メニュー

【カモミールの育て方】初心者でも安心!香り豊かな品種と栽培方法を紹介

【カモミールの育て方】初心者でも安心!香り豊かな品種と栽培方法を紹介

カモミールは、リンゴのような甘い香りが特徴で、古くから人々が親しんできたハーブです。

栽培も比較的簡単であり、ガーデニング初心者の方が取り組みやすい植物といえます。

本記事では、カモミールの特徴や魅力、家庭栽培のポイントをご紹介します。

  • ジャーマンカモミール

    ジャーマンカモミール
    学名 Matricaria recutita
    科名 キク科
    別名 カミツレ、カモマイル
    原産地 ヨーロッパ
    分類 一年草
    耐寒性 中
    耐暑性 やや弱

    栽培カレンダー

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    開花・収穫時期
    種まき・植えつけ・植えかえ
    施肥

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘182:カモミールの育て方|カモミールの育て方|収穫方法や上手に育てるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

カモミールの育て方|基礎知識と特徴

初めに、カモミールの特徴をおさらいしていきましょう。

カモミールとは

カモミールは、キク科に属するハーブの総称で、大きく分けてジャーマンカモミール(一年草)とローマンカモミール(多年草)があります。

ジャーマンカモミールはとりわけドイツでは薬草としての歴史が深く、民間療法などに活用されてきました。

一方、ローマンカモミールは長期間楽しめる多年草で、ヨーロッパでは庭園などでも栽培されています。

両種とも、白い花びらに黄色い中心を持つデイジーのような花を咲かせます。

原産地と気候

ジャーマンカモミールは、ヨーロッパから中央アジアにかけた地域が原産地です。日本には江戸時代に導入され、今では各地で栽培されています。

一方、ローマンカモミールの原産地は西ヨーロッパを中心とした地域とされており、温暖で乾燥した気候を好む傾向があります。

カモミールの香り

カモミールの大きな魅力の一つが、その甘く爽やかな香りです。

中でもジャーマンカモミールは「青リンゴのような香り」とも表現され、花だけでなく、茎・葉からも芳香が漂います。

この香りは、カマズレンやビサボロールといった精油成分によって生み出されており、花を指先で軽くこすることでより強く感じられます。

ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールよりもさらに甘みの強い香りがあり、その特性からハーブティーなどで楽しまれています。

リラクゼーション効果と利用法

カモミールはリラックス効果が高いハーブとして知られ、現代ではハーブティーやアロマの分野で広く活用されています。

ハーブティーとして利用する場合は、乾燥させた花をお湯で抽出することで、神経を穏やかに落ち着かせる作用があるとされています。

自家栽培したカモミールから入れるお茶は、市販品にはない自然な風味が感じられるでしょう。

また、カモミールは美容品にも活用されています。例えば、ジャーマンカモミールエキスは、スキンケア分野でも注目されており、肌の衰えを引き起こす原因の一つである「糖化」を抑える効果があるとされています。

カモミールの基本の育て方

初心者でも簡単!ジャーマンカモミールの育て方

次に、カモミールにおける基本的な育て方やポイントを見ていきましょう。

カモミールが好む栽培環境

カモミールは、日当たりと水はけのよい場所を好みます。

特に、水もちがよく軟らかい土壌でよく育つため、庭植えの場合は腐葉土や堆肥をしっかりすき込み、土づくりを行ってから植えつけると安心です。

ジャーマンカモミールは耐寒性に優れ、丈夫な性質を持つため、こぼれ種で自然に増えていく特徴があります。

一方、ローマンカモミールは夏の高温多湿に弱いため、プランターで育てる際は、夏場は午後の日差しを避けられる場所に移動させましょう。

水やり

土の表面が乾いたタイミングで水やりを行うのが基本です。夏場に育てる場合、朝の涼しい時間帯か夕方以降の気温が下がってから水やりを行いましょう。日中の水やりは鉢内が蒸れる原因となるため避けます。

