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【家庭菜園】【サヤエンドウ(絹さや)の育て方】|秋から栽培できる!日々の管理や収穫のコツ

【家庭菜園】【サヤエンドウ(絹さや)の育て方】|秋から栽培できる!日々の管理や収穫のコツ

甘みのある味わいや食感が魅力のサヤエンドウ(絹さや)は、春から初夏にかけて旬を迎えるマメ科の野菜です。

秋から育てられる野菜のひとつでもあり、寒さに強いことも魅力です。ぜひ家庭菜園での栽培にチャレンジしてみましょう。

今回は、サヤエンドウの特徴や基本の育て方、収穫までの管理方法などをご紹介します。また、収穫の目安や方法などもお伝えするため、ぜひ参考にしてみてください。

サヤエンドウ(絹さや)の基礎知識

サヤエンドウ(絹さや)はマメ科の野菜で、莢ごと食べられることが特徴です。若採りするため豆は未熟で、ほとんど膨らんでいません。

秋に種まきして春から初夏に収穫するのが一般的です。若々しい緑色の莢(さや)は春らしさを感じさせ、料理の彩りとしても活躍します。

サヤエンドウには「つるあり品種」や「つるなし品種」があり、それぞれ草丈が異なります。つるあり品種は草丈が1mを超え、ネットに這わせるように育てます。

つるなし品種は草丈80cm程度で、ネットを使わずに支柱のみで育てられることが特徴です。ベランダでのプランター栽培なら、つるなし品種のほうが管理しやすいでしょう。

エンドウの種類とそれぞれの違い

エンドウの仲間には、サヤエンドウのほかにもスナップエンドウ(スナックエンドウ)や実エンドウ(グリーンピース)などがあります。

大まかな育て方は同じですが、収穫のタイミングや食べる部位がそれぞれ異なります。

もっともはやく収穫するのがサヤエンドウです。スナップエンドウは莢と実を太らせてから収穫し、しっかりとした厚みの莢も味わいます。

実エンドウは大きく育った実を食べ、莢は基本的に食べません。

動画でわかりやすく!!!植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】

☘72:サヤエンドウの育て方|初心者におススメの品種は?水やりや肥料、誘引の方法などもご紹介

サヤエンドウ(絹さや)の育て方|土づくりから植えつけまで

こちらでは、サヤエンドウの土づくりや種まき、植えつけについてご紹介します。栽培スタートに備え、どのような準備が必要かを確認しておきましょう。

土づくり

サヤエンドウは水はけと水もちの良さを兼ね備えた土を好みます。種まき2週間前に苦土石灰を混ぜ込み耕しましょう。プランター栽培なら市販されている野菜用培養土を使うことがおすすめです。

元肥(肥料)入りのタイプであれば元肥を追加せずそのまま種まき・植えつけが行えます。

『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合された鉢栽培、プランター栽培に最適な培養土です。

マメ科のサヤエンドウは連作障害にも注意が必要です。

エダマメやソラマメ、インゲンなど、ほかのマメ科の植物を育てた土は連続で利用せず、4~5年マメ科の植物を栽培しないよう気をつけましょう。

種まき

サヤエンドウの種まき適期は10月~11月です。サヤエンドウの苗が幼いうちは耐寒性があるものの、ある程度大きくなると寒さに弱くなってしまいます。

栽培開始が早すぎると厳寒期(12月~1月)に苗が大きくなりすぎてしまうため、播種の適期を守ることが大切です。

寒冷地の場合は冬越しさせるのが難しいため、春に種まきするか、苗を購入して植えつけたほうが良いでしょう。

種まきの際は深さ3cm程度の穴に3粒~4粒をまいて土をかぶせます。株間は20cmほどあけましょう。種まき後は水をたっぷりと与えます。

育苗

種まき後、順調にいけば1週間から10日程度で発芽します。発芽するまではとくに乾きすぎに注意しましょう。土が乾いたら、種が流れ出さないように水をあげることが大切です。

