Labyrinth バラの迷宮 pickup60『ザ ポエッツ ワイフ』
![Labyrinth バラの迷宮 pickup60『ザ ポエッツ ワイフ』](https://www.hyponex.co.jp/websys/wp-content/uploads/2023/07/pic2-12.webp)
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | イギリス オースチン |
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花色 | 色褪せしない黄色 |
花形 | 中輪/八重咲き/四季咲き |
香質 | 強香 |
樹形 | 高さ1.2×幅0.9m |
花と香り、樹のバランスがとれたイングリッシュローズの佳品。
はっきりとしたイエローの花弁は色褪せしない。
花の外側の丸いフォルムは整って、内側のややくだけた感じに重なる多くの舟弁を包み込む。房咲き。四季咲きで細い枝先にも花を咲かせる。
香りは、はっきりとしたレモンのような香りから次第に甘くなる。
「レモンティー」の香りと言われ、花から受ける印象とぴったり。葉は浅緑色でつやがあり、株丈は低めで丸い樹形。
株全体として黄色~浅緑のトーンでさわやかな印象。
ボーダーの前面に植えるのに適していて、はっきりとした花色ながら、ほかのイングリッシュローズや草花にもよく馴染む。鉢植えにも。
花名は「詩人の妻」の意味。2014年発表。
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開き始め。花の中央から黄色が現れたとき
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レモンの香りが立つ半開の花(左)、咲き進んでも花色がさめない満開過ぎの花(右)
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満開の花。整ったフォルムの外側の花弁が、少し乱れて重なる内側の舟弁を包み込む
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。