更新日:2017.09.15
たくさん増やしたら花束になりそう!『高砂の翁(たかさごのおきな)』
『高砂の翁(たかさごのおきな)』はひらひらとした見た目とボリューム感があり、ブーケのような見た目が華やかな多肉植物です。面白いことに名前に翁というだけあり、育てている方はお爺ちゃんと呼んでいる方が多いです。
『高砂の翁』は綴化(てっか)という成長点が帯状に繋がる現象が起きます。この綴化が起きると通常よりも葉の形が細かく葉数もかなり多くなり、また別の品種のようにモサモサとした形に育ちます。芽挿しをしてそれぞれ違う形に育てるのも楽しいです。
今回は、エケベリア属の中から『高砂の翁』をご紹介します。
ちょっと美味しそう?
葉が舞茸のようにモサっと生えており、葉先が赤っぽく少しうねっているのが特徴です。秋になると全体が赤く紅葉してきます。葉が大きく綺麗に育つとキャベツのようにも見え美味しそうです。
寄せ植えには綴化のように葉数が多いものの方が華やかになりオススメです。
高温多湿、強い直射日光には注意
『高砂の翁』は少しデリケートで、乾燥には耐久性がありますが、湿気にはかなり敏感な植物です。根腐れに注意しながら風通しの良いところに置きましょう。
暑さには強い方ですが、直射日光で葉先がチリチリになってしまう場合もありますので、しっかり様子を見ながら育てましょう。
葉が紅葉した時と同じ淡い色の花
『高砂の翁』は夏頃に茎を伸ばして、淡い赤い色の花を咲かせます。茎が長いので、カットして一輪挿しにしてもおしゃれになりますね。
この記事で紹介された植物について
高砂の翁
学名:takasagonookina ベンケイソウ科・エケベリア属名 原産地:中米