母の日に贈るおすすめの花を紹介!贈るときの注意点も

母の日の贈り物として、日頃の感謝や想いを伝えるために花を贈る方もいることでしょう。お花の種類はたくさんあるため「お母さんにどんな花が喜ばれるか」「カーネーションのほかにもおすすめの花がある?」など悩む方も多いはずです。
今回は、母の日に贈るおすすめの花をそれぞれの花言葉もあわせて紹介します。贈るときの注意点にも触れているため、ぜひ参考にしてみてください。
第3話:お母さんもお花も、いつまでも元気でいてね🌸母の日🌼にハイポネックス【ハイポネックス園芸劇場🌱】
母の日に贈るおすすめの花は?
母の日に贈るおすすめの花を11種、紹介します。
カーネーション

母の日の花といえば、「カーネーション」を思い浮かべる方も多いことでしょう。カーネーションは、フリルのような花びらが何層にも重なったとても可愛らしい花です。
さらに花色のバリエーションも豊富にあり、1年を通して流通しているため花束やアレンジメントによく使われています。
【花言葉】
- 赤のカーネーション:「母への愛/熱烈な愛/愛を信じる」
- ピンクのカーネーション:「温かい心/感謝/気品/上品/美しい仕草」
- オレンジのカーネーション:「純粋な愛/清らかな慕情/あなたを愛します」
- 黄色のカーネーション:「美/友情」
- 緑のカーネーション:「癒し/純粋な愛情」
カーネーションは可愛らしい見た目だけでなく、「母への愛」という花言葉を持っていることから、母の日の王道のプレゼントとして選ばれています。
【母の日】大切な贈り物の【カーネーション】長~くもたせるには、どうすればいいの?【教えて服部さ~ん!】
ガーベラ

ガーベラはパッと開いたような花の形が明るい印象を与え、見る人を元気にしてくれる花です。誰もが一度は目にしたことのある有名な花であり、フラワーギフトとしても人気を誇っています。
【花言葉】
- ガーベラ全体:「希望/常に前進/前向き」
- ピンクのガーベラ:「思いやり/崇高美/感謝」
- 赤のガーベラ:「燃える神秘の愛/神秘」
- 黄色のガーベラ:「親しみ/究極の愛/究極の美」
ガーベラの花言葉は、希望や前進、前向きです。日頃から家事や育児、仕事を頑張っているお母さんへ贈る花にぴったりの花言葉です。
🌼014:ガーベラを使ったドーム型のお洒落な寄せ植え #簡単 #寄せ植え講座 #一体感の出る寄せ植え方法 #家で一緒にやってみよう
バラ

バラは誰もが知っている有名な花であり、男女問わず幅広い年代の人からも愛されています。バラは上品な印象を与えるため、フォーマルなシーンでの贈り物にも最適です。バラを母の日に贈るときっと特別な日を演出できるでしょう。
【花言葉】
- バラ全体:「愛/美」
- 赤のバラ:「情熱/愛情/美/あなたを愛しています」
- ピンクのバラ:「感謝/幸福/温かい心/しとやか」
- オレンジのバラ:「絆/健やか/信頼/愛嬌」
バラの花言葉は、愛や美です。赤いバラの花言葉は情熱的なメッセージばかりなので、普段言えない気持ちを伝えられます。
またピンクやオレンジのバラも、お母さんに贈る花に適した花言葉が含まれています。
☘243:【Q&A】ミニバラの育て方|きれいな花を沢山咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
ユリ

ユリは、大きな花が凛としており高貴な印象を与えます。お祝いやプレゼントのシーンで選ばれることも多く、上品さと豪華さを兼ね備えているため母の日の贈り物としてもおすすめです。
【花言葉】
- ユリ全体:「威厳/純潔/無垢」
- 白のユリ:「純粋・無垢」
- オレンジのユリ:「愉快/華麗」
- 黄色のユリ:「陽気」
ユリの花言葉に、威厳があります。可愛らしさというよりも美しさや上品さをイメージさせるお母さんに贈ってみてはいかがでしょうか。
またフォーマルなシーンでの贈り物によくあうため、レストランなどの食事の席で渡すという場合にもおすすめです。
☘128:ユリの育て方|きれいな花を咲かせるには?水やりや肥料など日々の管理もご紹介 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
蘭、コチョウラン

