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母の日におすすめの花10選|選び方や長持ちさせるポイント

母の日におすすめの花10選|選び方や長持ちさせるポイント

爽やかな5月上旬に訪れる母の日。感謝やねぎらいの気持ちを込めて、花を贈る日としても知られています。

今回は、母の日にギフトを贈りたい方向けに、花選びのポイントやおすすめの花をご紹介します。また、ギフトをもらった方向けに、花を長持ちさせるポイントをお伝えします。

素敵な母の日を迎えるために、ぜひ参考にしてみてください。

母の日はいつ?|花を贈る理由とは

日本における母の日は、毎年5月の第2日曜日と決まっています。2025年は5月11日です。

母の日には感謝の気持ちを伝えるために贈り物をする習慣があります。とくに、カーネーションをはじめとする花をプレゼントするのが一般的です。

このような母の日の起源は、アメリカのある女性が亡き母を偲び、母が生前好きだった白いカーネーションを配布したことに始まります。

母への感謝の気持ちを表す機会を持つ運動がアメリカで広がり、20世紀に国民の休日として制定されました。

また、母の日を祝う文化は世界各国で見られます。アメリカやイタリア、ドイツ、カナダ、中国、オーストラリア、ブラジルなどは、日本と同じ5月第2日曜日を母の日としているようです。

花やお菓子を贈ったり、家族で過ごしたりと、地域によってお祝いの方法もさまざまです。

母の日に花を贈るときのポイント|選び方や注意点

「母の日には日頃の感謝を込めて花を贈りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

ただし、花をギフトとして贈るとき、選択肢が多すぎて迷ってしまうケースは珍しくありません。花選びのコツをチェックして、相手に喜ばれるものを探してみましょう。

ここでは、母の日に花を贈る方に向けて、花選びのポイントや注意点を解説します。

どのような形で贈りたいか決める

花ギフトと一口に言っても、鉢植え・花束・アレンジメント・プリザーブドフラワーなど選択肢が豊富です。

贈る相手の好みやライフスタイルなどを考慮して、ぴったりのスタイルを選びましょう。以下では、それぞれのメリットを解説します。

鉢植え

ガーデニングが趣味の方へプレゼントするなら、鉢植えがおすすめです。切り花は長くても数週間で枯れてしまいますが、鉢植えならより長く育てていくことができます。

鉢植えを贈るときは、鉢を置くスペースがあるか、お世話の余裕があるかなどを確かめておくことが重要です。どんな種類の花が欲しいか、リクエストを聞いてみるのも良いでしょう。

花束

花を贈るときのもっともポピュラーな選択肢といえるのが花束です。切り花をまとめてラッピングした花束は見た目も華やかで、多彩なスタイルにアレンジすることができます。

適切な方法で花瓶に生けると、長く観賞を楽しめるでしょう。

花束を用意する場合、すでに用意されている花束を買う方法と、オーダーメイドでつくってもらう方法があります。

オーダーメイドの際は、どのような花束が欲しいかをできるだけはっきりと説明するのがポイントです。

贈る相手の好む花の種類や色、雰囲気、予算などを細かく伝えられると、希望に合う花束をつくってもらいやすくなります。

アレンジメント

一般的に、カゴや陶器などの器にスポンジを入れ、花を挿してつくったものを「アレンジメント」と呼びます。

花束と異なり、花瓶に移し替える手間がかからず、そのまま好きな場所に置いて楽しめるのがメリットのひとつです。管理のしやすさを重視する方におすすめできます。

プリザーブドフラワー

より長く花を楽しんでもらいたいのであれば、プリザーブドフラワーを選ぶのもおすすめの方法です。

プリザーブドフラワーとは、花の色や形を長く保つため、生花を加工したものを指します。一度花びらの色を抜いてから着色するのが特徴で、鮮やかな色やくすんだ色など、さまざまな色合いを表現できます。

