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フジバカマを自宅で育て、趣深さを堪能しよう

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フジバカマは奥ゆかしい姿とほのかな香りが印象的な花です。野趣に富むたたずまいは、古代から日本の人々の心をひきつけてきました。フジバカマは繊細な花の姿とは裏腹に、丈夫で育てやすいのも魅力です。ここでは、フジバカマの基本情報や育て方、お手入れ方法などをご紹介します。

 

目次

1.古風な魅力を持つ奥ゆかしい花
 ・原産地

 ・香り
 ・アサギマダラとの関係
2.初心者でも簡単!フジバカマの育て方
 ・土づくり

 ・仕切り
 ・植えつけ
 ・水やり
 ・肥料
 ・切り戻し
3.次の年にも花を咲かせてみよう
 ・アブラムシ・うどんこ病対策

 ・冬越し
 ・植え替え
 ・株分け
4.おわりに

古風な魅力を持つ奥ゆかしい花

 

フジバカマは茎の先端に小さな花をたくさんつける多年草です。花の色は白やピンク、薄紫などです。開花は8月から9月ですが、10月ごろまで花が残ることもあります。花びらが筒状で袴に似ているため、フジバカマという名がついたといわれています。

 

原産地

フジバカマの原産地は日本を含む東アジアです。日本でも古くから育てられており、奈良時代に編纂された「万葉集」にも名前が登場しています。秋の七草のひとつであり、現代にいたるまで和歌や俳句の題材としても愛されてきました。現在は日本の環境が変化したこともあって数を減らし、自生しているフジバカマは絶滅危惧種となっています。

香り

フジバカマは、香りが良いことから「蘭草」や「香蘭」などの別名がつけられたといわれています。ただ、株がみずみずしい状態では、ほとんど香りがしません。フジバカマの香りを楽しみたいときは、葉や茎を乾燥させる必要があります。

乾燥させたフジバカマは、桜餅のような芳香を放ちます。花が終わった後、ドライフラワーやポプリなどをつくって香りを楽しむ方も多いようです。

 

アサギマダラとの関係

3-2

美しい浅葱色のはねが特徴のアサギマダラ。暖かい場所を求めて2000km以上の距離を旅する「渡り蝶」としても有名です。アサギマダラはフジバカマをはじめ、ヒヨドリバナやヨツバヒヨドリなど、特定の花の蜜を吸う習性があります。アサギマダラを鑑賞するために、あえてフジバカマを植えることも多いようです。

 

初心者でも簡単! フジバカマの育て方

 

フジバカマは耐暑性・耐寒性ともにすぐれる丈夫な花です。どなたでも育てやすいため、園芸初心者にもおすすめです。ここでは、フジバカマの育て方をご紹介します。

 

土づくり

フジバカマを元気に育てるには、水はけと水持ちの良い土づくりが大切です。土は小粒の赤玉土と腐葉土を6:4で混ぜたものか、元肥マグァンプKが配合されている『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』がおすすめです。

地植えの場合は、土に腐葉土を混ぜて耕しておきます。

 

仕切り

フジバカマは、根が横に向かって広がります。地植えの場合は地下茎が伸びすぎないように対処が必要です。そのままにしておくと、ほかの植物の根の生長を妨げてしまいます。フジバカマを囲むように板を埋めて、仕切りをつくっておくのがおすすめです。

 

植えつけ

フジバカマは、苗を購入して植えつけするのが簡単な方法です。植えつけ時期は2月~4月で、日当たりが良い場所を選んで植えつけしましょう。日陰だと花つきが悪くなるうえ、花びらの色もあせてしまいます。
植えつけの際は苗をポットから出し、根鉢を崩さないように気をつけて植えます。根が傷んでいないか確認しましょう。
地植えの場合は根鉢の約3倍の大きさの穴を掘って植えつけします。株間は大きく開けておきましょう。鉢植えはひとつの鉢に一株が目安です。一回り、もしくは二回り以上大きな鉢を用意しておきましょう。

 

水やり

フジバカマは土の乾燥を嫌います。鉢植えの場合、雨が降らない日は土の状態を確認して水やりしましょう。地植えの場合は、乾燥しにくい場所であれば頻繁に水やりする必要はありません。雨がしばらく降らないときや、花がしおれているときはたっぷり水を与えましょう。

 

肥料

植えの場合、土を耕す際に元肥として『マグァンプK中粒』を混ぜ込みましょう。

鉢植えの場合も植えつけ時に元肥を混ぜておきます。春から初夏にかけて、追肥として肥料期間が約3~4ヶ月持続する『ネクスコートいろいろな植物用』を与えましょう。花後には500倍に薄めた液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間に一度与えます。

 

切り戻し

フジバカマは順調に育つと、草丈が2mほどになります。草丈をもう少し抑えたい場合は、5月~6月ごろに切り戻しをしましょう。株の3分の1、もしくは2分の1程度の高さで切ると、開花時期には適度な草丈になります。

 

 

次の年にも花を咲かせてみよう

 

フジバカマは多年草のため、手入れをしっかりすれば次の年にも花を咲かせます。ここでは、フジバカマを長持ちさせたいときに役立つ手入れ方法をご紹介します。

 

アブラムシ・うどんこ病対策

フジバカマはアブラムシがつきやすい植物です。放置しておくとどんどん増えていき、せっかく育てたフジバカマも弱ってしまいます。専用の殺虫剤を使用して対策しましょう。アブラムシ退治には、肥料とアブラムシ退治が同時にできる『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。

うどんこ病は、葉がうどんの粉をまぶしたように白くなり、光合成ができなくなる病気です。うどんこ病になっている葉を見つけたら、すぐに切り取って専用の薬剤を散布しましょう。放っておくと被害が広がってしまいます。

アブラムシやうどんこ病には、殺虫殺菌に効果がある『ヒットゴール液剤AL』を散布しましょう。

 

冬越し

フジバカマは花が終わると、地上に出ている部分が枯れていきます。ただ、地中の根は生きており、春になると再び芽を出します。フジバカマを冬越しさせて、次のシーズンの準備をしましょう。

地上部分が茶色く枯れたら、株元から刈り取ります。土は乾燥ぎみにしておきましょう。完全に乾燥してしまわないよう水やりをします。

 

植え替え

鉢植えのフジバカマは、根詰まりを防ぐために年に1度は植え替えます。植え替えの際は土の中から芽が出る前の2月~3月までに行いましょう。

植え替えの際は、根を掘り出して伸びすぎた地下茎を半分の長さに切り落とします。鉢の土は新しいものに替えて、元肥を混ぜておきましょう。

株分け

地植えの場合、土の中で根が伸びすぎているようなら、株分けを行います。適期は鉢の植え替えと同様2月~3月です。根を掘り上げたら2つか3つに切り分け、再度植えつけしましょう。

 

おわりに

日本で古くから愛されてきたフジバカマは、園芸初心者にもおすすめの育てやすい植物です。水切れや根の生長、病害虫の予防などには気を配り、大切に育てていくと、次のシーズンにも花を咲かせてくれるはずです。ぜひお庭に植えて、季節の訪れを感じてみましょう。

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