Labyrinth バラの迷宮 pickup3『オルフェオ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサ オリエンティス(バラの家・木村卓功作出) |
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花色 | 内弁が赤紫・外弁が白のバイカラー(複色) |
花径 | 中輪カップ |
花形 | ロゼット咲き |
香質 | 強いダマスク+フルーツ+スパイスの香り |
開花 | 四季咲き |
樹形 | 小型シュラブ |
樹高 | 1.0×幅0.9m |
ギリシャ神話の冥界に助けにいく竪琴の名手の名 “オルフェオ Orfeo”
新たな花色への育種家の挑戦。小さい葉・細い枝のよく茂る株に房咲きとなって、うつむき加減に咲く。
花色は春は明るく白みが強く、秋は深いカップ咲きで花色は深くなり陰影を感じさせるため、育種種家自身がギリシャ神話で冥界に妻・エウリディーチェを助けにいく竪琴の名手の名を命名。
ピンク色・ロゼット咲きでとても甘い香りのある‘エウリディーチェ’とともに2016年春発表。耐病性が高い。
株がコンパクトで繰り返して咲き、花が下を向きがちなので、鉢植え向き。
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公開:2017年3月28日
更新:2024年11月29日
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。