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【ミントの育て方】
清涼感のあるミントを育てよう!注意点や栽培のコツ

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清涼感のあるすっきりとした香りで知られるミントは、最もよく知られるハーブのひとつです。お茶や料理の材料や薬用としても使えるミントは、植えつけの方法や日々の育て方のコツを知れば、はじめての方でも簡単にお家で育てることができます。

様々なシーンに活用できるミントを1株だけでも育てておけば、いつでも使いたいときに新鮮なものを収穫できておすすめです。はじめてミントを育てる方が知りたいミントの基本情報や育て方を紹介します。

 

ミントとは

ハーブの代表格として知られるミントは、シソ科ハッカ属の植物の総称です。さわやかで、すっきりした香りが魅力のミントは、世界中に分布し、古くからたくさんの品種が栽培されてきました。

ヨーロッパをはじめ、世界各国が原産地とされるミントは、日本にも自生しています。日本で一般的に知られるミントといえば、メントールの含有率が高く、清涼感と刺激を強く感じるものが多いですが、ほかにも、品種よってはすっきりとした香りの中に甘い香りを感じるものもあります。

ミントは品種によって清涼感の度合いや香りなどが異なるので、料理やハーブティーに使われることもあれば、薬用として用いられることもある利用価値に優れたハーブです。

ミントの情報

多年草のミントは、草丈が30~50cmほどのものが多く、植えつけから収穫まで約30日です。耐寒性、耐暑性に優れるミントの植えつけは、4月中旬から5月、または9月から10月上旬頃に行います。

ギザギザとした切れ込みが入った葉のミントもあれば、まるい葉や細長い葉が特徴のミントなど種類がたくさんあります。ミントというと葉を香りのする葉を想像されやすいですが、7月から9月頃にはかわいらしい白やピンクの花を咲かせるので観賞用としても人気です。

ミントは、世界各地に様々な品種が生息すると言われているので、好みの香りや用途に合わせてお好きなミントを栽培してみてくださいね。

 

 

飲食用としてのミント

自宅でミントを育てている人の多くは、飲食用としてミントを使うことが多いのではないでしょうか。ミント特有のすっきりと清涼感のある香りは、料理やお菓子の香りづけや飾りつけに使います。

 

ミントティーによく利用されるペパーミントは日本でもお馴染みの品種で、スペアミントは料理の香りづけによく使われます。フルーティーな香りが特徴のミントは果物との相性が良いので、フルーツサラダやデザートに使われています。

 

 

薬用としてのミント

ミントは消化不良で胃腸がスッキリしない時など薬用として使用されることもあります。薬用系のミントとして広く知られているペパーミントは、ハーブティーにして飲むことで消化不良が改善されたり、緊張性頭痛の症状が和らいだりと、様々な状況に効果的と言われています。

 

飲食用や薬用として活用シーンが豊富なミントですが、中には飲食しないほうが良い品種や観賞用に向いているミントもあるので、品種それぞれの特徴や効果、注意点などをしっかり確認したうえでミント栽培をお楽しみください。

 

 

ミントの種類

ミントの種類は、ペパーミント系とスペアミント系に大きく分けられます。ペパーミント系のミントはさわやかな香りが強く、スペアミント系はすっきりとした香りの中にほのかに甘い香りを感じるのが特徴です。

香りが強いペパーミント系は、ハッカとも呼ばれていて、殺菌効果や防虫効果に優れています。カーリーミントなど甘い香りを感じるミントの総称であるスペアミントは、ペパーミントよりも先に利用されはじめたと言われています。

ひとくちにミントと言っても数百種類もあるので、どれを育てたらいいか迷ってしまう人もいると思うので、たくさんある品種の中から育てやすいミントをいくつか紹介します。

 

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ペパーミント

ガムやお菓子などの香りつけに使用されるペパーミントは、清涼感のあるメントールの香りが特徴です。自宅で栽培されることが多いペパーミントは、収穫し立てのミントを水に入れてミント水として飲むのもおすすめです。

 

 

