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冬に楽しむチューリップ、そしてイルミネーションを江ノ島で

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江ノ島が見えてきた~、と年末、サザンオールスターズが紅白で歌っていましたが、その江ノ島は2018年暮れから年が明けた2019年の今、約20,000本のウインターチューリップと「湘南の宝石」と呼ばれるイルミネーションに彩られています。主会場は島内にあるサムエル・コッキング苑です。

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▲これだけのチューリップを冬に楽しめるところは全国でほとんどない

 

サムエル・コッキング苑は、1882(明治15)年に、イギリス人貿易商サムエル・コッキングが江ノ島に開設した、日本で3番目に古い植物園です。その後、江ノ島熱帯植物園、江の島植物園と名前を変えながら、2003(平成15)年、サムエル・コッキング苑としてオープンしました。18,000㎡の敷地面積に、熱帯性植物や200品種を超えるツバキが植えられ、明治時代に作られた温室の遺構などもあります。

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▲シーキャンドル(展望灯台)を背景に咲くアロエとアオノリュウゼツラン

ウインターチューリップで冬爛漫

さて、暮れに見てきたウインターチューリップ、今、チューリップが咲いているのを見て、来場者の多くはどうして? と思うようです。そんな声がいくつも耳に入りました。もちろん、ここで咲くチューリップの品種はどれも特別な種類ではありません。よくある品種たちです。ではなぜ今咲いているのでしょう。

そこはチューリップの開花の性質を利用して開花調節しているからです。方法は、球根を冷蔵庫に入れて普通よりかなり早く低温にあわせます。そして外に出して春が来たと勘違いさせて、発芽、開花させます。美しさの演出の裏では、かなりの手間がかかっています。でもその結果、年末からひと月余り、寒い時期なので花持ちもよく、長期間、彩り豊かなチューリップ花壇を楽しめるのです。

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そして、「湘南の宝石」の名で知られるのが、ここサムエル・コッキング苑を主にした江ノ島のイルミネーションです。関東三大イルミネーションのひとつで、他の二つは栃木県足利市のあしかがフラワーパーク、神奈川県相模原市のさがみ湖イルミリオンです。三つのうち二つが植物園施設ですね。植物とイルミネーションの相性がよいということでしょうか。江ノ島のイルミネーションを見ていると確かにそう思います。木の形は幾何学的ではなく自然樹形ですから、それを利用したイルミネーションはナチュラルな感じを受けます。江ノ島のイルミネーションで受けた印象のひとつがこのナチュラルさでしたか。

イルミネーションと楽しむチューリップ

夕方5時に点灯してからはとかくイルミネーションに目がいきますが、夜のチューリップもまた昼間とは違った雰囲気で楽しめます。紅葉のライトアップはよくありますが、チューリップのライトアップというよりイルミネーションとのコラボはそうないと思います。気温の下がる夜間ですが、見ているとウインターチューリップは心を温かくしてくれる気がしました。

また、チューリップが持つ花の力はすごいなと感じたのも今回でした。植物好きでなくても誰もが知っている、花に存在感があり数が多くなればなるほどそれが増す、春より前、初春に春とおなじように花が咲くなど、春には気づかないチューリップの秘めた力を見ることができます。

湘南の宝石、 サムエル・コッキング苑のイルミネーション

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▲夜に楽しむウインターチューリップ

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▲光の回廊

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▲暖色系のイルミネーションは寒い夜を暖かな気持ちにしてくれる

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▲樹形がよくわかるイルミネーション

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▲シーキャンドル(展望灯台)のイルミネーションもきれいだ

 

まだまだ間に合う

年が明けてしまいましたが、イルミネーションは2月17日まで、チューリップの見ごろも1月下旬まで続きます。江ノ島では相模湾への落陽や岩屋洞窟などの楽しみがあります。そして、元々植物園ですから、昼間はヤシの木やリュウゼツラン、アロエなどの熱帯性の植物や、これからはツバキの品種も楽しめます。

 

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▲1月下旬まで楽しめるウインターチューリップ

イルミネーションは、島内の他でもやっていて、神社を彩る日本古来のイルミネーション(笑)、提灯電飾もふくめて、島全体が光のページェントで彩られているとも言えるでしょう。

東京や横浜、JR線が直結している埼玉、千葉方面からもアクセスのよい江ノ島、今年初めてのチューリップと海の風景を見に行くのもよいと思います。

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▲江ノ島の他会場のイルミネーションも楽しめる

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▲日本古来のイルミネーション、江ノ島神社の境内の提灯

 

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江の島サムエル・コッキング苑

https://enoshima-seacandle.com/

(アクセス)

小田急片瀬江ノ島駅下車 徒歩20分

江ノ島電鉄江ノ島駅下車 徒歩25分

湘南モノレール湘南江の島駅下車 徒歩26分

 

(取材・文 Deru  )

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