赤い花を咲かせる育てやすい植物28選|春夏秋冬の季節別に紹介

情熱的でエネルギッシュなイメージのある赤い花。お部屋の中やベランダ、お庭などで赤い花を育てて、季節ごとの鑑賞を楽しんでみましょう。
今回は、園芸初心者でも育てやすい、赤い花を咲かせる植物をご紹介します。それぞれの特徴や栽培時の注意点などをチェックしていきましょう。
春に赤い花を咲かせる植物
春になると、多数の草花や花木が花を咲かせます。華やかな花壇をつくりたいときは、赤い色の花を植えるのがおすすめです。
まずは、春に赤い花をつける植物をピックアップしてご紹介します。
アネモネ

アネモネは秋植え春咲きの多年草です。草丈は15cmから50cmほどで、2月から5月にかけて開花します。
ガーデニングで主に育てられているのはアネモネ・コロナリアという種類です。赤色をはじめ、白色やピンク色、青色、紫色など、多彩な色を持ちます。
耐寒性は強いものの、凍結には弱いため注意しましょう。咲き終わった花がらはすぐに摘み取り、病害の発生を防ぎます。
開花期間が終わると地上部が枯れて休眠に突入します。鉢を日陰に移して静かに管理するか、球根を掘り上げて保管しておきましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘127:アネモネの育て方|きれいな花を咲かせるには?水やりや肥料など日々の管理もご紹介
チューリップ

チューリップは中央アジアから北アフリカ原産の多年草です。世界各地で栽培されており、非常に多くの品種が生み出されています。
開花期間は3月下旬から5月上旬の間で、品種によって異なります。花は1週間から2週間ほど鑑賞可能です。
赤色はもちろん、ピンク、白、オレンジ、黄、緑、黒、紫など、さまざまな色の花が咲きます。形や咲き方も豊富なため、お好みのものを探してみましょう。
栽培時は、水はけと日当たりの良い場所へ植えつけてあげることが大切です。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘01:チューリップの育て方|球根の植え方や肥料のコツなどご紹介"ガーデニングのお悩み解決!植物の育て方 ”
バラ

花の女王と呼ばれ、園芸において不動の人気を確立しているバラの花。木立ち性や半つる性、つる性などの種類があり、花の咲き方や草丈、形、色なども多種多様です。香りの良さにも定評があります。
主な開花時期は5月~6月上旬で、品種によっては6月中旬~11月の間に開花するものもあります。
植えつける際は、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。用土は水はけが良く、肥沃な土が適しています。
鉢植えにする場合は、年に1回は植えかえてあげましょう。また、適切なタイミングで剪定することも大切です。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘48:バラの育て方|きれいに咲かせるにはどうすればいいの?枯れる原因は?日々の管理や剪定方法もご紹介
ガーベラ

ガーベラは南アフリカ原産のキク科の多年草です。四季咲き性があり、主に春と秋に開花します。
草丈は10cmほどの小さなものから80cmほどの大きなものまでさまざま。くっきりとした元気の良い色の花もあれば、淡く可愛らしい色合いの花もあります。
日陰で育てると花つきが悪くなるため、日の当たる場所へ植えてあげましょう。たくさんの花を長く咲かせるため、開花中は水切れしないように注意が必要です。
ただし、多湿によって病害虫の被害を受けやすくなるため、水はけと風通しの良い環境をつくりましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘66:ガーベラの育て方|長く咲かせるにはどうしたらいいの?植えつけの注意や夏越し・冬越しの注意点もご紹介
アマリリス

南米原産のアマリリスは、色鮮やかな大輪の花を咲かせます。花径は10cmを超えるため、ひとつ植えるだけでも存在感のある花壇をつくれるでしょう。
草丈は40cm~80cmほど。春咲き品種は4月~6月、秋咲き品種は10月頃に開花します。基本的には日なたを好みますが、真夏の直射日光は避けて半日陰で育てましょう。
多湿にならないよう、雨が多い時期は鉢を屋根のある場所へ移動させます。耐寒性の弱い品種を育てる場合は、冬が来る前に球根を掘り上げて、植えつけ時期が来るまで保管しましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘227:【Q&A】アマリリスの育て方|越冬する方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
ボケ