スペアミント

ペパーミントにくらべて香りが柔らかいミントです。初心者でも簡単に育てられるミントですが、生育旺盛なので地植えするには注意が必要です。

 

 

アップルミント

葉の色は明るい緑色で、りんごのような甘いまろやかな香りが特徴です。肉料理や魚料理、ソースの香りづけなどにおすすめです。葉の表面が凸凹していて、料理の飾りつけにもよく用いられます。

 

 

パイナップルミント

その名のとおり、パイナップルのような香りのするミントです。葉の形が卵のようで、白っぽい班が入っているのが特徴です。アップルミントの交雑種であるパイナップルミントは、斑入りのアップルミントとも呼ばれ、魚料理やさわやかな香りのデザートとの相性が良いです。

 

 

ジンジャーミント

楕円形の形をした斑入りの葉が特徴の品種です。ミントの中でも草丈が高く、成長すると60cmくらいまで伸びることもあります。名前からも分かるように、ほのかにショウガを思わせる強めの香りのするミントです。

 

 

オーデコロンミント

ヨーロッパ原産のオーデコロンミントは、大きくなると60cmくらいまで伸びます。コロンのような柑橘系の香りのするミントで、別名、オレンジミントとも呼ばれます。薄紫のまるみのある花をつけるのが特徴で、香水の原料としても使用されています。

 

 

カーリーミント

葉の形がまるくカールしていて、濃い緑色をした品種です。スペアミントのような甘い香りをしています。繁殖力の強さが特徴で、地植えには向きません。

 

 

ミントを入手するには

ミントは、温度調整をしっかり行えば、種から育てることもできますが、市販の苗を購入して育てるのが一般的です。ミントは他の品種と交雑しやすい植物なので、苗を購入したら適切な場所に植えつけて、株間も20cm以上はあけると良いでしょう。育てているミントと同じミントをもう1株育てたいときは、その苗から種を採取する、あるいは挿し木や水挿しを使って増やすことも可能です。ミントの増やし方については後ほど詳しく紹介します。

 

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ミントの苗の選び方

ミントの苗を購入して植えつける場合は、苗のつけ根の部分を確認して、根がしっかりしているものを選びます。ぐらぐらと弱々しい苗や、黒っぽくなっている苗は避けたほうが良いでしょう。ミントの種類は、葉の形や色、香りなどを見ながら、好みのものを選んでみてくださいね。

ミントの植えつけ

ミントの苗の植えつけは、4月中旬から5月、9月から10月上旬にかけて行います。比較的どこでも元気に育つミントですが、直射日光を浴びると日焼けを起こしてしまうので、植えつけは真夏を除いた前後の時期に行うようにしてください。

鉢植え栽培と地植え栽培

ミントを育てようと思ったときに、鉢植え栽培と地植え栽培どちらにしようか悩みそうですが、生育旺盛なミントは鉢植えと地植え、どちらでも栽培できます。

 

ただし、ミントの品種によっては繁殖力が非常に強く、地植えに向いていないミントもあります。爆殖植物とも言われる繁殖力の強いミントを地植えすると、地下茎が広範囲にわたり繁殖して、ものすごいスピードで増えていくので注意してください。

地下茎が広範囲にわたり増えるミントは、地植えをして成長したあとに抜くのがとても大変になるので、鉢植え栽培にしたほうが管理しやすくておすすめです。

 

 

ミントを地植え栽培するか、鉢植え栽培するかで迷ったら、植えつけスペースの環境に合わせて栽培方法を選びましょう。

 

例えば、ミントの他に育てる植物がない場合や、植えつけスペースを広くとれる場所で育てられる場合は、地植え栽培でもOKです。また、雑草がよく生える庭でグランドカバーとして使いたいという場合も地植え栽培がおすすめです。

 

植えつけスペースが限られている、他にも育てている植物があるから共存させたい、管理しやすい方法が良い、という場合は鉢植え栽培をおすすめします。鉢植えで育てたミントをキッチンの近くに置いておけば、料理やハーブティーに使いたいときにすぐに収穫できて便利ですし、観賞用に鉢植え栽培をすれば空間をおしゃれに演出できます。

 

 