本葉が3枚~4枚の頃になったら、元気な株を残して間引いていきましょう。

育苗期間中は寒さ対策が欠かせません。とくに、霜や霜柱などの被害を受けると、枯れてしまう可能性もあります。

株元に敷き藁やもみ殻などを敷く、寒冷紗をかけるなどの方法で防寒しましょう。

また、サヤエンドウのようなマメ科の植物は鳥による被害にも注意が必要です。食べられてしまわないよう、種まき後にはネットを張っておくと良いでしょう。

植えつけ

育苗の手間を軽減したい場合などは、苗から育てることがおすすめです。秋植えの場合、植えつけ適期は11月から12月上旬頃になります。

寒冷地で春に植えつける場合は、4月~5月上旬頃が目安です。

苗選びの際は、葉がきれいで病害虫被害の痕跡がないものを探しましょう。茎が細長いものよりは、がっしりと太いもののほうが丈夫に育ちやすいといえます。

植えつけ時には苗の根を傷つけないよう、ポットから丁寧に取り出します。根鉢よりも一回り大きく植え穴を掘り、植えつけましょう。

複数の株を植える場合は株間を20cmほどあけます。植えつけ後は、根の活着促進のため植物用活力液『リキダス』を1,000倍に希釈してたっぷりと与えます。

サヤエンドウ(絹さや)の育て方|日頃のお世話の方法

サヤエンドウを収穫するためには、適切な方法でお手入れしていくことが大切です。水やりや施肥などのポイントを押さえておきましょう。

こちらでは、サヤエンドウの管理のポイントを紹介します。

水やり

サヤエンドウ栽培では、基本的に土の表面が乾いたタイミングで水をたくさん与えます。冬の時期は午前中に水やりすることがおすすめです。

早朝や夕方以降は気温が下がり、水やりで凍ってしまうことがあります。加えて、冬場は土が乾きにくくなるため、水やりの頻度はそれほど多くありません。

つねに土が湿った状態になると根腐れしてしまうこともあるため気をつけましょう。

春になったら花が咲き、サヤエンドウの実がつき始めます。冬よりも気温が上がり、必要な水の量も増えていきます。

この時期に水切れすると収穫できる量が減ってしまうことがあるため、土の状態はこまめにチェックし、必要に応じて水を与えましょう。

用土が乾燥しやすい場合は敷き藁などでマルチングすることで保湿しやすくなります。

肥料

植えつけ後、株元から少し離して円を描くように『今日から野菜 野菜の肥料』をばらまきます。

肥料を与えた後は、水をたっぷり与えてください。そこから冬の間は施肥を行わず、生育期になる春から追肥を行います。

蕾がつく頃に最初の追肥を行い、花が次々と咲くようになったら2回目の追肥をします。追肥に使用するのは液体肥料『今日から野菜 野菜を育てる液肥』 がおすすめです。

また、施肥と同時に中耕・土寄せも行っておきましょう。株元近くの地面を軽く耕し、土を株元に寄せておきます。その後も根が露出しないよう、適宜土寄せを行いましょう。

支柱立て

サヤエンドウは大きく育つため、草丈20cm~30cm程度になったら支柱を立ててあげます。

つるあり品種の場合は1.5m~2m、つるなし品種の場合は1.2m程度の支柱を用意することがおすすめです。

最初のうちは支柱やネットへ誘引してあげますが、生育すると自然と上へ伸びるようになります。

うどんこ病対策

サヤエンドウに発生しやすい病害がうどんこ病です。発症すると葉や茎などが白い粉をまぶしたようになります。

放置すると枯れる原因になるため、うどんこ病にかかっている部分を見つけたらすぐに切除しましょう。切った葉はそのままにせず処分することも重要です。

また、うどんこ病を防ぐために日当たりや風通し、水はけの良い状態を保つこともポイントです。

植えつけ場所にも気を配り、病害の発生しにくい環境で育てることを心がけましょう。

サヤエンドウ(絹さや)の育て方|収穫時期や方法

サヤエンドウの花が咲いたら莢ができ、収穫の時期を迎えます。収穫の目安やコツを確かめておきましょう。最後に、サヤエンドウの収穫時期や方法、保存方法などを解説します。

サヤエンドウの収穫タイミング

サヤエンドウの収穫適期は品種によって異なりますが、開花からおよそ15日後です。

遅くなると莢がかたくなり、味も落ちてしまうことがあるため、タイミングを逃さないように収穫しましょう。

基本的には莢を見て、実がわずかに膨らんでいるのがわかるようになったら摘み取ります。

莢を日に透かしてみると実の状態がわかりやすいでしょう。莢の大きさは5cm~7cmが目安です。

サヤエンドウの収穫のコツ

サヤエンドウを収穫する際は莢(サヤ)の付け根を指の爪先でつまむかハサミを使って切り取ります。

株に莢を残して生育させてしまうと、エネルギーが取られてしまい、他の莢の生育が悪くなってしまいます。適期が来たら次々に収穫してしまいましょう。

サヤエンドウの収穫後の保存方法

サヤエンドウの鮮度は収穫するとどんどん落ちていきます。できるだけ採りたての新鮮な状態で味わいましょう。

保存する場合はラップで包むか、ビニール袋へ入れてから冷蔵庫の野菜室へ入れます。下茹でしてから冷凍して保存しておくと料理にすぐ使えて便利です。

おわりに

サヤエンドウは秋から栽培できる野菜のひとつです。冬の時期は小さい苗のまま寒さを乗り越え、春になったら花を咲かせてたくさんの実をつけます。

適切な栽培管理を行い、サヤエンドウの収穫を楽しみましょう。

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