発芽直後の幼苗期は、適切な水分管理が重要です。水切れに注意が必要ですが、与えすぎにも気をつけましょう。

庭植えの場合は、基本的に自然の雨で育ちますが、長雨がない日が続いたときは補助的な水やりが必要です。

プランターでは、表土が乾いたら鉢底から流れ出るまでしっかりと与えるようにします。

土づくり

カモミールに適した土は、水はけと水もちのバランスがとれた、肥沃で軟らかい土壌です。

庭植えでは、植えつけ前に腐葉土や堆肥をよくすき込み、栄養豊富な環境を整えましょう。

プランターにおいては、赤玉土7に対して腐葉土や堆肥を3混ぜた配合が理想的です。

草花用培養土に赤玉土を加えると、通気性が改善され、根腐れしにくくなります。

肥料

秋まきで育てる場合、3月ごろにリン酸の多い肥料を施すと、花つきがよくなります。

元肥として堆肥と緩効性肥料がひとつになった『土を豊かにする肥料』を施しましょう。混ぜ込んでおけば、基本的な栄養は十分に補えるでしょう。

窒素分が多すぎるとアブラムシが発生しやすくなる上、株がひ弱に育って耐寒性も下がってしまいます。

肥料は控えめを基本に、バランスを見ながら施すことが大切です。

害虫

カモミールはアブラムシが発生しやすいハーブです。特に花やつぼみの周辺に集中して発生し、白い花が茶色く見えるほど大量につくことがあります。

早期発見と適切な対策を行ってあげることで、健全な株を維持しましょう。

カモミールの育て方|主な収穫方法

女性に大人気!手軽で簡単「ジャーマンカモミール」を育てよう。

収穫は、3~5月ごろが目安です。

「花びらが下に反ってきた」「花の中央の黄色い部分が盛り上がってきた」などの傾向が見えてきたら、収穫時期が近づいている証拠です。

理想的な収穫のタイミングは、晴れた日の午前中です。ジャーマンカモミールの香りが飛びにくくなる、といわれています。

収穫したら、風通しがよく、直射日光の当たらないところで、約1週間陰干ししましょう。キッチンペーパーを敷いたザルなどの上に並べてください。

小さくなって乾いてきたら、乾燥剤と一緒に容器や袋に入れて保存しましょう。

後は、ハーブティーにしたり、入浴剤代わりにしたり、お好きに楽しんでください。

カモミールの育て方|よくある質問

ここでは、多年草と一年草の違いや、カモミールを家庭で育てる際のポイント、花が咲かないときの原因・対処法について解説します。

カモミールの多年草と一年草の違いは?

一年草のジャーマンカモミールは、花が咲いた後は枯れますが、こぼれ種で翌年も自然に芽が出ることがあります。

ローマンカモミールは多年草で、冬を越して翌年も育つのが大きな違いです。

どのくらいの量が育つの?

ジャーマンカモミールは1株からたくさんの花が咲きます。プランター栽培では適切な株間を保って植えつけることで、家庭用として十分な収穫が得られるでしょう。

一方、ローマンカモミールは5~6月に咲き、多年草のため年々株が充実して収穫量が増えていきます。

おわりに

カモミールは管理の手間がかかりにくく、園芸を始めたばかりの方におすすめのハーブです。

日当たりと水はけのよい環境を整えて、適切な水やりと肥料管理を心がけてあげれば、美しい花と香りを長期間楽しめるでしょう。

自家栽培したカモミールから入れるハーブティーは、市販品にはない自然な風味と香りが感じられます。そんなカモミールを、ぜひご家庭で育ててみてください。

🌸間室みどりさんの植物のお手入れ術!

🌸16:ハーブの育て方 キッチンハーブの植えつけ

公開:2017年4月24日
更新:2025年6月26日

#ジャーマンカモミール #ハーブの育て方 #特集

この記事に関連する商品について

土を豊かにする肥料

堆肥と肥料成分がひとつに!

この記事が気に入ったらシェアしよう!

【カモミールの育て方】初心者でも安心!香り豊かな品種と栽培方法を紹介

【カモミールの育て方】初心者でも安心!香り豊かな品種と栽培方法を紹介

Official SNS

  • アイコン:LINE
  • アイコン:TikTok
  • アイコン:Instagram
  • アイコン:Twitter
  • アイコン:Facebook
  • アイコン:Pinterest
  • アイコン:YouTube

Instagram