Labyrinth バラの迷宮 pickup49『マルク シャガール Marc Chagall』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | フランス デルバール |
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花色 | ピンク・イエロー・クリーム・オレンジのミックスカラー |
花形 | 花径約10㎝のカップ咲き/四季咲き |
香質 | ソフトなピーチとローズの香り |
樹形 | 高さ1.0×幅0.5mの木立性 |
クリーム地にピンクの絞りをベースに、イエローやオレンジも混じる大きな花。秋花はピンクとクリームのトーン。
樹はまとまりの良い木立性で、大きな花が上を向いて咲き、咲いたとき花の高さが揃う。
花のすぐ下まである葉は硬質の浅緑色~緑色で、花を一層引き立てる。
耐病性がとても高い。
花名は画家の名前の印象から。同じような花色の品種の‘クロード モネ’と比べてより花が大きく枝も太め、株も大きめで豪華。2014年春日本発表。

クリームにピンクの丸い蕾から最初は花芯を盛り上げて開いていく

満開。花の中央を抱えて咲いたとき。底に黄色の花芯をのぞかせることも

開くにつれて花弁を外側に広げていく。花色は淡く

オレンジ色のトーンが強く咲いたとき

咲いたとき花の高さが揃いやすい
著者紹介
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#マルクシャガール #バラの育て方 #特集
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。