~淡赤色に、朱を含む鮮やかな赤の絞り
■花径:花径約7cm
■花形:一重咲き・房咲き
■香質:淡香
■樹形:小型のつるバラ。枝の伸張約2.5m
珍しい日本の絞り花の小型つるバラ。2016年「かのやばら園」(鹿児島県鹿屋市)に河合氏がスーパーバイザーを務める横浜イングリッシュガーデンとの友好ガーデンが作られたことを記念し命名。桜島をイメージし「火の精霊」の意味の花名に。「火山から溶岩が吹き出るような、火花を散らしたような」花色。花付き・花保良く、褪色も少ない。四季咲き性が強く、秋までよく返り咲く。枝は伸び過ぎず誘引しやすい。オベリスクやアーチ、フェンス等に。切り詰めても咲く。樹勢が強く耐病性に優れる。
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。