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【暑さに強い花6選】おすすめの植物と夏のガーデニングを成功させるポイント

【暑さに強い花6選】おすすめの植物と夏のガーデニングを成功させるポイント

ニチニチソウ、ペチュニア、マリーゴールド、サルビア、トレニア、ジニアは、いずれも暑さに負けずに元気に育ち、ガーデニング初心者にも人気の高い花です。

一年草・多年草の違いや、花ごとの特徴を押さえて選ぶことで、夏の花壇づくりがぐんと楽になります。

そこで今回は、2025年の夏に育てたい「暑さに強い花6選」をご紹介します。真夏の庭を彩る花選びに、ぜひお役立てください。

暑さに強い花選びのポイント

夏の厳しい環境でも元気に育つ花には、照りつける日差しに負けない丈夫さと、長く咲き続ける力があります。

さらに、高い湿度にも耐えられる性質を持っていることが大切です。こうした特性を備えた植物を選ぶことが、夏の花壇を美しく保つための第一歩といえるでしょう。

失敗しない花選びのポイント

花選びで失敗しないためには、植物の原産地や性質を事前に調べておくことが大切です。

開花期間の長さや管理のしやすさにも注目し、手入れが簡単な種類を選べば、ガーデニング初心者でも無理なく花を楽しめます。

夏のガーデニングで大切なこと

夏は植物にとって過酷な季節であると同時に、管理する私たちにとっても負担が大きくなる時期です。

植物のケアとあわせて、自分自身の体調にも気を配りながら作業をおこないましょう。

また、アブラムシなどの害虫は高温多湿の時期に発生しやすく、うどんこ病などの病気は気温・湿度の条件によって発生パターンが異なります。

日々の様子をよく観察し、早めに対策をとることで、植物の健康を保てるでしょう。

暑さに強い花1:ニチニチソウ

ニチニチソウは、真夏の厳しい暑さにも負けない「暑さに強い花」の代表格です。

5月~11月という長期間、美しい花を咲かせ続けてくれるため、夏の花壇には欠かせない存在といえます。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘87:ニチニチソウの育て方|立ち枯れ病の対策は?水やりや肥料の与え方、日々の管理方法もご紹介

ニチニチソウの好む栽培環境

たっぷりの日照と、風通しのいい環境を確保してあげることがポイントです。

ただし、7月~8月にかけては、強すぎる西日を避けられる場所へ移動してあげることをおすすめします。

土づくり

ニチニチソウ自体は土質を選ばないものの、水はけのいい土壌を好む傾向があります。

鉢植えなら赤玉土、鹿沼土、腐葉土などを使った、水はけのよい培養土を用意してあげるといいでしょう。

植えつけ

株間を十分に取り、根鉢の表面が軽く見える程度の浅植えにしてあげましょう。

深く植えすぎると株元が過湿状態になりやすく、病気の原因となるため注意が必要です。

肥料

植えつけ時は、緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に適量混ぜ込んでおきます。

根が傷みやすい性質があるため、肥料は一度に多く与えず、薄めに施すことが大切です。チッ素・リン酸・カリがバランスよく配合されたものを選びましょう。

鉢植えの場合は、薄めの液体肥料『ハイポネックス原液』と緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を組み合わせて与えると、より効果的です。

水やり

鉢植えの場合は、用土の表面が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えましょう。

乾燥には強い反面、水の与えすぎによって根腐れを起こしやすいため、過湿にならないよう注意が必要です。

花がら摘み

咲き終わった花は自然に落ちますが、株の上に散乱してしまうため、こまめに取り除いてあげましょう。

株元が蒸れると病気の原因になることがあるため、特に梅雨や秋雨の時期には、頻繁におこない、次々と新しい花が咲かせましょう。

暑さに強い花2:ペチュニア

ペチュニアは、夏の厳しい暑さにも負けず、長い期間にわたって色とりどりの花を咲かせる植物です。

環境をきちんと整えてあげれば、ガーデニング初心者でも育てやすい品種といえます。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘56:ペチュニアの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介

