Labyrinth バラの迷宮 pickup222『紫式部(むらさきしきぶ)』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作型 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 茶色~藤色 |
花径 | 小中輪 |
花型 | 丸弁八重咲き~宝珠弁咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | ティーの微香 |
樹形 | 高さ0.9×幅0.8mの木立性 |
藤色と茶色の中間の色合い。丸弁八重咲きから宝珠弁咲き小中輪。房咲き。四季咲き。ティーの微香。
樹は木立性で高さ0.9×幅0.8m。黒星病にとくに強く、バラの家の殺菌剤散布区分のタイプ0。
花名は『源氏物語』の作者名から。
2025年春発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
小ぶりな花で、藤色に茶色をおび控えめで気品がある。樹は木立性で、あまり横に広がらずまとまりが良い。

地植えで房の中央の花が咲き始めたとき

宝珠弁で咲いた春の鉢植えの花。花色は藤色と茶色の中間。房の中央の花はグレイシュな淡い茶色

しっとりと咲く秋花
著者紹介
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#紫式部 #バラの育て方 #特集
玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。