適切な方法で保存できれば、何年も美しい状態を維持できるのが大きなメリットです。

生花ならではの香りはありませんが、アロマで香りづけできる商品も販売されています。

早めに準備を済ませておく

母の日は一大イベントであり、当日付近になると人気の花ギフトは売り切れてしまうことがあります。豊富な選択肢の中から選びたい場合は注意が必要です。

また、配送で花を届けたい場合、あまりに急な注文だと発送が間に合わないこともあります。

母の日に間に合わせたいのであれば、早めに予約・注文を済ませておきましょう。

母の日におすすめの花10選

ここでは、花の日のプレゼントとしておすすめの花をピックアップしてご紹介します。花の特徴や魅力などを解説するため、ぜひ参考にご覧ください。

カーネーション

母の日に贈る花でもっとも定番といえるのがカーネーションです。開花時期は4月から6月ですが、ハウス栽培も盛んに行われているため1年を通じて流通しています。

切花のギフトとしてイメージが定着していますが、鉢植えとしても人気が高いです。

品種や色が豊富ですが、フリルのような花びらを持つタイプがよく見られます。丈夫で長持ちしやすいのもメリットのひとつです。

赤やピンクなどの定番カラーのほか、最近ではくすんだアンティークカラーの品種もあるため、お好みに合わせて選びましょう。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘47:カーネーションの育て方|日々の管理や水やり、摘心や切り戻し、夏越しや冬越しの方法などご紹介

バラ

赤バラHT

母の日のある5月は、バラの季節でもあります。華やかでエレガントなバラの花は、特別な贈り物にもぴったりです。

一輪でも存在感がありますが、花束にすることでよりゴージャスな印象になるでしょう。カラーバリエーションが豊富なため、贈る相手のイメージに合うものを選びやすいのもメリットです。

香りの良い品種を選んで、芳香を楽しんでもらうのも良いでしょう。

ベランダのちょっとしたスペースでも気軽に育てられる鉢植えのミニバラも、切り花よりも長く花を楽しめることからギフトに人気があります。

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☘243:【Q&A】ミニバラの育て方|きれいな花を沢山咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

胡蝶蘭

優美な雰囲気を持つ胡蝶蘭は、お祝いの際に贈られることが多い花です。人気が高い鉢花で、肉厚の花びらは散りにくく、観賞を長く楽しむことができます。

温度管理に気をつけると2ヵ月はきれいに咲きます。ミディ胡蝶蘭のように小さなサイズであれば、場所も取らずに飾っておけるでしょう。

白以外にもピンクやオレンジなどカラーバリエーションが豊富なため、贈る相手の印象に合わせたり花言葉を意識して選んだりしてもいいかもしれません。

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☘135: 胡蝶蘭(コチョウラン)の育て方|剪定は必要?元気がない時の対処方法は?水やりや肥料など日々の管理もご紹介

アジサイ

ヤマアジサイ‘佐久間てまり’

季節を先取りして、アジサイの花を贈るのもおすすめです。定番はカーネーションですが、最近ではアジサイを送る方が増えている注目の花です。大ぶりな花房を持つアジサイは存在感抜群。花の色の変化を楽しめるのも魅力です。

青や水色、赤、ピンク、紫など、お好みのものを選びましょう。また、手まり咲きやガク咲きなど、花のタイプによっても印象が異なるため、形にもこだわってみるのがポイントです。

日本の気候に適した植物なので多少の日陰や雨でも問題なく生育します。また、病害虫にも強いため水やりに気をつければ初心者でも毎年花を咲かせることができます。そのため鉢花としてギフトに選ばれることも増えています。

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☘79:アジサイの育て方|土の性質によって花の色が変わるの?水やりや肥料の与え方などもご紹介

ガーベラ

元気で明るい印象の花を贈りたいなら、ガーベラがぴったりです。シンプルな一重咲きや八重咲き品種が有名ですが、最近ではスパイダー咲きやポンポン咲き、カール咲きなど、変わり咲きのタイプもよく見られます。

