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肥料の使い方 ~サフィニア編~

肥料の使い方 ~サフィニア編~

「肥料って色々な種類があって何を使ったら良いか分からない」、「肥料をやるタイミングっていつ?どれくらいやるの?」といった肥料に関するご質問を多く受けます。今回はサフィニアを例に取り、肥料のタイミングや肥料欠乏の例を示します。そして、そのような悩みを解決するお勧めの肥料「Plantia 花と野菜と果実の肥料」を最後にご紹介します。

サフィニアで肥料をやるタイミングとは?

肥料はサフィニアにとって食事です、必ず必要なものとなります。また、サフィニアは大食い(肥料食いといいます)でも知られており、多くの肥料を必要とします。

 

ではサフィニアにはいつ肥料をあげれば良いかご紹介します。

 

まず、サフィニアを植え付ける際は必ず「元肥」をあげてください。元肥はその名前の通り、元々植え付けの時にあげる1回目の肥料をさします。元肥として使える肥料は概ね土に混ぜるタイプが多いので、植え付けの際に「肥料の使用方法」を良く見て肥料の量を決め、土に混ぜ込んでから植え付けをしましょう。

元肥

※例えば、土1L当たり5gという製品であれば、8号鉢(土の容量約4.5L)では5g×4.5Lでだいたい23g程度あげればよいです。

 

土の種類によっては「元肥入り培養土」という土もあります。これは元肥があらかじめ土に混ぜ込まれた製品で、混ぜる手間が少なくなった製品です。半面、「どの程度肥料が入っているかは分からない」、「概ねの製品は少なめに肥料が入っているので早めの追肥が必要」というデメリットもあります。サフィニアは上記で紹介した通り大食いですので、元肥入り培養土を使用しても別途推奨される施用量の半分程度を目安に元肥を土に混ぜて多くの食事を与えることをお勧めします。

 

※買ってきた元肥の推奨される施用量が8g/Lの場合、4g/Lを計算して混ぜ込むと良いです。注意して欲しいのは、元肥の種類によっては植え付けの2週間前に混ぜ込まないといけない製品もあるので、良く使用方法を読んでからお使いください。

「元肥であげた肥料の他には肥料は必要ないの?」というご質問がありますが、その答えとしては「必要です」。追加で上げる肥料のことを追肥といい、元肥で体を大きくしたサフィニアには追加で肥料をあげると更にすくすくと育ってくれます。

追肥のタイミングとして、液体肥料に関しては定期的に与えてもサフィニアでしたら問題がありません。粒状肥料(固形の粒の肥料)の場合は与えすぎると調子が悪くなることもあるので、「肥料の使用方法」を良く見て決めましょう。目安となる「肥料が効く期間」がラベルに書かれていますので参考にしましょう。

※肥料が3ヵ月間効く場合は、元肥をあげてから2~3ヵ月目を目安に追肥をしましょう。

また、サフィニアでは下記するお腹を空かせたサインを出します。下記するサインが出た際は追肥をあげることをお勧めします。

葉が黄色

最初のころ付いていた葉が黄色くなり枯れてくる(かなりお腹を空かせたサイン)

葉の色が薄い

左の株のように新しく出た葉の色が明らかに薄い(お腹が少しすき始めたサイン)

肥料の種類や肥料欠乏とは?

肥料にはいろいろな種類があります。それは概ねが「製品に入っている肥料成分の種類の違い」に起因するものです。食事に炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミンとあり、バランス良く取るのが重要ですが、肥料も同じです。サフィニアにとって必要とする成分をバランス良く含んだ肥料をあげると、サフィニアが凄く喜びます。

逆にサフィニアが求めている肥料をあげない(少なくあげる)、あげすぎるとどうなるか紹介します。

※下記はサフィニアが分類される「ペチュニア」の写真例になります。サフィニアでも同様の症状が状況によっては発生します(サフィニアはサントリーフラワーズ株式会社が改良したペチュニアの1種です)

まず初めに下の写真は鉄が不足した時の症状です。新葉(新しく出てきた葉)の付近がまだらに色が抜けることが特徴です。

新しい葉

新しい葉が筋を残してまだらに色が薄くなる

次に示すのはカリ欠乏です。これは葉の淵から黄色くなり枯れていく現象です。カリが欠乏すると同時に葉の淵から病気も入りやすくなり、併せて枯れていきます。

葉の淵が黄色

葉の淵が黄色くなり枯れてくる。弱った部分には病気も付いてしまいます

最後に示すのは肥料を多くやり過ぎた例です。これはチッソを過剰に上げた際に出る症状で、葉ばかり多く付いて花が少なくなる現象です。

左はチッソが効きすぎて花数が少ない、右はバランス良く肥料が効き花数が多い

左はチッソが効きすぎて花数が少ない、右はバランス良く肥料が効き花数が多い ※2つの写真は同じ日に植え付けて同じ日に撮影したものです

初心者の方にお勧めする肥料「Plantia 花と野菜と果実の肥料」のご紹介

上記に示しましたが、「やっぱり難しい、いつ追肥をあげたらよいか分からない」、「バランス良くあげるのは難しい」という声もあがると思います。そこでご紹介する肥料が「Plantia 花と野菜と果実の肥料」です。本商品は初心者の方に「簡単に綺麗に花を育てられること」を1つのコンセプトに開発した商品です。肥料成分をバランス良く含んでおり、上記する鉄欠乏・カリ欠乏・チッソ過剰が発生しづらくサフィニアの栽培に適しております。また、1シーズンこれだけで育てられように「肥料の効く期間」を設定しており、サフィニアの場合「元肥で1回混ぜ込めば、満開までそれだけでOK」です。満開までサポートできるように肥料を設計しております。満開を迎えた後は、サフィニアは株元が蒸れやすいので散髪の意味を込めて「切り戻し」という作業を実施してください。切り戻し後にまた、再度追肥として「Plantia 花と野菜と果実の肥料」を土と軽く混ぜてください。それだけで次の満開までOKです。「肥料って難しい」という声を受けて、これ1つですくすくと綺麗に育てられることをコンセプトにした商品ですので、ぜひ使ってみてください。

※サフィニアを育てるコツは「こまめなピンチ」、「日々の花殻摘み」、「満開後の切り戻し」です。その作業についてはサントリーフラワーズ株式会社様のHPに記載がありますのでぜひ参考にしてください。

肥料の使い方

元肥として土と混ぜて植え付けましょう。土1L当たり5gあげてください。

植え付けた直後

植え付けた直後

3ヵ月後、綺麗に満開

3ヵ月後、綺麗に満開を迎えました

一度満開を迎えたら鉢の縁

一度満開を迎えたら鉢の縁に沿って短めに切り戻す。切り戻した後は追肥をあげてください。追肥も土1L当たり5g、土の表面で軽くかき混ぜてください。

サフィニア

3ヵ月後また満開に

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘56:ペチュニアの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介

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