ボケは中国原産の落葉低木です。平安時代には日本に伝わっていたと考えられています。樹高は2m~3m程度ですが、鉢植えも可能です。
3月中旬~5月にかけて花を咲かせます。耐暑性と耐寒性のどちらにも優れていることが特徴で、日当たりの良い場所を好みます。乾燥させすぎると弱ってしまうため注意が必要です。
枝が旺盛に伸びるため、花後に剪定を行います。トゲがあるため、お手入れの際はケガに気をつけましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘260:【Q&A】ボケの育て方|健康に育てるコツは?水やりや肥料など、日々の管理もご紹介
カーネーション

ナデシコ科の多年草であるカーネーションは、世界各地で親しまれている花です。四季咲き性を持ちますが、とくに4月~6月にかけて花を咲かせます。母の日の花としても人気です。
地植え向きの品種や鉢植え向きの品種があるため、育てる場所に応じて選びましょう。花の色は赤だけではなくピンクや白、オレンジ、黄など多彩です。
花のつき方や花びらの形なども品種によって異なるため、お気に入りのものを探してみましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘47:カーネーションの育て方|日々の管理や水やり、摘心や切り戻し、夏越しや冬越しの方法などご紹介
スイートピー

ふわふわとした柔らかな印象の花をつけるスイートピー。イタリア原産のマメ科の植物で、春咲き品種は4月~6月頃に開花します。
真っ赤な花をつける品種もあれば、淡いピンクや紫、オレンジなどの花を咲かせる品種も見られます。
見た目の雰囲気と同じく、ふんわりと優しい甘さの香りを放つのも魅力のひとつです。つる性のため、育てる際はネットやフェンスなどに誘引してあげましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘27:スイトピーの育て方|苗から育てる注意点、種まきの方法、誘引や花がら摘みなど日々の管理方法もご紹介
夏に赤い花を咲かせる植物
くっきりと濃い色をした赤い花は、日差しの強い夏の時期にぴったりです。太陽の光を受けて輝く花の姿を楽しみましょう。こちらでは、夏に赤い花を咲かせる植物をご紹介します。
インパチェンス

インパチェンスは、熱帯アフリカ原産の一年草です。5月~11月にかけて長く花を楽しめます。草丈は15cm~40cmほど。
耐陰性があり、日陰でも育てることができますが、日当たりの良い場所のほうが花つきは良くなります。一株に次々と花を咲かせるため、開花中は水や肥料を切らさないように与えましょう。
品種によっては雨に当たらないように管理することが求められます。鉢植えにして屋根のある場所で育てると良いでしょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘185:インパチェンスの育て方|長く次々と咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
ハイビスカス

ハイビスカスはハワイ諸島やモーリシャス島が原産の低木です。ブッソウゲ(仏桑花)という別名で呼ばれることもあります。
鉢植えでコンパクトに育てられますが、原産地に近い環境で地植えすると樹高3mに達することも。開花期間は5月~10月です。
ひとつの株にいくつもの花がつきますが、花自体はおよそ1日でしぼんでいきます。
開花中は水切れしないよう、土の様子をこまめに観察して水やりしましょう。霜の心配がなければ、屋外で冬越しさせることも可能です。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘108:ハイビスカスの育て方|地植えと鉢植えはどちらが良い?水やりや肥料、日々の管理もご紹介
サルビア

