メニュー

【秋に植える花】花壇が一気に華やぐ|おすすめの品種10選

【秋に植える花】花壇が一気に華やぐ|おすすめの品種10選

暑さが和らぎ、過ごしやすくなった秋は、来春のお庭づくりを始める絶好のチャンス。

この時期に植えつけた花は、冬の寒さをしっかり乗り越えて、春になると美しく咲き誇ります。

今回は、パンジーやビオラ、チューリップ、スイセンなど、人気の花10種類を取り上げ、初心者でも育てやすいポイントと栽培方法をご紹介します。

秋に植える花1|パンジー・ビオラ

パンジー・ビオラは、秋から冬、そして春まで長く花を楽しめる人気の品種です。

植えつけるときは、水はけのよい土を準備し、気温が安定したタイミングで植えましょう。

寒さに比較的強く、花壇やプランター、ハンギングバスケットなど、さまざまなスタイルで育てられるのも魅力です。

土づくり

水はけがよく、通気性に優れ、なおかつ適度な保水性を備えた用土を準備します。

市販の花苗用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を活用するのが手軽でおすすめです。

ご自分でブレンドする場合は赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の比率で組み合わせるといいでしょう。

植えつけ

パンジーやビオラの苗は、通常10月中旬~12月中旬ごろに園芸店に並びます。

購入した苗はできるだけ早めに植えつけましょう。本格的な寒さが訪れる前にしっかり根を張らせることがポイントです。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いているかをチェックしてから、容器の底穴から水分が溢れるくらいまで、しっかりと与えます。

特に植えつけから根が張るまでの2週間ほどは、用土を乾燥させないよう注意しましょう。

地植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、そのあとは自然の降雨に任せて構いません。

肥料

苗を植えつけるタイミングで、緩効性の固形肥料『マグァンプK中粒』をあらかじめ用土に混ぜ込んでおきます。

生長期には、追肥として『ハイポネックス原液』を定期的に与えると、より元気に育ちます。

秋に植える花2|ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、寒さに強く、冬から春にかけて愛らしい花を咲かせてくれる球根植物です。

花壇はもちろん、鉢植えやベランダでの栽培にも適しており、長く花を楽しめる人気の秋植え花です。

球根の植え方に独特のポイントがあり、水はけのよい環境で管理を適切に行えば、冬から春にかけて愛らしい花を咲かせ、お庭やベランダを華やかに彩ります。

土づくり

排水性に優れた弱酸性の土壌が適しています。市販の鉢花・草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を用いるのが簡単です。

自分で配合するときは、赤玉土小粒4、腐葉土4、日向土細粒2の割合でつくります。

植えつけ

植えつけの適期は9月~11月です。寒さが厳しくなる前に植えつけることで、しっかりと根づき、耐寒性も強くなります。

球根の植え方には、注意が必要です。

球根を深く植えすぎず、上部が土の表面から少し見える程度に植える「浅植え」や「出べそ植え」と呼ばれる方法で植えてみましょう。

水やり

用土の表面が乾いているかを確認してから行います。

水を与える際は、花や葉、球根に直接かからないよう注意し、株元にたっぷりと与えるのがポイントです。

肥料

生育期の9月~翌年5月上旬頃まで、1週間~10日に1回程度の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると元気に育ちます。

秋に植える花3|チューリップ

秋に球根を植えることで、翌春に色鮮やかな花を咲かせる、代表的な秋植え球根植物です。

水はけのよい環境を整え、適切な深さに植えましょう。

冬の間は水切れに注意し、花が終わった後に追肥を行うと、翌年も美しい花を楽しむことができます。

土づくり

チューリップは過湿を嫌うため、排水が悪い場所に植えると球根が腐るおそれがあります。

赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1の割合で混ぜるか、手軽に始めたい方は、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を利用するのもおすすめです。

