ゴーヤ(ニガウリ)の育て方|たくさん収穫する方法や栽培のコツ
ゴーヤは、夏の家庭菜園で人気の野菜です。丈夫で育てやすく、ポイントを押さえて管理すれば次々と実を収穫できます。
また、つるを伸ばして生長するため、グリーンカーテンとして楽しめるのも魅力です。
こちらでは、ゴーヤの栽培方法やお手入れのポイント、仕立て方、増やし方などをご紹介します。
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☘70:ゴーヤの育て方|立派なグリーンカーテンを育てたい!準備する資材や、水やりや肥料の与え方などもご紹介
ゴーヤ(ニガウリ)の育て方|特長と基本情報
ゴーヤはさわやかな苦みが特長の野菜です。原産地は熱帯アジアで、7月~9月頃まで収穫できます。
「ゴーヤ(ゴーヤー)」という呼び名は沖縄の方言で。和名はツルレイシですです。「ゴーヤ」や「ニガウリ」という呼び方のほうがなじみ深いという方も多いのではないでしょうか。
また、ゴーヤといえばボコボコとした厚みがある、緑色の皮をした実を思い浮かべる方も多いはず。ただ、ゴーヤにはいくつもの品種があります。
ゴーヤにはさまざまな品種があり、突起が少ないものや白い色をしたもの、丸い形をしたものなどさまざまです。
実の大きさも品種によって異なるため、家庭で食べきりやすいサイズの品種を選ぶのもおすすめです。
ゴーヤ(ニガウリ)の育て方|基本的な栽培方法
ゴーヤは暑さに強く育てやすい野菜ですが、たくさん収穫するためには水やりや肥料の管理が大切です。
ここでは、ゴーヤの基本的な育て方をご紹介します。
土づくり
ゴーヤは水はけが良く、適度に保水性のある土を好みます。
プランター栽培の場合、市販の野菜用の培養土を使うと手軽です。排水性・通気性・保水性・保肥性のバランスが良い『今日から野菜 野菜を育てる土』がおすすめです。
植えつけの際は、元肥として『今日から野菜 野菜の肥料』を混ぜ込んでおきましょう。
地植えの場合、ウリ科の連作障害を避けるため、前作でウリ科の植物を育てた場所への植えつけは避けます。
植えつけの2週間ほど前に苦土石灰と堆肥を混ぜて耕し、排水性を高めるために畝を立てておきましょう。畝幅は1m前後が目安です。
ゴーヤ(ニガウリ)の種まき
ゴーヤは種からでも比較的簡単に育てられます。発芽適温は25℃~30℃と高いため、十分に暖かくなり、晩霜の心配がなくなってから種まきを行いましょう。地域によって多少異なりますが、4月頃が種まきの目安です。
ポットで育苗する場合は、1つのポットに2粒~3粒ずつ種をまきます。畑やプランターに直接まく場合も、1ヵ所つき2粒~3粒まき、本葉が育ったら生育の良い株を残して一本立ちにしましょう。
また、ゴーヤの種は皮が固く、そのままでは発芽しにくいことがあります。発芽率を高めるため、種まきの前日に種の先端を少しだけ削り、水に浸けておくとよいでしょう。
育苗
種まき後は、用土が乾かないように水やりを行いましょう。育苗期間中は保温が大切です。
気温の低い時期は、ビニールトンネルやホットキャップなどを利用して保温すると発芽しやすくなります。順調に育てば、10日ほどで発芽します。
植えつけ
ゴーヤの植えつけ時期は5月頃です。種から育てている場合は、種まきから1ヵ月ほど経ち、本葉が2枚~3枚になったら定植しましょう。植えつけは、晴れて暖かい日に行うのが適しています。
プランター栽培では、鉢底石を敷いてから土を入れ、根鉢より一回り大きな穴を掘って苗を植えつけます。根鉢は崩さないように注意しましょう。複数株を植える場合は、30cm~50cmほど株間を確保します。
プランターは、深さ・奥行き30cm程度、幅70cm程度のものに1株を植えるのが目安です。限られたスペースでも株を大きく育てやすくなります。地植えの場合は、株間を1mほど確保すると安心です。
植えつけ後はたっぷりと水を与えましょう。また、植えつけ前にポットごと水に浸し、根鉢に十分吸水させておくのも効果的です。
苗が小さいうちはつるがネットまで届かないため、仮の支柱を立てて苗をひもで軽く固定しておきましょう。
ゴーヤ(ニガウリ)の水やり
ゴーヤは乾燥を嫌い、水を多く必要とする野菜です。特に夏は気温が高く、土が乾きやすくなるため、水切れには注意しましょう。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
水やりは朝の涼しい時間帯に行うのがおすすめです。真夏は朝だけでは足りず、朝夕の2回水やりが必要になることもあります。地植えに比べてプランター栽培は土が乾きやすいため、こまめに状態を確認しましょう。