サルビアにはさまざまな種類がありますが、もっとも有名な品種は、真っ赤な「サルビア・スプレンデンス」ではないでしょうか。6月~11月の間に、鮮烈な印象の赤い花がたくさん咲きます。
本来は多年草ですが、冬越しが難しいため一年草として扱われています。耐暑性が強く、夏の盛りも花を見ることが可能です。
ただし、気温30℃を超えると花が咲きにくくなるため気をつけましょう。過湿を嫌いますが、乾燥しすぎると下葉が枯れてしまうため注意が必要です。土が乾きだしたら水をたくさんあげましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘100:サルビアの育て方|花を上手に咲かせるには?植えつけやや水やり、日々の管理もご紹介
モミジアオイ
モミジアオイは北米原産の宿根草です。名前はモミジに似た葉をつけることに由来するといわれています。
7月~9月の間に、大輪の真っ赤な花が咲きます。地植えにして大きく育てると、草丈は2mを超えることも。原産地では湿った土に自生しており、雨が多い場所でも育てやすいことが魅力です。
屋外で冬越し可能ですが、寒冷地では防寒対策をすることがおすすめです。暖地の場合は地上部が枯れずに冬を迎えることがあります。
生育を良くするため、春になったら株元を切り戻しておきましょう。
グラジオラス

すっきりと伸びた茎に、華やかな花がつくグラジオラス。剣のようにまっすぐな形の葉も特徴です。春咲き品種は3月~5月、夏咲き品種は6月~10月に開花します。
夏咲き品種は春に球根を植えつけることが一般的です。日陰では花が咲かない可能性があるため、日当たりの良い場所へ植えましょう。
球根の植えつけから開花までは3ヵ月~4ヵ月ほどかかります。乾燥には強いものの、花を綺麗に咲かせるためには水切れしないように注意が必要です。
花後は地上部が枯れるため、球根を掘り上げて保存しておきましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘139:グラジオラスの育て方|花後の球根は掘り出したほうが良い?水やりや肥料など日々の管理をご紹介
アンスリウム

アンスリウムは熱帯原産の多年草です。真っ赤に色づく部分は、花びらではなく仏炎苞です。開花期間は5月~10月にかけてです。
強い直射日光は好まないため、室内で観葉植物として育てるのに向いています。屋外で栽培する場合も、直射日光を避けられる場所へ鉢を置きましょう。
多湿を好むため、生育期間中は土の水やりに加えて葉水を与えることがおすすめです。ただし、土が過湿になると根腐れしやすいため気をつけましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘123:アンスリウムの育て方|きれいな花を咲かせるコツは?水やりや肥料など日々の管理などもご紹介
サルスベリ

ミソハギ科のサルスベリは開花期間の長さでも知られています。「百日紅」という別名の通りに、7月~10月頃にかけて長期間の開花を楽しめるでしょう。
非常に滑らかな樹皮も特徴で、「サルがすべってのぼれない」ほどツルツルとしていることからこの名前がついたという説があります。
耐暑性・耐寒性がともに強く、管理の手間がかかりにくい点も魅力です。
うどんこ病などの発生を防ぐためにも適期に剪定を行い、風通しの良い状態を保ちましょう。
カンナ

カンナ科の多年草であるカンナは、熱帯アメリカが原産とされる植物です。
耐暑性の強い花であり、真夏の時期にも鮮やかな花をたくさん咲かせてくれます。花の色はもちろん、葉の模様や色などが美しい品種も多く見られます。
春に球根を植えつけて夏に開花し、気温が下がってくると地上部が枯れ、春に再び芽を伸ばすサイクルが基本です。
霜や凍結の対策をして冬越しさせれば、植えっぱなしでもまた開花を楽しめるでしょう。
秋に赤い花を咲かせる植物
赤色とひとくちにいっても、淡いものから濃い色のものまで色味は異なります。秋に似合う深みのある赤色の花も人気です。
こちらでは、秋に赤い花をつける植物をご紹介します。
ヒガンバナ