蘭は、お祝いシーンでの贈り物にとても人気のある花です。とくに開店や新築、昇進などのお祝いシーンに「胡蝶蘭」がよく選ばれています。
蝶が舞っているように見えることから名づけられたとおり、とても美しい花の姿が魅力です。
【花言葉】
- 蘭全体:「美しい淑女/優雅」
- 白の蘭:「清純/純粋」
- 紫の蘭:「幸せを運んでくる」
- ピンクの蘭:「あなたを愛しています」
蘭の花言葉は、美しい花の姿から連想されるものばかりです。また「幸せを運んでくる」という花言葉もあるため、お母さんにきっと喜んでもらえることでしょう。
🌸12:コチョウランの育て方 ミニコチョウランの冬の管理 #長く楽しむためのお手入れ術
あじさい

あじさいは5月ごろから梅雨シーズンにかけて咲く花で、小さな花がたくさん集まって球形にこんもりする様子と淡い色味が魅力です。あじさいを見ると季節の移ろいを感じる方も多いことでしょう。
あじさいは切り花だけでなく、鉢植えでのプレゼントも人気です。またドライフラワーにしてもおしゃれなので長く楽しめます。
【花言葉】
- あじさい全体:「家族団らん/家族の結びつき/元気な女性」
- 青や紫のあじさい:「辛抱強い愛情/知的/神秘的」
- ピンクのあじさい:「元気な女性」
- 白のあじさい:「寛容」
あじさいには「家族団らん」や「元気な女性」などの花言葉があることから、母の日の贈り物としてすすめる店舗も増えてきているようです。
小さな花が密集しているあじさいの様子から、家族にちなんだ花言葉がつけられました。
母の日にもらった大切な【アジサイ】長~く育てていくには、どうすればいいの?【アジサイ】のお話をします♪【教えて服部さ~ん!】
クレマチス

クレマチスにはたくさんの品種があり、八重咲やベル型などの花の咲き方や、花色のバリエーションが豊かです。
つる性の植物で生命力にあふれており、美しさと高貴な雰囲気も兼ね備えているため、バラと同様にイングリッシュガーデニングには欠かせない花です。
5月が開花時期であるため、花の管理が好きなお母さんに鉢花をプレゼントしてもよいかもしれません。
【花言葉】
- クレマチス全体:「精神の美/旅人の喜び/策略」
クレマチスの花言葉である「精神美」は、つるが細いにもかかわらず大きくきれいな花を咲かせることからついたとされています。花が好きなお母さんにも、花の様子を楽しんでもらえそうです。
☘53:クレマチスの育て方|上手に花を咲かせるには?植えつけの注意や、水やり、肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
ブルースター

ブルースターはその名のとおり、星形をした青い花を咲かせます。青い花を咲かせる品種はそれほど多くないため、花束やアレンジメントの貴重な存在として扱われています。
ブルーが好きなお母さんに贈ると、色鮮やかさに驚いてくれること間違いなしです。
【花言葉】
- ブルースター全体:「信じあう心/幸福な愛/望郷」
ブルースターの花言葉は、欧米の風習である、花嫁が青い物を身につけると幸福になれるという言い伝えの「サムシングブルー」に由来しています。
結婚式のブーケや結婚記念日に人気の花ですが、どれも素敵なメッセージばかりのため母の日に贈ってもきっと喜ばれるでしょう。
☘:217【Q&A】ブルースターの育て方|きれいな花を沢山咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介|【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
ダリア

ダリアは、迫力のある力強い花の様子がとても印象的です。エレガントで華やかな雰囲気もあり、見ているだけで楽しませてくれます。
ダリアの開花期は5〜10月ごろと、比較的長く開花します。母の日を過ぎてもしばらく花を鑑賞できるため、切り花ではなく鉢花で贈るのにも適しています。
【花言葉】
- ダリア全体:「優雅/気品/華麗/威厳」
- 白のダリア:「豊かな愛情/感謝」
- 赤のダリア:「栄華/華麗」
- 黄色のダリア:「優美」
ダリアの花言葉は、女性に喜んでもらえそうなメッセージばかりです。オシャレが好きなお母さんに贈る場合や、いつもの花とは違った雰囲気の花を贈りたい場合にもおすすめです。
☘46:ダリアの育て方|球根の植えつけ方、肥料の与え方、冬越しの方法などご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
かすみ草

かすみ草は、細かく枝分かれし小さな花をたくさんつける、柔らかい雰囲気の花です。
花束やアレンジメントなどでほかの花と組み合わせてよく使われますが、最近ではかすみ草だけの花束やドライフラワーも人気です。
【花言葉】
- カスミソウ全体・白いかすみ草:「清らかな心/感謝/幸福/無邪気/親切」
- ピンクのかすみ草:「切なる願い/感激」
- 青や水色のかすみ草:「清い心」
かすみ草の花言葉には、感謝や幸福など母の日にぴったりなものがあります。人気が高まっていることもあり、トレンドに敏感なお母さんやドライフラワーを飾っているお母さんにもおすすめです。
☘183:カスミソウの育て方|長く次々と咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
ひまわり