ミントの育て方に関して

初心者でも育てやすいハーブとされるミントの基本の育て方を押さえて、ぜひお家でミントを育ててみてください。

ミント栽培用の土

ミントを家庭で栽培する場合は、ハーブ用の土や、野菜用の用土など培養土を用意します。丈夫に育ちやすいミントは土質をあまり選びませんが、乾燥には強くないので、水はけがよい土は避けて、保水力に優れた土を選んであげましょう。おすすめは、

元肥としてマグァンプKが配合された培養土ハイポネックス培養土 鉢・プランター用です。

土を自作する場合は、粒が小さめの赤玉土5に対し、腐葉土3、それとバーミキュライト2を混ぜたものを用意してください。また、ミントを地植えするときは、庭の土に腐葉土と元肥を混ぜておきます。元肥には、肥料効果が2~3か月間持続するコーティング肥料『ネクスコート野菜・くだもの用』がおすすめです。

 

ミントの種まき

ミントは苗から育てたほうが簡単で初心者向きですが、育て方の基本を知れば、種からでも育てられる植物です。ミントの種が発芽しやすくなるように、種まきは気温が暖かく安定してくる4月中旬頃に行うとよいでしょう。

 

1.育苗ポットと土を用意する

2.土を入れた育苗ポットに種をまく

3.薄く土を被せておく

4.水を吹きかけて完了

 

ミントの種はとても小さいので、風で吹き飛ばされないように注意してください。種同士が重なり合わないように種をまき、上から土を軽く被せます。土で覆ったら湿る程度の水をかけて種まき完了です。発芽するまでは土が乾燥しないように水やりを続けます。種まきから10日から2週間ほどで発芽します。

 

 

苗の植えつけ

苗からミントを育てる場合は、以下の手順で苗を植えつけます。ミントの苗を植えつけるときは、他の品種と一緒に植えない、近くに他の植物を植えないように注意してください。

 

1.鉢植えやプランターを用意する

2.用土を入れる

3.元肥を混ぜ込む

4.苗を入れる

5.用土ですきまを埋める

6.活力液を希釈して水やりをして完了 

 

苗を手に入れたら、ミントが地下茎を張り巡らしやすいように、大きめの鉢植えやプランターを用意してください。土を入れる前に鉢植えの底穴をネットでふさいでおきます。ネットでふさいだら、その上に3㎝の厚さで軽石をおき、用土をいれます。用土をいれたら、元肥として『ネクスコート野菜・くだもの用』を土に混ぜ込みます。そして、ミントの苗を植穴に置いて、鉢植えと苗にすきまができないように用土を

をしっかり入れて植えつけます。苗を土に植えつけたら、最後に根張り、活着促進のため植物用活力液『リキダス』を1,000倍に希釈して水やりをして完了です。

 

鉢植えに植えつけた場合も、ミントは地下茎をどんどん広げていくので、広がりすぎる前に必要ない部分は抜いておきます。また、ミントの種子が飛び出て発芽する場合もあるので、数を抑えたいなら花を摘んで種子ができないように対策しましょう。

 

 

ミントの水やり

土質をあまり選ばない丈夫なミントですが、乾燥をやや苦手とするので、水もちのよい土を選び、土の表面が乾いたときはたっぷりも水をあげます。

乾燥したミントは、葉や茎が固くなりやすいです。真夏の暑い時期は朝に水やりをしても、夜になると乾燥してしまうので、土の表面が乾いているようなら朝と夕の2回にわけて水を与えます。寒さに強いミントは、冬になっても出来るだけ夏と同じくらいの湿度をキープして、霜がつかないように注意しながら水やりをしてあげてください。

庭に地植えしたミントは、苗を植えつけたあとに1度たっぷりの水やりをして、根付いてからは水やりの必要はありません。

 

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ミントの肥料

ミントは肥料がなくても枯れにくい繁殖力旺盛な植物ですが、肥料が全くない状態だと生育が遅れることがあります。様子を見ながら1,000倍に希釈した液体肥料『ハイポネックス原液』や置肥『プロミックいろいろな植物用』を与えましょう。