ヒガンバナはリコリス属の種類のひとつで、マンジュシャゲ(曼殊沙華)とも呼ばれます。
赤いヒガンバナが有名ですが、白色やピンク色、黄色、オレンジ色などの花を咲かせるものもあります。
開花時期は種類にもよりますが7~10月頃です。水はけの良い場所であれば、何年か植えっぱなしにしていても元気に生長します。
球根をつくる多年草で、自然に分球して増えていきます。植えかえる場合は休眠期の6月~8月に作業を済ませましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘114:【Q&A】彼岸花の育て方|分球したらどうするの?植えつけ方や、水やりや肥料など日々の管理もご紹介
ダリア

多彩なカラーや咲き方、草丈を持つダリアの花。矮性品種は草丈20cm程度ですが、皇帝ダリアのように3mを超える高さまで生長するものもあります。
開花時期は6月~11月の間です。特に、9月~10月にかけて咲くものが多く見られます。過湿になると球根が腐ってしまうことがあるため水はけの良い用土で生育しましょう。
生育期間中は日光に当てることが大切ですが、真夏は直射日光を避けることがおすすめです。冬の休眠期は土に埋めたままでもかまいませんが、防寒対策はしっかりと行いましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘46:ダリアの育て方|球根の植えつけ方、肥料の与え方、冬越しの方法などご紹介
ケイトウ

ケイトウはインドや熱帯アジアが原産の多年草です。ニワトリのとさかのような形のものや、ドームのような形のもの、円錐形のものなど、さまざまな形状の種類があります。
鮮やかな色の品種が多いものの、最近ではくすみカラーのケイトウも登場しています。
開花時期は7月~11月です。春から夏の間に種まきを行います。耐寒性が弱く、花後には枯れていきます。次の年も花を見たい場合は、再び種をまきましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘20:ケイトウの育て方|どんな土で育てれば良い?種まきの注意点は?花がら摘みもしたほうが良いの?
ジニア

ジニアは5月~11月にかけて咲く一年草です。「ヒャクニチソウ(百日草)」という和名は、長く咲き続けることから名づけられました。草丈は15cm程度のものから1mほどのものまでさまざまです。
一重咲きやダリア咲き、ポンポン咲きなどの咲き方があります。品種によっては雨に当たり続けると弱ってしまうことがあるため、鉢植えにしたほうが管理しやすくなります。マルチングで泥はねを防ぐのも効果的です。
間室みどりさんの植物のお手入れ術!
🌸21:ジニアの育て方 長く楽しむための植えつけと管理
冬に赤い花を咲かせる植物
冬の時期になると開花する植物も減り、お庭が寂しくなりがちです。冬のお庭の賑わいとして、赤い花をつける植物を植えてみましょう。
ここでは、冬に赤い花を咲かせる草花や花木などをご紹介します。
ネリネ

ネリネは南アフリカ原産の多年草です。10月中旬頃~12月にかけて、ヒガンバナに似た花を咲かせます。花びらが宝石をちりばめたように光るのが特徴で、「ダイヤモンドリリー」の別名で呼ばれることもあります。
花もちの良さも魅力のひとつであり、涼しい時期であれば1ヵ月ほど咲き続けるケースもあるようです。花が散った後に葉が伸び、初夏には葉が枯れて夏に休眠に入ります。耐寒性は弱めのため、冬は鉢植えにして室内に取り込んでも良いでしょう。
カトレア

カトレアは代表的な洋ランであり、幅広い品種が存在します。蝶のように美しい花が魅力であり、赤やピンク、白、黄、紫、オレンジ、緑など、色のバリエーションも豊富です。
品種によって開花時期が異なるため、春咲きや初夏咲き、秋咲きなどさまざまなタイプを集めて植えると、年間を通して花を観賞できるでしょう。
寒さには弱いため、冬場は日当たりの良い室内で管理することがおすすめです。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘149:カトレアの育て方|栽培に適した場所は?キレイな花を咲かせるコツは?水やりや肥料など日々の管理もご紹介
ポインセチア