植えつけ

植えつけの適期は、気温が下がり始める10月中旬~11月中旬頃です。

日当たりと水はけの良い場所を選んで植えつけ行いましょう。球根を植える深さは、球根の高さの約3倍が目安です。

浅すぎると乾燥しやすく、深すぎると芽が出にくくなるため深さに注意しましょう。

水やり

芽が出るまでの間、用土が完全に乾かないように管理します。

特に鉢植えやプランターの場合は、冬の間も用土の表面が乾いたら水やりを忘れないようにしましょう。

庭植えの場合、植えつけ時にたっぷりと水を与えた後は、自然の降雨に任せて問題ありません。

乾燥した日が続く場合は、適宜水を与えてください。

肥料

植えつけの際には、緩効性肥料『マグァンプK中粒』を元肥として土に混ぜ込むのがおすすめです。

芽が出た後は、追肥として『ハイポネックス原液』を、葉が枯れるまで月に1回程度与えましょう。

秋に植える花4|デージー

デージーは、春の花壇やコンテナを明るく彩る愛らしい草花です。丈夫で育てやすく、園芸初心者にも育てやすい植物です。

秋から春にかけてポット苗が流通します。排水性のよい土と日当たりのいい場所を好み、環境を整えれば元気に育ちます。

土づくり

基本的に水はけと風通しのよい土を好みますが、品種によって適した土の配合が若干異なります。

もっとも一般的なイングリッシュデージー(ヒナギク)の場合、市販の花苗用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』で問題ありません。

自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)5、腐葉土4、牛ふん堆肥1を混ぜた、保水力と肥沃さを兼ね備えた土が最適です。

植えつけ

苗を選ぶときは、葉の色が濃く、株元がしっかりしていてぐらつかないものが理想です。根がしっかり張り、鉢の底で軽く巻いている程度の苗を選びましょう。

植えつけの適期は、9月下旬~11月上旬です。株の間は約20㎝間隔を開けて植えつけてください。

風通しがよくなり、病害虫の予防や健全な成長につながります。

水やり

用土の表面が乾いたらしっかり与えるのが基本です。ただし、品種によって乾燥への耐性は異なります。

多くのデージーは過湿を嫌い、土が常に湿った状態だと根腐れしやすいため、水のやりすぎには注意しましょう。

肥料

植えつける際に、持続性のある緩効性肥料『マグァンプK中粒』を元肥として混ぜ込みます。

成長期は1〜2週間に1回程度、規定の濃度に薄めた『ハイポネックス原液』を与えると花つきがよくなります。

秋に植える花5|スイセン(水仙)

スイセンは、秋に球根を植えておけば、春先に可憐な花を咲かせてくれる多年草です。

ほとんど手間をかけずに花を咲かせる丈夫な植物です。排水性のよい場所を選び、肥料は控えめに管理することで毎年繰り返し花を楽しめます。

土づくり

水はけと通気性がよく、適度な保水力のある土壌を好みます。

地植えの場合、排水が悪い場所では球根が腐りやいため、腐葉土や堆肥をすき込んで土壌を改良しましょう。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』または赤玉土や腐葉土を混ぜて排水性を調整したものが適しています。

植えつけ

植えつけの適期は、9月下旬~11月頃です。小球は球根の上に6~7cm、大球では約10cm土がかかる深さ球根の尖った方を上にして植えます。

地植えの場合はやや深めに植えることで、分球を抑え、花つきをよくする効果が期待できます。

水やり

地植えの場合、植えつけから根が張るまでの約1ヵ月間は、土が乾いたら水を与えます。一度根づいてしまえば、その後の水やりは降雨に任せて問題ありません。

鉢植えの場合、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしますが、過湿にならないよう様子を見ながら与えてください。

肥料

スイセンは比較的肥料をあまり必要としない植物です。

植えつけ時に少量の緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込んでください。

成長時にチッソ成分の多い肥料を与えすぎると、葉ばかりが過剰に茂り、花が咲かなくなる原因になるため注意してください。

秋に植える花6|ネモフィラ

秋に種をまいて育てる春咲きの一年草です。春には一面が空色の花で覆われたような美しい景色を作り出します。

手入れも比較的簡単で、日当たりがよく、水はけのよい環境を整えれば、初心者でも簡単に育てやすい品種です。

土づくり

市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を使えば問題なく育ちますが、酸性の土は苦手なため注意が必要です。

