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富田英明のすてきな寄せ植えづくりpart5
草丈の似た秋の草花でつくる

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日が経つごとに、涼しくなるのを感じています。虫や植物もすごしやすいのか、動きも活発化しているようにも思えます。さて、今回の「草丈の似た秋の草花でつくる」では、さらに秋っぽい花で寄せ植えをつくります。そしてポイントは、草丈の似たようなものを使って「一体感、立体感」「植わっていました感」を意識して出すことです。きれいなフォルムになるよう寄せていきます。

 

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今回使う花は、まずはマム、いわゆるキクです。最近の品種はとてもおしゃれで、寄せ植えにも最適です。トウガラシは夏のイメージがありますが、ハロウィンカラーやさし色に使うにはおすすめです。ナデシコはサマーラベンダーという品種で、ナデシコっぽくない花ですが寄せ植えにしやすい種類です。ケイトウは花が尖っていない品種です。最近は色や形もさまざまな品種が出回っていて、夏だけでなく秋にも使えるようになりました。ジュズサンゴは秋の寄せ植えの必需品です。ひとポットに複数本植わっているので重宝します。赤やピンク、白などがあります。その他は容器と培養土と肥料です。

 

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今回使用する容器です。このサイズですと最低4株植えられます。培養土を入れたら元肥としてマグァンプKなどを土の上に置きます。

 

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容器の形はオーバル(だ円)ですから、これも丸い容器の場合と同様、上から見てオーバルになるように配置します。そうするには、なるべく横向きに配置すると、きれいなオーバルになります。今回の配置は、上写真のようにします。もちろん花を配置は自由ですので、たとえばトウガラシを前にしてもかまいません。

 

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花苗を植えます、高すぎず低すぎずを意識して。目安は苗の一番下の葉っぱが器の縁に当たるくらいまで高めに植えます。

 

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植える株の根鉢の上半分を落とします。下半分はそのままでかまいません。ただし、根鉢の土を落としすぎると枯れてしまう種類もありますので注意しましょう。よくわからないときは写真のようにだけ落とし、なで肩にしましょう。

 

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最初は、マムを置きます。上から見て横幅が広い方を見つけ、横向きに置きますが、さらに枝の高い方と引く方も同時に見つけます。そして高い方を器の中心に向け横向きに配置します。次に内側に向いた葉っぱ(○印)は、取り除きます。

 

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余分な葉を取り除いてスッキリしました。これで、隣や前に配置する株へ葉が干渉しないようになり、、ゴワゴワ感をなくし、ふんわり感を出させます。

 

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 次にトウガラシを植えます。トウガラシも草丈が高い方を内側に向け、さらに横向きに配置します。

 

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いかがでしょうか、山なりのフォルムが出てきました。それぞれの株の葉っぱの位置を同じ高さにすることがポイントです。

 

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次に手前に苗を入れていきますが、後よりも草丈の低い苗を植える場合は、予め土を足しておきます。
さらに、この時点で真ん中にも土を足しておくとあとで足すより楽でしょう。

 

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ナデシコを植えていきます。その際、マムとトウガラシが後へ押されることが多いので、植えた後に押された花を前の位置に戻します。

 

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マムのお花を前に戻しました。それから、トウガラシの枝を前に出しました。常に新しく植えたら、以前に植えた花や葉、枝などは元に戻します。

 

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ケイトウを植えていきます。ケイトウは少し草丈あるので、斜めに傾けて植えるとよいでしょう。この時に注意することは、トウガラシとの間が空かないようにケイトウの根鉢をなるべく奥に配置することです。

 

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ジュズサンゴの株をバラします。株によってはバラせない場合もありますのでご注意ください。

 

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このバラしたジュズサンゴの役割は、寄せ植え全体を見て凹んでいたり、スカスカな空間に配置してきれいなフォルムを出すようにするためです。赤い印のジュズサンゴの葉は取りぞくと、蒸れにくくふんわり感も出ます。そして枝の向きは長い方を内側にして中心に赤い実が来るようにすると一体感が出ます。

 

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ジュズサンゴを植えたら、ケイトウやトウガラシ(以前に入れた苗)の枝、葉を元の位置に戻します。そうすることで、植わっていました感を出します。

 

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2本目のジュズサンゴは、手前に植えます。青丸の根鉢、赤と水色の枝、それぞれの色の場所に来るように配置し、ナデシコの凹んでいる部分を隠します。

 

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3本目のジュズサンゴは、水色の丸部分の葉っぱは取りぞいてから植えます。先に2本入れたジュズサンゴと被らないように枝を向けて配置します。

 

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すべて植えたら、全体的にバランスを整えて、低くなった苗はもう一度上に引っ張ったりして修正します。ここでは、ナデシコが低くなったので上に引っ張り、隣のケイトウの葉の高さを合わせました。

 

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最後に土を足します。ここで大事なポイントは葉を持ち上げすぎないことです。土を入れた後と前でフ ォルムが変わってしまうことがよくあります。葉をめくりすぎて苗全体が後ろに傾いてしまうからです。苗にはあまり触らず、そっと土を足していきます。

 

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いかがでしょうか、これからたくさん秋の花が店頭に並びます。寄せ植えにむいた種類や品種もたくさん出てきます。これまで使わないような花色や花形の株を、寄せ植えに使ってみてはいかがでしょうか。フォルムをきれいに出すよう寄せていくと、どんな花でも「植わっていました感」が出て、意外にきれいな寄せ植えになるものです。ぜひ、秋の寄せ植えをひと鉢つくってみてください。

 

 

 

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