花の色も多彩なため、イメージに合うものを探しやすいでしょう。色によっても花言葉の意味が異なるため気持ちを表すにもぴったりです。

花持ちが良く、飾る間も手間がかからないため、母の日の後も長く楽しめることができます。

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☘66:ガーベラの育て方|長く咲かせるにはどうしたらいいの?植えつけの注意や夏越し・冬越しの注意点もご紹介

ユリ

大きな花を咲かせるユリは、優雅で品のある印象を演出できます。1本の茎から複数の花を咲かせるため、花束であればボリュームのある豪華な仕上がりとなるでしょう。

香りの強い品種を選べば、甘く豊かな香りを楽しんでもらえるでしょう。花の色は白やピンク、黄、オレンジなどさまざまです。花粉で汚れてしまわないよう、贈る前に取り除いておくと良いでしょう。

鉢植えでも難易度は高くない植物ですので、ギフトにしてもおすすめです。

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☘128:ユリの育て方|きれいな花を咲かせるには?水やりや肥料など日々の管理もご紹介

ラナンキュラス

ふわふわとした花びらがいくつも重なった品種が人気のラナンキュラス。最近母の日のギフトとして注目されています。

品種改良が進み、さまざまな色や形の花が誕生しています。旬は春なので、淡い色合いのものや鮮やかな色を持つもの、ユニークな変わり咲きのものなど、豊富な選択肢の中から選べるでしょう。

鉢植えでも華やかさを演出することができます。ひなたの風通しの良いところを好む比較的簡単に育てることが出来る植物です。ガーデニングの好きな方にピッタリでしょう。

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☘65:ラナンキュラスの育て方|球根から育てるコツ、日々の管理や肥料の与え方、球根の掘り上げ方もご紹介

トルコキキョウ

トルコキキョウは、優しげでエレガントな花の姿が魅力です。パステルカラーの可憐な花や、濃い色のシックな花など、品種によって幅広い雰囲気を演出できます。贈り物としてもバラと並んで人気のある花です。

花もちが良く、花を飾る習慣がない方でも気軽に長い期間切り花としても楽しめるのがメリットのひとつです。

カスミソウ

ふわふわとした小さな花をたくさんつけるカスミソウ。繊細で優しい雰囲気を持つ名脇役です。

花束やアレンジメントの引き立て役として使われることが多い花でしたが、近年はカスミソウを主役にしたブーケも見られるようになりました。

清らかで柔らかい印象の花を贈りたいときにおすすめです。最近は、白色だけでなくカラフルに色づけされたものも多く出回っています。贈る相手に合わせて色を選ぶのもいいでしょう。

また、水分量が少なく花弁が薄いためドライフラワーに適しています。風通しの良い、直射日光の当たらない場所につるしておくことで数日~14日程度でドライフラワーになります。

花を飾った後に思い出として長く楽しむことができるでしょう。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘183:カスミソウの育て方|長く次々と咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

ダリア

ダリア

ダリアはごく小さな小輪のタイプからボリューム感のある大輪タイプまで、さまざまなサイズを選べます。

花の形や咲き方、色なども多彩なため、たくさんの選択肢からお気に入りのものを見つけやすいでしょう。

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☘46:ダリアの育て方|球根の植えつけ方、肥料の与え方、冬越しの方法などご紹介

【スタイル別】母の日にもらった花を長持ちさせるコツ

母の日の贈り物として鉢植えや花束、アレンジメントなどをもらったときは、スタイルに合わせた適切な方法でお手入れすることで、より長く花を楽しめます。

ここでは、母の日に花をもらった方へ向けて、ギフトでもらった花を長持ちさせるポイントをご紹介します。

鉢植えの場合

鉢植えのギフトにもラッピングが施されていることがあります。フィルムやリボンなどは取り外しておきましょう。花の品種が書かれたラベルは保管しておくのがおすすめです。品種によって好む栽培環境が異なるため、適切な場所を調べてから鉢を置いてあげましょう。