 

ミントの置き場所

鉢植えやプランターに植えつけたミントは、日当たりのよい場所でも、半日陰でも育ちますが、日の光をたくさん浴びたほうが香りの強いミントになります。暑さにも寒さにも強いミントですが、真夏の直射日光を浴びすぎると葉焼けを起こしたり、蒸れて枯れてしまったりすることがあるので、そのときは半日陰に移してあげましょう。

 

ミントの植え替え

耐寒性のあるミントは、冬場に葉が枯れてしまっても、土の中で根が生きていれば、春になって暖かくなってくるとまた元気に成長します。成長しやすいミントは、どんどん大きくなるので、鉢植えやプランターで栽培する場合は、毎年植え替えをする必要があります。

ミントの植え替えは3月から6月頃、もしくは9月から10月頃に今よりも大きな容器に植え替えます。植え替えをしないと根詰まりを起こしてしまうので、年に1回は必ず植え替えをしてあげましょう。

 

 

ミントの剪定

長く丈夫な株のミントを育てるために、ある程度成長したら定期的に剪定をします。ミントは花を咲かせるために多くのエネルギーを使うと香りが弱くなるので、剪定する場合は花を咲かせる前に茎を3分の1くらい切ります。

剪定に適した期間はとくに決まっていませんが、伸びすぎと感じたときは定期的に剪定するようにします。ミントが伸びすぎると通気性が悪くなり、病気になる可能性があるので、すっきりするように剪定して株が蒸れないようにしてあげましょう。

 

ミントの収穫

春から秋にかけて、ミントの新芽がどんどん出てきます。剪定してから少し経つと、分岐した部分から新しい芽が出てくるので、草丈が20cmから30cmくらいになったら収穫しましょう。

ミントを収穫するときは、葉の先から10cmから15cmのところを切ります。収穫してすぐ使わない茎は束ねた状態にして、半日陰の風通しのよいところに逆さ吊りにして保存してください。

 

 

ミントの増やし方

ミントを増やす方法として、挿し木と水耕栽培の手順を紹介します。

 

挿し木

ミントを土に挿して発根を促す方法です。

1.ミントの茎の先端10㎝くらいを切り取る

2.土にうまる部分の葉を取る

3.切り口をしばらく水に浸けておく

4.新しい土に穴をあけて茎を挿す

5.日陰において水やりを続ける

挿し木をしたミントは、新しい土に挿してから10日から2週間ほどで発根します。鉢植えやプランターでそのまま育てても良いですし、庭で育てる場合は根と本葉がしっかり育ってきたら植え替えます。

 

水耕栽培

ミントを水に浸けて発根を促す方法です。

1.ミントの茎を斜めに切る

2.水に浸かる部分の葉を取り除く

3.水を入れたコップにミントを挿す

4.水を毎日取りかえる

5.目が出たら土に植えつける

水に浸かる部分の葉を取り除いておくと、水が腐りにくくなります。水道水だけで発根させる場合は、毎日水を取り替えてあげましょう。また、水に茎を挿すときは、節の部分を2~3カ所ほど浸かるようにすると、水をしっかり吸って根が出やすくなります。水に浸けてから10日くらいで新しい芽が出てくるので、元気な根っこが付いたら土に植えつけます。

ミントの害虫

ミントは病害虫に強い植物ですが、まれにアブラムシなどの害虫に葉を食べられてしまうことがあります。害虫を見つけたときはすぐに捕殺して、葉っぱの状態を確認してください。捕殺できないときは、害虫がついている部分をバッサリ切って対処してください。

定期的に葉っぱの状態を確認しておくと安心です。

 

 

料理やお菓子、飲料、それに薬用として幅広く使えるミントは、繁殖力に優れることから家庭菜園初心者にも人気の植物です。1度植えるとどんどん成長して株が増えていくので、ミントの葉を収穫することを目的に育てる場合は鉢植えやプランターで栽培するのがおすすめです。

ひとくちにミントと言っても様々な品種があるので、好みの香りを見つけて気軽にミント栽培をはじめてみてくださいね。

 

 

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