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チューリップは秋植え春咲き! 基本的な育て方や増やし方

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花壇を彩るように咲くチューリップの花々。春に満開のチューリップを咲かせたいときは、秋に球根の植えつけを済ませましょう。

今回は、チューリップの球根の選び方や植えつけのコツ、植えつけ後の管理方法、増やし方など、さまざまな情報を解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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春らんまん! 可愛らしいチューリップの花

チューリップは、3月~5月にかけて可愛い花を咲かせます。早生品種は3月下旬頃から、中生品種は4月中頃から、晩生品種は4月下旬から咲くのが目安です。育てる品種や地域の気候などによって開花期間は異なりますが、春のガーデンの代表格というイメージが強い花です。

 

チューリップの咲き方

カップのような形の一重咲きが有名ですが、八重咲きやパロット咲き、ユリ咲き、フリンジ咲きなど、さまざまな咲き方の品種が存在します。すらりと伸びた茎の先端につく花びらの色は、赤や黄、ピンク、白、オレンジ、緑、黒などです。品種によっては、花の色がどんどん変化していくものもあります。

 

品種が豊富なチューリップ

世界各地で人気の高いチューリップには、多数の品種がつくられてきた歴史があります。品種の数は5,000を超えるといわれており、毎年多数のチューリップが栽培されています。変わった咲き方をするものや、良い香りがするもの、寒い時期から花をつけるものなど、実に多彩です。日本でも昔から品種改良がさかんで、現在までにいくつもの品種が誕生しています。

 

チューリップの原産地

チューリップの原産地は、中央アジアから北アフリカにかけての地域といわれています。このエリアには、現在も原種のチューリップが多数自生しています。

日本へチューリップが伝わってきたのは、江戸時代の終わり頃とされています。当時は入手困難で、限られた人しか育てることができなかったようです。その後、日本の気候でもチューリップを栽培できるように研究が重ねられ、幅広い人々が自宅で花を楽しめるようになりました。

 

 

チューリップの球根を植えつける前に

チューリップの植えつけは、球根を入手して行うのが基本です。まずは、植えつけ適期や球根の選び方、土づくりなどについてご紹介します。

 

チューリップの植えつけ適期は、紅葉が見頃を迎える頃!

チューリップの球根を植えつける適期は、「紅葉が見頃を迎える頃」と覚えておきましょう。

年によって数日の違いはありますが、北海道や東北地方では10月上旬から下旬以降、北陸や中国日本海側地方では10月下旬から11月上旬以降、関東や東海地方・近畿・瀬戸内海沿岸では11月上旬以降、九州地方では11月下旬以降が目安です。チューリップは寒さに強いため、多少時期が遅れても問題ありませんが、あまり遅くなると花が咲きづらくなってしまいます。遅くとも年内に植えつけを完了させましょう。

ただし、秋の植えつけ適期を逃してしまった場合も、芽出し球根を入手すれば問題ありません。芽出し球根とは、文字通り発芽している球根のことです。すでに発芽しているため、育苗の手間が軽減されるのがメリットです。球根から育てる場合と異なり、冬に植えつけても、問題なく開花させられます。

チューリップの芽出し球根は、1月頃から販売され始めます。購入したら、すぐに鉢や花壇へ植えつけましょう。

 

球根の選び方

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チューリップの球根は、栗のような形をしています。

お店で購入する場合は、手に乗せてずっしりと重みがあって身が詰まっているものを選びましょう。指でそっと押してみて、へこんでしまうものも避けます。

また、汚れや傷がないかもチェックしてください。

 

植えつけ前の球根の準備

球根を植えつける前に、球根の下、発根部を確認します。発根部が茶色い皮に隠れている場合は、皮を剥がしておきましょう。こうすることで発根がスムーズになります。

ただし、うまく剥がれないものは球根を傷つけてしまう場合があります。無理に剥がそうとせず、そのまま植えつけましょう。

 

チューリップを育てるための土づくり

チューリップは、通気性と排水性の高い土を好みます。鉢植えの場合は、赤玉土と腐葉土、パーライトを6:3:1で混ぜたものや、市販の園芸用土を使うのがおすすめです。「ハイポネックス 鉢・プランター用土」は、元肥としてマグァンプKが配合されているので、そのまま使用できます。

地植えの場合、植えつけ予定地を深く掘り返し、土がふかふかになるよう耕します。より水はけの良い土をつくりたいときは、腐葉土や川砂などを混ぜましょう。

 

 

チューリップの球根の植えつけ

球根を買い、土を用意したら、植えつけ作業に移ります。球根の向きを確認し、綺麗に花を咲かせられるように植えつけていきましょう。

 

