Labyrinth バラの迷宮 pickup219『シムサラビン!』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作型 | 独コルデス |
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花色 | 赤と白の絞り |
花径 | 中輪 |
花型 | 一重咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | 微香 |
樹形 | 高さ1.2mの木立性・横張り性 |
赤と白の絞り。絞りは花によって不規則に入り、季節によっても変わる。
花弁数5枚の一重咲き中輪。四季咲き。微香。
樹は横張り性で高さ1.2m。葉は濃緑の照り葉で、耐病性がとても高い。
花名は『千夜一夜物語』の「アリババと40人の盗賊」の呪文「開けごま!」から。
2023年発表、同年ADR認証。各種国際コンクールで受賞。2025年日本発表。
本来は、コルデス社の昆虫に優しい「ネクターガーデン」シリーズのシュラブ系ランドスケープ品種だが、個性的な花と株で家庭でも楽しめる。

一重咲きの絞り品種。絞りは不規則に入る(写真:京成バラ園芸)

ぴかぴか光る照り葉は個性的な花と合うだけでなく、とても耐病性が高い
著者紹介
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#シムサラビン #バラの育て方 #特集
玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。