クリスマスの飾りとしても人気の高いポインセチアは、メキシコ原産の低木です。高さは10cm~60cmと低めで、草花として扱われるケースも多く見られます。
ポインセチアの好む環境に地植えすると、樹高数mに達するほど生長することもあるようです。赤い部分は花びらではなく苞で、長く観賞できます。
園芸品種は耐寒性が弱いため、屋内で育てることがおすすめです。ただし、暖房の風が直接当たる場所に置くことは避けましょう。
過湿にならないよう、乾き気味に管理するのもポイントです。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘26:ポインセチアの育て方|短日処理って何?きれいな赤色を出す方法や、枯らさないコツ、剪定方法などご紹介
カランコエ

カランコエには豊富な品種があり、鉢花として楽しめる種類もあれば、多肉植物の種類もあります。花の鑑賞がメインとなる草花タイプのカランコエは、1月~5月に開花します。
草丈は10cm程度~50cm程度でコンパクトです。花色や形、咲き方などは多様なため、好みのものを探してみましょう。基本的には鉢植えで管理することがおすすめです。
初夏から秋にかけては屋外で日に当て、11月頃からは室内へ取り込み、日当たりのよい場所で管理すると良いでしょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘78:カランコエの育て方|花を咲かせるコツは?水やりなどの日々の管理、冬越しの方法などご紹介
ツバキ

日本や中国などが原産のツバキは、5m~10mほどに生長する常緑性の高木です。11月~12月、2月~4月に開花期間を迎えます。
日なたでも日陰でも栽培でき、生け垣として植えるのにも向いています。耐寒性は強いものの冬の強い寒風は苦手です。
鉢植えも可能で、水はけが良い弱酸性の土を用意して植えつけます。
3月~4月頃に剪定し、不要な枝を整理します。強剪定をすると花が咲かないことがあるため気をつけましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘173:椿の育て方|丈夫に育つ苗の選び方は?剪定や花がら摘みなどの作業もご紹介
キダチアロエ
アロエには多くの品種がありますが、よく栽培されているのがキダチアロエです。12月~2月の間に、長く花を咲かせ続けます。
10℃以下の環境では生育が停滞しますが、霜の心配がなければ戸外で冬越しが可能です。鉢植えにする場合は、勢いが弱くなってきたと感じたら植えかえてあげましょう。
乾燥に強く、休眠中は水を与えずに管理します。春から秋にかけては、土の表面が乾いたタイミングで水やりしましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘80:アロエの育て方|初心者におススメの丈夫な多肉植物。植えつけ方法や水やりなどの基礎もご紹介します
ウメ

バラ科のウメ(梅)は中国原産の花木です。日本に古くから伝わっており、冬に咲く代表的な花木として親しまれてきた歴史があります。
各地にウメの名所があり、1月~3月の開花時期になると多くの人でにぎわいます。毎年、ウメの観賞を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。ウメには多くの品種があり、花の色や咲き方などが異なります。
花の観賞をするためには「花ウメ」の品種を植えることがおすすめです。ウメの実を採取したい場合は「実ウメ」を選びましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘156:梅の育て方|苗の植えつけや水やりと肥料の与え方、剪定作業もご紹介
シクラメン

サクラソウ科のシクラメンは、冬のガーデニングにぴったりの花です。基本的に鉢植えにして室内で栽培を楽しむのがおすすめですが、通常のシクラメンと比べて耐寒性の強い「ガーデンシクラメン」なら、屋外で栽培することもできます。
開花時期は10月~3月にかけての時期です。日当たりの良い場所に置いて、寒さに気をつけながら管理していくと、長く花を楽しめるでしょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘67:シクラメンの育て方|シクラメンの茎が倒れてしまうのは何故?長持ちする育て方などご紹介
おわりに
存在感のある赤い花は、花壇の主役としてはもちろん、差し色としても活躍します。
白い花や黄色い花、ピンクの花など、さまざまな色の花と寄せ植えにするのもおすすめです。
こちらでご紹介した種類も参考にしながらお好きな花を見つけて、お庭の彩りに加えてみましょう。
公開:2022年6月1日
更新:2025年6月4日
#赤い花 #育てやすい植物 #冬におすすめの植物 #特集