ペチュニアの好む栽培環境

日当たりのいい場所を好み、十分な光を受けることで花つきがよくなります。

風通しのいい環境を作ってあげることで、病気の発生を効果的に防げるでしょう。

土づくり

水はけがよく、通気性に優れた土壌を好みます。弱酸性の土を好むため石灰などの施用は必要ありません。

植えつけ

霜の心配がなくなる春が適期です。ポットの底まで根がまわったら植えつけのタイミングです。

株間を20㎝~30cm程度空けてあげることで、十分な生長スペースを作ることができます。

肥料

長期間花を咲かせるため、定期的な肥料の供給が欠かせません。

植えつけ時に元肥として『マグァンプK中粒』を施し、生育期間中は2週間に1回程度液体肥料『ハイポネックス原液』を与えるなど、定期的に追肥をおこなってください。

水やり

土の表面が乾いたタイミングで、水やりするのが基本です。

特に夏場は朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えるのが基本です。夕方に水やりをする場合は、葉に水がかからないよう株元から与えてください。

切り戻し

梅雨明け頃や株が疲れてきた時期に切り戻しをおこないます。

株の状態に応じて先端から3cmほど、または株の形を整える程度に切り戻しましょう。

暑さに強い花3:マリーゴールド

マリーゴールドは夏の過酷な暑さにも耐えてくれる頼もしい花で、園芸初心者でも育てやすい一年草です。

原産地はメキシコや中央アメリカで、夏空に映える鮮やかな花を咲かせてくれます。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘54:マリーゴールドの育て方|どんな野菜と一緒に育てたらいい?水やりや肥料など日々の管理や、剪定や切り戻しなどもご紹介

マリーゴールドの好む栽培環境

日当たりのいい場所を好み、水はけのいい土壌で元気に育ちます。

土質への適応力が高く、特別な土壌条件を求めないため、初心者でも扱いやすい植物といえるでしょう。

土づくり

水はけのよさが重要です。赤玉土7割、腐葉土3割の割合で配合してあげるのが理想的といえます。

種まき

気温が安定する4月頃から始めてあげるのが一般的です。育苗用ポットに培養土を入れ、1ポットあたり1個~2個程度の種をまいてあげましょう。

肥料

生育初期にチッ素肥料が不足すると、小苗のうちに花がついて生長が止まってしまうため注意してください。

植えつけ時には緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込み、生育期間中は週に1回程度液体肥料『ハイポネックス原液』を与えてあげることで、花つきを促せます。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えてあげましょう。過湿を嫌う性質があるため、常に土が湿っている状態は避けてください。

花がら摘み

咲き終わった花をそのままにしておくと、新しい花が咲きにくくなってしまいます。花が色あせてきたら、花茎のつけ根から切り取ってあげてください。

暑さに強い花4:サルビア

サルビアは、暑さに強い特性を持つ非耐寒性多年草で、一般的に一年草として扱われます。

6月~11月にかけて長く花を楽しめるため、夏の花壇に重宝されます。優れた耐暑性があり、真夏の過酷な環境でも元気に育つ、頼もしい植物といえるでしょう。

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☘100:サルビアの育て方|花を上手に咲かせるには?植えつけやや水やり、日々の管理もご紹介

サルビアの好む栽培環境

日当たりのいい場所を好み、十分な光を受けることで花つきがよくなります。

風通しのいい環境を整えてあげることで蒸れを防ぎ、根腐れなどの病気の発生を防ぎましょう。

土づくり

土質はあまり選びませんが、腐植質に富む肥沃な弱酸性土を好みます。

市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を使ってあげることで、サルビアが好む環境を簡単に整えられるでしょう。

植えつけ

適期は4月~6月頃で、霜の心配がなくなったタイミングが理想的です。

植えつけ間隔は早生・中生種で25cm、晩生種は30cm程度を目安にすると、適切な生育空間が確保できます。

肥料

適切な施肥によって花つきが大幅に向上します。植えつけ時には緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込んでください。