水やりの際は、株元に向かってゆっくりと水を与えます。葉が茂って風通しが悪くなると病気の原因になることもあるため、株の状態を確認しながら管理しましょう。
肥料
ゴーヤは生育期間が長いため、肥料切れを防ぐための追肥が欠かせません。植えつけの際は、元肥として緩効性肥料『今日から野菜 野菜の肥料』を与えましょう。
その後は、最初の実がつき始めた頃を目安に追肥を始めます。収穫期間中も肥料切れを起こさないよう、定期的に追肥を続けましょう。
追肥の際は、土の表面を軽く耕す「中耕」を行うと肥料がなじみやすくなります。根を傷めないよう注意しながら、株元の土を軽く耕しましょう。
肥料が不足すると葉の色が薄くなったり、生育が鈍くなったりすることがあります。その場合は追肥を行いましょう。
一方で、肥料を与えすぎるとつるや葉ばかりが茂り、実つきが悪くなることがあります。適量を守って施肥することが大切です。
ゴーヤ(ニガウリ)の育て方|管理方法
ゴーヤを元気に育ててたくさん収穫するためには、つるの管理や病害虫対策が欠かせません。
ここでは、誘引や摘心、収穫のポイントなどをご紹介します。
誘引
苗が小さいうちはつるがネットまで届かないため、仮の支柱などにひもで軽く固定して誘引しましょう。その後はつるが伸びながら、自らネットに巻き付いて生長していきます。
葉やつるが混みあってきたら、風通しを確保できるように誘引していきます。ネットを張る際は、ゴーヤの重みでたわまないよう、支柱にしっかり固定しておきましょう。
また、ゴーヤのつるは3m以上伸びることも珍しくありません。ネットの高さを超えて伸びたつるは、適宜切り戻して管理しましょう。
摘心(摘芯)
ゴーヤは放任でも育ちますが、摘心を行うことで収穫量を増やしやすくなります。親づるを摘心すると脇芽が伸び、子づるが発生します。着果する場所が増えるため、より多くの実を収穫できるようになります。
本葉が6枚ほどになったら、親づるの先端を摘み取りましょう。すると脇芽が伸びて子づるが育ち始めます。ただし、すべての子づるを残すと株が込み合い、風通しや日当たりが悪くなることがあります。
子づるは元気なものを3~4本残し、それ以外は間引きましょう。残した子づるは適宜誘引して管理します。グリーンカーテンとして育てる場合は、つるが均等に広がるように誘引すると見栄え良く仕上がります。
収穫方法
ゴーヤは収穫が遅れると実が熟し、食感や風味が変化してしまいます。おいしく食べるためにも、適期を逃さず収穫しましょう。
収穫時期の目安は、花が咲いてから2~3週間程度です。品種によって適した大きさや太さは異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
収穫する際は、実を傷つけないようヘタの部分をハサミで切り取ります。収穫したゴーヤは、炒め物やサラダ、佃煮などさまざまな料理で楽しむことができます。
また、黄色く熟したゴーヤも食べることができます。未熟な実より苦みがやわらぎ、甘みを感じることもあります。
ただし、完熟した実を長くつけたままにすると株が疲れてしまうため、できるだけ早めに収穫しましょう。
病害虫対策
ゴーヤ栽培で発生しやすい病気のひとつがうどんこ病です。葉や茎に白い粉をまぶしたような症状が現れ、進行すると生育が衰える原因になります。発病した葉や茎は早めに取り除き、必要に応じて薬剤を使用して対処しましょう。
予防のためには、株の風通しを良く保つことが大切です。ゴーヤは葉が茂りやすいため、込み合った部分の葉を適宜取り除き、風が通るように整えましょう。
また、アブラムシやウリハムシが発生することもあります。葉や新芽を食害したり、生育を妨げたりするため、見つけたら早めに取り除くか、必要に応じて薬剤で防除しましょう。
ゴーヤ(ニガウリ)の育て方|増やし方
ゴーヤは種を採取して翌年も育てることができます。お気に入りの品種を育てている場合は、種採りに挑戦してみるのもおすすめです。
種の採り方
種を採りたい場合は、ゴーヤの実が完熟するまで待ちましょう。実が黄色く変色して裂けたら、中の種を採取できます。
種のまわりの果肉をきれいに洗い流し、風通しの良い場所で十分に乾燥させてから保管しましょう。
おわりに
ゴーヤは暑さに強く、家庭菜園でも育てやすい野菜です。プランターでも栽培できるため、初心者の方でも気軽に挑戦できます。
ぜひお庭やベランダで育てて、グリーンカーテンづくりや旬の実の収穫を楽しんでみてください。
🍅緒方湊の家庭菜園ゼミナール🍆
10:ゴーヤの育て方 サントリー本気野菜 ザウルスゴーヤ
公開日:2022年7月29日
更新日:2026年6月12日
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