地植えの場合は、植えつけの2週間ほど前に苦土石灰を少量まいて、よく耕しておくと、土の酸度が中和されて安心です。

種まき・植えつけ

ネモフィラは移植を嫌う性質があるため、種から育てるのがおすすめです。

種まきの適期は9月下旬~11月上旬で、この時期にまくことで冬の寒さに当たる春化処理が行われ、春にたくさんの花を咲かせてくれます。

苗を植えつける場合は、根を崩さないよう丁寧にポットから取り出します。

根腐れを起こしやすいため深植えしないよう注意してください。株と株の間隔は15㎝~20㎝空けておくと風通しが良くなります。

水やり

地植えの場合、定植後に根づいてしまえば、基本的には降雨だけで十分です。

ただし、晴天が続いて用土がカラカラに乾いているときは、しっかりと水分を補給してあげましょう。

鉢植えの場合、用土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過失には注意して、鉢底からしっかり水が抜けるように管理してください。

肥料

植えつけの際に、元肥として緩効性化成肥料『マグァンプK中粒』を少量土に混ぜ込んでおけば、その後の追肥は基本的に不要です。

花つきなどが悪い様子の場合は、『ハイポネックス原液』などの液体肥料を薄めて与えると効果的です。

秋に植える花7|クリスマスローズ

冬の寒さの中から早春にかけて、うつむくように美しい花を咲かせる宿根草です。

常緑の葉は1年を通して観賞価値がありますが、花は冬のお庭を彩り、シェードガーデン(日陰の庭)の主役としても人気があります。

土づくり

水はけがよく、同時に水持ちもいい肥沃な土壌を好みます。

赤玉土や鹿沼土を主体に、腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込んだ用土が理想です。

植えつけ

植えつけや植えかえの適期は、10月~3月です。

鉢植えの場合は、生育が旺盛で良く根が張るので根詰まりを防ぐため、1〜2年に一度、一回り大きな鉢に植えかえてください。

水やり

用土の表面が乾いたらしっかりと水分を補給してあげましょう。

特に、成育期である秋から春にかけては、水切れしないよう注意します。

肥料

10月~11月頃に、花つきをよくするための緩効性化成肥料『マグァンプK中粒』を施します。

そして、花が終わった後の4月~5月頃にお礼肥として『マグァンプK中粒』や、『プロミック クリスマスローズ用』など緩効性肥料を施してください。

液体肥料『ハイポネックス原液』を併用する場合は、秋から春にかけて月に2回~3回程度与えると、株が充実し、花つきがよくなります。

秋に植える花8|ハボタン

ハボタンは、冬の寒さに当たることで葉が美しく色づくアブラナ科の植物です。

花のように見える葉の重なりが特徴で、冬の花壇や寄せ植えに欠かせない花として、親しまれています。

土づくり

水はけと保水性に優れた有機質に富んだ土を好みますが、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』で十分に育ちます。

中性から弱酸性の土壌を好むため、地植えの場合は植えつけの2週間ほど前に苦土石灰を混ぜ込んでください。

土壌の酸度を中和しておくと、根の張りがよくなります。

植えつけ

植えつけの適期は9月下旬~11月上旬です。パンジーやビオラ、スイートアリッサムなど、ほかの冬の草花と寄せ植えにすると彩りが豊かになります。

植えつける際には株の間隔を20cmほどあけて植えるのがおすすめです。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えてあげましょう。

葉の中心に水がたまると、そこから傷むことがあるため、株元に水やりをことが大切です。

肥料

植えつけ時に元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を少量施す程度で、追肥は基本的に不要です。

肥料が多いと葉の色が鮮やかに出なかったり、形が崩れたりすることがあります。

生育が遅れていると感じる場合は、『ハイポネックス原液』を規定より薄めに与えてください。

10月以降に肥料が効いている場合、発色が遅れることがあります。美しい発色のためには、肥料は注意して管理してください。

秋に植える花9|ヒヤシンス

優雅な香りを漂わせる人気の秋植え球根植物です。丸みのある花穂に、小さな花がびっしりと咲きそろう姿はとても華やかです。

花壇・鉢植えに植えると、周囲をぱっと明るくしてくれます。

土づくり

市販の球根用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』 が使用できます。

地植えの場合は腐葉土などを混ぜ込んでふかふかにしておくと、根の伸長を促すことができます。

植えつけ

球根の植えつけは10月~11月頃が適期です。地植えの場合、10㎝くらいの深さに球根2個分の間隔で植えつけてください。

鉢植えの場合、球根の頭が土から1㎝〜2cmほど隠れる深さに植えつけます。

水やり

定植直後はしっかりと水分を補給してあげましょう。地植えでは過度に乾燥する場合を除き、自然の降雨で十分なことが多いです。

鉢やプランターでは、乾燥すると生長が止まってしまうため、土の表面が乾燥したタイミングで水を与えてください。

肥料

球根に蓄えられた養分で開花するため、多くの肥料は必要ありません。しかし、植えつけ時に元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込んでおくと、より立派な花を咲かせます。