生育期間中は月に1回~2回程度、液体肥料『ハイポネックス原液』を与えてあげることで継続的な開花を促進できるでしょう。

水やり

土の表面が乾いたタイミングでおこなってあげるのが基本です。

庭植えでは、基本的に自然の降雨で十分ですが、乾燥が続く場合は補助的に水やりをおこなってください。

切り戻し

花が咲き終わった花穂を摘み取ることで、次々と新しい花を咲かせ続けてくれます。

真夏の暑さが厳しい時期に切り戻しをおこなうと、株の負担を軽減し、秋の開花に向けて株を充実させます。

暑さに強い花5:トレニア

トレニアは夏の厳しい暑さに耐え、ガーデニング初心者でも育てやすい花として知られます。

耐陰性があり、半日陰でも美しく咲いてくれるため、庭や鉢植えで幅広く楽しめる魅力的な植物です。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘263:【Q&A】トレニアの育て方|管理する上での注意点や作業は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

トレニアの好む栽培環境

日当たりのいい場所を好みますが、真夏の強烈な直射日光は避けてあげるのが理想的です。

半日陰や明るい日陰でも元気に育つため、夏場は適した場所に移動させてあげることがポイントです。

土づくり

水はけがよく有機物を豊富に含んだ土を好みます。

市販の培養土を使う場合は、水はけを改善するために鹿沼土などを追加してあげるのがおすすめです。

植えつけ

適期は4月~8月頃で、霜の心配がなくなった時期から夏にかけて植えつけできます。

苗を植える際は、根鉢を崩さないように注意してください。

肥料

植えつけ時に緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込んでください。

開花期間中は、液体肥料を『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回与えてあげることで、継続的な開花を促します。

水やり

土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水をあげましょう。

夏場は朝夕の2回、気温の低い時間帯に水やりをすれば、根を傷めるリスクを減らせます。

花がら摘み

咲き終わった花をそのままにしておくと、種子形成にエネルギーが使われてしまいます。

花茎のつけ根から摘み取ってあげることで、株全体の健康を保ちやすくなります。

暑さに強い花6:ジニア(百日草)

ジニア(百日草)は、夏の強い日差しや高温にもよく耐え、長いあいだ美しい花を咲かせる一年草です。

庭植えにも鉢植えにも適しており、さまざまなスタイルで楽しめる魅力があります。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘234:【Q&A】ジニアの育て方|どんな場所で育てたらよいの?水やりや肥料、増やし方もご紹介

ジニア(百日草)の好む栽培環境

日当たりと風通しのいい場所を好みます。

ただし、梅雨時期の高温多湿にはやや弱いため、鉢植えなら雨が直接当たらない場所に移動させましょう。

土づくり

水はけがよく適度な保水性を持つ土壌が必要です。

庭植えなら植えつけ前に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで土壌改良をおこないましょう。

種まき

春の暖かい時期に種をまきます。発芽適温は20~25℃で、4月中旬~5月上旬が適期です。

肥料

生長と開花を維持するには、適切な施肥が欠かせません。植えつけ時には緩効性肥料『マグァンプK中粒』を元肥として土に混ぜ込みます。

その後、液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回程度施してあげることで花つきがよくなります。

水やり

乾燥に強い植物ですが、極度の乾燥状態が続くと花が小さくなることがあります。

庭植えなら葉がしおれるような状況が見られたら、たっぷりと水を与えてください。

切り戻し

咲き終わった花をこまめに摘み取ります。

株が大きくなりすぎた場合や蒸れて調子を崩した際には、全体を3分の1程度切り戻してあげましょう。新しい芽が出て、再び美しい花を楽しめます。

まとめ

今回ご紹介した花はいずれも暑さに強く、管理の手間が少ないため、初心者でも育てやすいのが魅力です。

適した環境に整え、水やりや肥料の管理に気を配ることで、真夏でも色鮮やかな花を楽しめます。

この夏は、丈夫で美しい花たちを取り入れて、季節感あふれる花壇づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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