チューリップは地植え・鉢植えどちらでもOK

チューリップは地植え・鉢植えのどちらでも育てられます。お庭一面にチューリップをたくさん咲かせたい方は地植えに。ベランダや軒下など限られた場所で楽しみたい方は鉢植えにしましょう。

 

地植えでの植えつけ方法

地植えにする場合は、球根同士の間隔を10cm程度あけて植えていきましょう。植え穴の深さは球根3個分(5~10cm)が目安です。

浅く植えると、根が伸びたときに球根が地中に出てきてしまう場合があるため気をつけましょう。球根に土をかぶせたら、たくさん水を与えます。

 

鉢植えでの植えつけ方法

鉢植えの場合は、深さが20cm程度あるプランター、または植木鉢を用いましょう。球根同士の間隔は、3~5cm程度あけます。

チューリップの鉢植えは、地植えと異なり、球根を植えつける深さを浅めにすることがポイントです。浅く植えることで、根が伸びるスペースを十分に確保します。植えつけが終わったら、鉢の底から水が流れるくらい、たっぷりと水やりしましょう。

 

綺麗に咲かせるためのコツ

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チューリップは、花壇やプランターの外側に向かって大きな葉が生えていると、全体のバランスが良くなり、より美しく見えます。そのためには、球根を植えつけるときに向きを揃えるのがポイントです。

一番大きな葉っぱは、球根を上から見て平らな部分から出ます。平らな部分を外に向けて植えつけていくようにしましょう。

 

植えつけ後の管理方法

植えつけ後2週間は、根が伸びる大切な時期です。この間はたっぷりと水やりをしてください。目安は、土の表面が乾いたタイミングです。

このとき、一気にたくさんの水をかけると、土が水を吸う前に流れていってしまいます。徐々に水が染みていくように、ゆっくりと行うようにしましょう。

 

冬場の管理のコツ

チューリップは、約5℃の低温に当てることで開花します。期間は2カ月ほどです。球根は、できるだけ屋外に植えて、冬の寒さに当てましょう。ただし、土が凍結しないように防寒対策することが大切です。低温の環境をつくりにくい暖地の場合は、冷蔵処理された球根を購入するのもひとつの方法です。

また、チューリップの球根は、植えつけてから発芽するまで時間がかかります。冬の間は、どこに植えてしまったかわからなくなったり、水やりを忘れてしまったりするかもしれません。ラベルを立てて植えた場所をわかりやすくしておき、水を定期的に与えられるよう気をつけましょう。

 

 

 

チューリップの植えつけ後の育て方

チューリップは、しっかりと管理することで長く花を楽しめます。球根を植えつけたら、適した方法でお手入れしていきましょう。ここでは、植えつけてからの基本的な育て方をご紹介します。

 

水やり

チューリップのように球根をつくる植物は、多湿を嫌うことがほとんどです。水はけの良い土を用意するとともに、水の与えすぎに注意しましょう。土が湿ったままの状態が長く続くと、根腐れを起こして枯れてしまうかもしれません。ただし、チューリップの球根は、完全に乾燥したり傷がついたりすると、開花しなくなってしまいます。とくに鉢植えは地植えよりも水切れを起こしやすいため、こまめに様子を見るのが大切です。土の表面が乾いたら水をあげるようにしましょう。とくに冬場は、しっかりと水やりするのがポイントです。

地植えの場合は、基本的に降雨に任せて問題ありません。雨が降らずに乾燥した日が長く続いたら、水をあげましょう。

 

肥料

チューリップの植えつけ時、元肥として緩効性肥料を与えます。肥効期間が約1年間持続する緩効性肥料「マグァンプK中粒」を混ぜこんでおくのがおすすめです。培養土に「ハイポネックス 鉢・プランター用土」を使う場合は、すでにマグァンプKが配合されているため、追加で元肥を用意する必要がありません。

葉が出た後は1週間に1回の頻度で、液体肥料『ハイポネックス原液』を与えましょう。

 

日当たり

チューリップは、日当たりの良い場所を好みます。地植えの場合は移植しなくて済むよう、植えつけ場所をしっかりと考慮しておきましょう。

鉢植えの場合、芽が出るまでは日陰で育ててもかまいません。むしろ、日当たりが良く地中の気温が上がりやすい場所だと、開花に必要な寒さに当てられない可能性があります。葉が出てきたら日光の当たる場所へ移動させましょう。

 

風通し

チューリップは、風通しの良い場所で咲かせてあげましょう。湿気がたまりやすい場所だと過湿になり、病害虫の被害を受けやすくなります。

 

アブラムシ対策

チューリップの天敵となるのが、アブラムシです。茎や葉などに発生し、汁を吸っていきます。病気を媒介することもあるため、しっかりと対策するのがおすすめです。アブラムシは、風通しの悪い環境を好みます。植えつけの際、風通しの良い場所を選びましょう。複数の球根を植える場合は、株間をあけるのもポイントです。