花が終わった後にお礼肥を与えておくと、翌年の株の充実に繋がります。

秋に植える花10|スイートアリッサム

スイートアリッサムは、白やピンク、紫などの小さな花が集まって咲く、ほんのり甘い香りを漂わせる一年草です。

生育が旺盛で、株が広がって育つため、絨毯のように広がる景観を作り出します。

寄せ植えの縁取りやハンギングバスケットに植えると、こぼれるように咲く姿を楽しめます。

土づくり

水はけのいい土壌を好みますが、比較的土質を選ばずに育ちます。

過湿を嫌うため、鉢植えの場合は鉢底石を敷いて排水性をよくするといいでしょう。

市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』でも問題なく育ちますが、自分で配合する場合は赤玉土小粒6、腐葉土4の割合がおすすめです。

植えつけ

秋に苗を植えると株がしっかり育ち、春にはたくさんの花を咲かせます。

ただし、蒸れに弱い性質があるため、株間は15cm~20㎝ほど空け、風通しをよくすることが大切です。

直根性のため、根を傷めないよう根鉢は崩さずに植えつけてください。

水やり

比較的乾燥に強い植物なので、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

ただし、スイートアリッサムは過湿に弱い植物です。水のやりすぎは根腐れの原因になります。

特に梅雨の時期は過湿になりやすいので、水やりの頻度やタイミングに注意が必要です。

肥料

開花期間が長いため、定期的な追肥が必要です。植えつけ時に緩効性肥料『マグァンプK中粒』を元肥として施してください。

その後は2週間に1回程度薄めた液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると花が途切れにくくなります。

秋に植える花|初心者向けのFAQ

最後に、秋植えの花に関する初心者向けのよくある質問と回答をまとめました。

基本的な花選びのポイントは?

スイセンやチューリップ、ムスカリなど、球根に栄養を蓄えている秋植え球根がおすすめです。

また、パンジーやビオラも秋から春まで長く咲き続けるため、花壇や鉢植えにも取り込みやすく、管理がしやすいことから人気があります。

秋植えのメリットは?

秋に植えると、冬の間に根がしっかり張るため、春に丈夫で美しい花を咲かせられます。

特に、寒さに強いパンジーやビオラであれば秋からすぐに咲き始めます。

球根植物と組み合わせると秋から春まで、長くお庭を彩れるのも魅力です。

ガーデニング初心者が注意すべきことは?

水やりと日当たり、そして風通しの管理が大切です。土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、植物の特性に合った環境で育てましょう。

また、株間を適度に空けて風通しを確保することで、群れを防ぎ、病害虫の発生を軽減できます。

まとめ

秋に植えた花は、冬の間にしっかりと根を伸ばし、春になると見事な姿を見せてくれます。

植えつけのときに土づくりや肥料を整え、季節に合わせた管理をすることで、花の色・数がぐっと豊かになるでしょう。

今年の秋は、気に入った花をひとつ迎えて、春を待つ楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。

#9月に植える花 #草花の育て方 #特集

この記事に関連する商品について

ハイポネックス培養土 鉢・プランター用

元肥マグァンプKを配合!鉢やプランターにそのまま使える培養土

ハイポネックス原液

初めての園芸に使える心強い味方!
水でうすめて使うだけ

マグァンプK中粒

初めての園芸に使える心強い味方!
植えつけ・植えかえ時に元肥として土に混ぜ込むだけ!

プロミック クリスマスローズ用

置くだけ簡単!
花数が多く、丈夫な株をつくります!

この記事が気に入ったらシェアしよう!

【秋に植える花】花壇が一気に華やぐ|おすすめの品種10選

【秋に植える花】花壇が一気に華やぐ|おすすめの品種10選

Official SNS

  • アイコン:LINE
  • アイコン:TikTok
  • アイコン:Instagram
  • アイコン:Twitter
  • アイコン:Facebook
  • アイコン:Pinterest
  • アイコン:YouTube

Instagram