ひまわりは、黄色やオレンジのビタミンカラーの大きな花が元気をくれる花です。夏をイメージさせますが通年出回っており、さまざまなシーンでの贈り物として選ばれています。
花束やアレンジメントにひまわりを加えると、明るい雰囲気を演出できます。
【花言葉】
- ひまわり全体:「あなただけを見つめる/憧れ」
- 黄色のひまわり:「願望」
- オレンジのひまわり:「未来を見つめて」
ひまわりの花言葉はどれもポジティブなものばかりです。太陽のように明るいお母さんに贈ってみてはいかがでしょうか。
🌸04:ヒマワリの育て方 長く楽しむための栽培法
母の日に贈る花はどのようなスタイルがいい?
母の日に花を贈ると、とても素敵な記念になります。しかし花を贈るにも、花束やフラワーアレンジメントなどさまざまなスタイルがあります。
ここでは花を贈るための5つのスタイルについて、それぞれの特徴やおすすめするお母さんのタイプなどを紹介します。
花束
花束は、お花を自分で飾ったり生けたりするのが好きなお母さんにおすすめのスタイルです。
花束を受け取ったあとはそのまま大きな花瓶に生けることも、花を分けたり長さを変えたり、ドライフラワーにして長期間楽しむなど、アレンジできる幅が広いのが魅力です。
また、花束(切り花)は管理方法で、より長く楽しむことができます。花瓶の水は2~3日に1回程度、清潔な水に交換することが重要です。
さらに、切花鮮度保持剤『水あげ名人』 を使用することで、雑菌の繁殖を抑え、水替えの頻度を減らすことが可能です。
お母さんの好みの花を選んで、花束(切り花)を長く楽しめる管理方法もいっしょに伝えれば、さらに喜ばれることでしょう。
お花が好きなお母さんには、ぜひ花束で贈ってみましょう。
【園芸の基本】切花を長持ちさせる裏技!?良い切花の見分け方とは!?【カーネーション】【切り花】【ガーデニング】
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは「花瓶をもっていない」、「お花の管理が苦手」、「仕事や家事で忙しい」というお母さんに花を贈る最適なスタイルです。
フラワーアレンジメントは、容器に水を吸わせたスポンジを入れて、そのスポンジに花を挿して生けたものです。容器と花がセットになっているため、受け取ったあとはそのまま飾って水を与えるだけで楽しめる点が魅力です。
容器選びにもこだわると、お花の観賞が終わったあとでも再利用してもらえるかもしれもしれません。
鉢植え
鉢植えは、ガーデニングや植物の管理が好きなお母さんに花を贈るおすすめのスタイルです。鉢植えは生花と異なり根がついているため、肥料をしっかりあたえる(追肥する)ことで、株が生育し母の日以降も長く楽しんでもらえます。
鉢花の管理には、置くだけで約2ヵ月間肥料効果が持続する緩効性肥料『プロミック いろいろな植物用』を追肥するか、速効性の液体肥料『ハイポネックス原液』を500倍に希釈して、1週間~10日に1回の頻度で与えるのがおすすめです。
また複数の花を同じ鉢に植える、寄せ植えもおすすめです。お母さんの好きな花を集めたり、母の日に最適な花を一緒に組み合わせたりしてみてはいかがでしょうか。
この"ゴージャスな寄せ植え" 実は..とっても簡単なんです! 寄せ植え実演【教えて服部さ~ん!】
ドライフラワー
ドライフラワーは、ナチュラルなインテリアが好きなお母さんにおすすめのスタイルです。
ドライフラワーとは、生花を乾燥させて水分を抜いたものです。生花の華々しいカラフルなカラーとは対照的に、ナチュラルなカラーが特徴で落ち着いた風合いが楽しめます。おしゃれな雰囲気もあり、手軽に取り入れやすいためインテリアとしても人気があります。
ドライフラワーは、花を束ねて壁にかけるスワッグのほか、フレームやボトルに入れるなどさまざまな飾り方があるため、お母さんの好みにあわせて選ぶとよいでしょう。
ただしドライフラワーのことを「枯れた花」とイメージする方もいるため、好みやインテリアなどを把握しておくと安心です。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、色鮮やかな花やインテリアが好きなお母さんにぴったりのスタイルです。
プリザーブドフラワーとは、生花に特殊な加工を施して作られた「枯れない花」です。
生花の美しさを長期間保つことができ、ドライフラワーよりも管理が簡単なことが魅力です。色鮮やかなため観賞も楽しめ、長く保存できることからインテリアとして飾っておくことも可能です。
