そらベジ🥝ガーデンハックさん。 身の回りのものですぐできる！だから、植えたい時が植え時です 【前編】おばあちゃん子の幼少期～キウイ農家で学んだ大学時代

元気いっぱいのそらベジさん！初心者さんでも「これならできそう♪」とワクワクしてもらえるような内容が盛りだくさん。

特に、これまで植物を育てたことがなかった主婦の方々からも人気を集めています。

幼少期に住んでいた家の庭では、おばあちゃんがペチュニア、スイカ、かぼちゃ…など、よく目にする植物を育てていました。その様子を見て一緒に植物をさわったのがスタートです。本当におばあちゃん子でした。

初めて育てた植物はビワですね。本格的に取り組んだのは、中学校の理科の授業で玉ねぎの根っこを切って細胞を観察する課題からです。

根っこが出るなら、もしかしたら収穫までできるのでは？と思い、再生栽培に挑戦してみることに。

実験で使った玉ねぎを先生にお願いして持ち帰り、プランターに植えて育てたところ……見事に収穫することができました！

その後、農業大学へ進学。大学2年生のとき、語学力を活かしてニュージーランドへワーキングホリデーに行き、1年間、キウイフルーツ農場で働いていました。

冬は剪定作業、夏は受粉やピッキングなどの現場仕事に加えて、工場ではパッキング作業にも携わりました。

本当は「ゼスプリの農場で働きたい！」と思っていたのですが、応募の締め切りに間に合わず、泣く泣く断念…。

「そらベジ🥝ガーデンハック」のアイコンには、農場で働くくらいキウイが好きでイラストを入れているんです

英語は日常会話はもちろん、お仕事でも使えるくらいに話せます。

ある日ふと、海外の植物系動画を見てびっくり！

海外の動画はマッチョな消防士だったり、さまざまな人たちが楽しそうに野菜や植物を紹介していて、植物×〇〇の組み合わせの多様性に驚きました。

今まで、日本の植物系動画ではあまり見たことがなかったので、こういった要素をいっぱい取り入れた動画をつくりたくて、海外の園芸インフルエンサーたちからたくさんのインスピレーションをもらいながら制作を始めました。

動画を作るときは、どんな方がどんな状況で見てくれているのか、それをできるだけ具体的に想像するようにしています。

特に意識しているのは、主婦の方々。たとえば夕方6時ごろ、子どもの送り迎えの合間にふとスマホで動画を見る…
そんなシーンを想定して、短くてもわかりやすく、サクッと楽しめる内容にしたいと考えています。

座っているのか、寝転んでいるのか、車の中なのか、視聴スタイルによって見え方は変わるので、それぞれのシーンに寄り添える動画づくりを心がけています。

また、視聴者が途中で飽きないように、少し違った演出を取り入れるのも工夫のひとつ。

たとえば、効果音を多めに使ったり、テンポを変えたりして、若い視聴者の方にも楽しんでもらえるようにしています。

動画を編集して、さらにサムネイルの作成やテロップの追加なども含めると、編集にかかる時間は大体3～4時間程度です。

本当にその通りです！
日に日に、自分の植物モードが上がっているのを実感しています。

これも海外のタイムラプス動画がきっかけでした。

マンゴーなどの種を植えて、数100日もの時間をかけて大きな木に育っていく様子を見て、「こんな風に成長するんだ！」と感動して、自分でもやってみたくなったんです。

そこから「もっと知りたい」「もっと深く育ててみたい」という気持ちが強くなって、どんどん植物の世界にのめり込んでいきました。

農業大学で学んだことも、自分にとってはすごく大きかったです！

特に、一つのことをじっくり深く追いかけていく力は、大学での学びの中で培われたものだと感じています。

迷うことなく、『ハイポネックス原液』一択です！おばあちゃんもずっと使っていて、家にはハイポネックス原液のボトルが常にありました。

『ハイポネックス原液』と『マグァンプK』、このふたつが家にあった肥料の代表でした。

特におすすめなのが、『ハイポネックス原液』の中でも、手軽に試せる小容量の160ml。植物にしっかりと栄養を与え、健やかに育てるために最適です。これで育てた植物は、ぐんぐん元気に成長していきますよ！

植物のポテンシャルを引き出すことを大切にしていて、季節やタイミング、量、その他の環境要因（光・風・水・温度・湿度など）について、できる限りデータ取って記録を残すようにしています。

感覚も大切にしていて、「あ、今、調子がいいな」と感じたときの空気や状態も大切にしていて、そういう感覚もきちんと覚えておくようにしています。

それをもとに、どうすれば最短でぐんと育てられるか、研究しています。

以前は、2m×3mの室内にグロウハウスを設置して、水耕栽培にも挑戦していました。温度や光の数値を細かく管理しながら、『微粉ハイポネックス』を使って、より効率的な育て方を探っていました。

そのときの研究内容はまだ公開していないのですが、いずれYouTubeでもご紹介できたらと思っています。

活動を通じて、園芸が本当に奥深いジャンルであることを実感しました。多肉植物や塊根植物、野菜、観葉植物…それぞれに個性があり、魅力があり、まだまだ知らないことばかり。

探れば探るほど、新しい発見があります。また、植物に興味を持ち、学びたいという方々が日本にはたくさんいることを知り、その存在に気づけたこと自体が、私にとって大きな学びになりました。

最も喜びを感じたのは、自身の活動がきっかけで、今まで植物に触れていなかった方々が植物栽培にチャレンジして、「家族全員が植物を通じて豊かになった！」というコメントをたくさんいただいたことです。

園芸が人生をより楽しく、豊かにする趣味の一つであることを実感し、その一助になれていることが一番の喜びです。

Evangelist　第3回目そらベジ🥝ガーデンハックさん。

身の回りのものですぐできる！だから、植えたい時が植え時です
【後編】これからのそらベジ🥝ガーデンハックはどうなる!?に続きます！