お手入れを始める際、まずは土の状態をチェックします。ギフトとして配送されたものは最後の水やりから時間が経っており、乾燥していることも少なくありません。たっぷりと水をあげましょう。

葉や花びらが落ちている場合は取り除いてきれいにしておきます。さらに、生育状況に応じて肥料を施すと、より長く咲いてくれる場合があります。

緩効性肥料『プロミック 草花・鉢花用』や、10日から1週間に1回液体肥料『ハイポネックス原液』 を施してください。

カーネーションのように、切り戻しを行えば再び開花を楽しめるタイプもあります。開花が一段落したら切り戻してみましょう。

多年草や花木などであれば、来年も開花させることが可能です。必要に応じて、適切なサイズの鉢や花壇へ植えかえてあげましょう。用土は新しいものに変えて、肥料も施します。

花束の場合

花束をもらったら、できるだけすぐに花瓶に生けることがポイントです。ラッピングを外し、保水ゼリーがついている場合はきれいに洗い流しましょう。

花を生ける前に水切り(水揚げ)をしておくと、水を吸い上げやすくなります。容器に水を張ったら茎の先端を入れ、水の中で数cmカットしましょう。

茎を切るハサミは切れ味の良い園芸用のものを使うのがおすすめです。切れ味が悪いと切り口がつぶれてしまいます。

水切りが済んだら清潔な花瓶に水を入れて、お好きなように花を生けましょう。花瓶の置き場所は直射日光が当たらず、暑すぎないところがおすすめです。水につかってしまう葉は取り除いておきましょう。

切り花を長くもたせるためには、花瓶の水をこまめに取り替えることが重要です。長く放置していると雑菌が繁殖し、花が傷んでしまいます。水を交換するときは花瓶をしっかりと洗っておきましょう。

より長く花を楽しみたい場合は、切り花延命剤『水あげ名人』を活用しましょう。雑菌の繁殖を抑え、水を替える頻度を減らすことが可能です。規定量を花瓶の水に加えることで、いきいきとした状態を長く保つことができます。

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アレンジメントの場合

アレンジメントに使われている生花は、吸水性のスポンジに挿されています。もらった時点ではスポンジに含まれている水が少なくなっていることがあるため、つぎ足してあげましょう。ラッピングは取り外しますが、スポンジの下に水漏れ防止用のセロファンが敷かれている場合はそのままにしておきます。

その後は、スポンジが乾ききってしまう前に水を足しながら管理しましょう。ただし、スポンジにカビが生えてしまわないように注意が必要です。

万が一カビが発生したら、花をすべて抜き取って洗い、花瓶に生けてあげましょう。

観賞するうちに枯れてきた花は適宜取り除いていきます。

お花が少なくなってきたら吸水スポンジをカッターなどで切り、小さくしてから挿し直すと見栄えが良くなるでしょう。

プリザーブドフラワーの場合

プリザーブドフラワーはガラスやプラスチックなどのケースや、透明な蓋つきのボックスなどに入った状態で贈られることが多くなります。

基本的にケースから出さず、そのまま飾ると良いでしょう。香りつきのタイプなどは、ケースから取り出して飾ることもあります。

直射日光やエアコンの風が当たる場所、湿気の多い場所などは避けて置きましょう。プリザーブドフラワーの苦手な環境に置くと、劣化が早まってしまうことがあります。

また、飾っているうちにホコリが気になったら取り除いておきましょう。花が崩れないように優しく扱うことが大切です。

おわりに

母の日が近くなると、さまざまな花ギフトが登場します。贈る方は相手の好みやライフスタイルに合わせて、喜ばれる花を選ぶことが大切です。

今回ご紹介したように、母の日におすすめの花はたくさんあります。ぜひこちらの情報も参考にしながら、素敵な母の日のギフトを選びましょう。

また、花をもらった方は、適切なお手入れを行うことで、より長く観賞を楽しむことができます。

肥料や切り花延命剤などのアイテムも活用しながら、大事にお手入れしていきましょう。

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