アブラムシが発生していたら、すぐに取り除いてしまいましょう。数が多い場合は薬剤を散布するのもおすすめです。肥料やりと同時にアブラムシ退治ができる液体肥料ハイポネックス原液殺虫剤入りが便利です。

 

 

チューリップの花後の管理方法

チューリップの開花期間は、1週間~2週間です。花が終わったら、花がら摘みや球根の掘り上げを済ませましょう。

 

花がら摘み

チューリップの花が開ききった後は、花びらが一枚ずつ散っていきます。自然に落ちた花びらを放置していると、病気の原因になることがあります。見つけたら適宜取り除きましょう。

また、球根を掘り上げる場合は、花びらが散ってしまう前に花首をカットしましょう。花のつけね部分を刃物で切るか、手で折って摘み取ります。茎や葉が緑色のうちは、水やりを続けましょう。

 

球根の掘り上げ

チューリップの球根は、掘り上げて保存しておき、再び秋に植えつけることが可能です。花を十分に楽しんだ後は、来年へ向けて球根を肥大させましょう。水はけの良い環境であれば植えっぱなしでも大丈夫です。日本の環境だと、夏は地中で球根が腐りやすくなるため、できるだけ掘り上げておきましょう。

花がら摘みをしたら、地上部が枯れるまでは水を定期的に与えます。茎や葉だけになっても、水やりを続けていくことで光合成が行われ、球根に栄養が蓄えられます。開花後のお礼肥には液体肥料ハイポネックス原液を与えましょう。この時期に過度に有機肥料をあげると、球根が腐る原因となりますので注意しましょう。

葉が黄色く変色し、枯れてきたら掘り上げのタイミングです。よく晴れて乾燥した日に作業すると良いでしょう。掘り上げる際は、移植ごてなどを使って優しく土から球根を取り出します。傷をつけないよう、球根の取り扱いに注意しましょう。掘り上げた球根は、土を落として乾燥させます。その後は、ネットへ入れて風通しの良い日陰で保管しましょう。

 

掘り上げた球根の注意点

チューリップの球根は、十分に肥大させるのが難しいといわれています。植えつけ1年目は綺麗に開花しても、2年目からはうまく花を咲かせられないことも少なくありません。温暖な土地では地上部が枯れるスピードがはやく、球根が十分に肥大する時間を取れないのも理由のひとつです。

ただし、時間をかけて球根を育てていくと、再び開花することもあります。掘り上げた翌シーズンは開花しなくても、水やりや施肥を続けていけば、さらに翌シーズンは花を咲かせるかもしれません。

 

 

チューリップの増やし方

チューリップは、球根を分ける「分球」という方法で増やすことができます。チューリップを増やしたいときは、分球にチャレンジしてみましょう。

 

チューリップの球根の分球

チューリップの分球は、掘り上げと同時に済ませます。掘り上げた球根に小さな子球がついていたら、分割しておきましょう。保存方法は、ほかの球根と変わりません。よく乾燥させてからネットへ入れ、風通しの良い日陰で管理しましょう。

 

分球の注意点

チューリップの球根は、一度開花すると、エネルギーを大幅に消費してしまいます。そのため、分球した球根を植えても開花しないことがあります。毎年たくさんのチューリップを楽しみたい場合は、球根を追加購入するのが確実です。ただ、小さい子球でも、植えつけて肥大させていけば、翌々シーズンに開花する可能性があります。丁寧にお手入れして、元気なチューリップを咲かせてみましょう。

おわりに

チューリップは初心者でも育てやすい植物のひとつです。可愛らしい花の姿は、春の花壇にぴったり。ビオラやパンジーなど、ほかの花と寄せ植えにするのもおすすめです。球根の植えつけは秋のうちに済ませることが大切ですが、芽出し球根を入手すれば冬にも植えつけが行えます。ぜひお気軽にチューリップ栽培にチャレンジしてみましょう。

 

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HYPONeX Smile🌷チューリップの植つけ

HYPONeXのYouTubeチャンネルは植物の楽しみ方が充実しています。
是非、ご覧ください。 
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2020.10.17 公開

2021.03.15 改訂

 

この記事で紹介された植物について

チューリップ

特長

春に咲く球根草花の代表格であるチューリップ。年々珍しい品種が増え、花色はもちろん、一重、八重、ユリ咲きなど咲き方も様々で好みに合わせて選べます。水はけと通気性の良い土で育てましょう。

 

置き場所

日当たりの良い所

 

水やり

鉢植えの場合は、表面が乾いたら、株元にたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、植えつけの時に水をたっぷり与え、その後は特別な水やりは不要です。

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