ガラス容器に入っていることがほとんどで、花が汚れる心配がなくお手入れもとても簡単です。
母の日に避けた方がよい花
母の日に贈るのを避けたほうがよい花もあるため、あらかじめ知っておくとよいでしょう。
白一色の花束
白い花は可憐で爽やかな印象を与えてくれますが、「死者に贈る花」とされています。花束のさまざまな色の一色として使われるのは問題ありませんが、白一色の花束は避けたほうが無難です。
また母の日の定番であるカーネーションにも白色がありますが、「亡き母を偲ぶ」という花言葉があります。母の日に白一色の花束や、白いカーネーションは避けましょう。
仏花をイメージさせる花
仏花をイメージさせる花として、菊の花を連想する方は多いです。白や黄色の菊は、お葬式やお墓などにお供えする花によく使われているため、母の日に受け取ってもあまり快く思わない方もいます。
近年では同じ菊の仲間でも、ピンク系やオレンジ系のカラフルで丸い「ポンポンマム」が流通しており、こちらの場合であれば気にしない方が多いかもしれません。
母の日に花を贈るときの注意点
母の日に花を贈る場合、お母さんに喜んで受け取ってもらうためにも、以下の点に注意しましょう。
好みや趣味にあうスタイルの花を贈る
花を贈る方法は花束やフラワーアレンジメントなどのいくつかのスタイルがあります。それぞれのメリットデメリットを把握して、お母さんの好みや趣味にあうスタイルの花を贈る必要があります。
たとえば鉢植えの場合、翌年も開花を楽しめるというメリットがある一方で、母の日にもらったのに枯らしてはいけないと負担に感じさせてしまう可能性もあります。
また、鉢植えよりも簡単な花束ですが、花瓶を持っていないケースもあり得ます。
お母さんのことをよく考えて、最適なスタイルで花を贈りましょう。
色によって花言葉が異なる場合がある
上述したように、同じ品種の花でも色によって花言葉が異なる場合があります。「どんな花があうか」「好きな花を贈ろう」とせっかく選んでも、色によっては母の日に相応しくないものを選んでしまうかもしれません。
花を贈る側がしっかりと把握していないと、花に詳しいお母さんが残念に感じてしまう可能性もあります。ネガティブな内容ではなく、ポジティブな花言葉のものを選ぶとよいでしょう。
母の日に贈る花はどこで買うのがおすすめ?
母の日の花を購入する方法は、生花店を訪問するかネットショップで依頼するかの大きく2つの方法があります。
店舗で花を買う場合、店員さんにお母さんが好きな花や完成系のイメージ、予算などを伝えると、花束であれば20分ほどで作ってもらえます。店舗では店員さんに相談しながら、花を直接見て選べることがメリットです。
一方で、欲しかった花が入荷していないというケースもあり、当日店舗にある花で作る必要があるためイメージと異なるといった可能性も考えられます。
ネットショップの場合は、完成形のイメージが掲載されており、その中から好みの花や色、予算などを考えながら選択します。いつでも好きなタイミングで注文でき、直接会って花を渡せない場合にも配送してくれるため便利です。
ただし実店舗と比べると値段は高い傾向にあり、運送中の花の管理や梱包にも手間がかかるため配送料も高くなる点には注意が必要です。
店舗もネットショップもそれぞれのメリットデメリットがあるため、自身の状況にあわせて選択してください。
母の日に贈る花の費用相場
母の日に贈る花の費用は、4,000円ほどが相場です。3,000円〜4,000円台の価格帯であれば、母の日におすすめのカーネーションやガーベラを入れて可愛らしいフラワーアレンジメントや花束などを作れます。
5,000円〜6,000円台の価格帯の場合、大きめの花束にしたり立派な鉢植えにしたりとさらに選択肢が広がります。
ただし、大切なのはプレゼントや金額ではなく、お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝えることです。費用は目安にとどめておき、心のこもった素敵な花を贈るときっとお母さんにも喜んでもらえるでしょう。
まとめ
母の日に贈る花は決まりましたか?カーネーションを贈ったことのある方は、今年は別の花を選んでみてもよいでしょう。
花束や鉢花、ドライフラワーなど、贈り方にも違いがあるため、お母さんの趣味や好み、タイプを考えてぴったりの花を贈りましょう。
#母の日の花 #切り花 #特集