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9月に咲く花5選|ガーデニングにおすすめの種類や基本の育て方

9月に咲く花5選|ガーデニングにおすすめの種類や基本の育て方
9月に咲く花5選|ガーデニングにおすすめの種類や基本の育て方

暑さが残るなか、秋の気配を感じさせる9月。夏から秋へと移り変わる時期には、どんな花が咲くのでしょうか。今回は、9月に咲く風情ある草花から、おすすめの5種類を選んでご紹介します。ガーデニング初心者にも育てやすい植物ばかりのため、ぜひ参考にしてみてください。

9月に咲く花1:リンドウ

リンドウ

秋の野に咲く、青紫色のリンドウ。原産地は日本で、本州や四国、九州などで見られます。花は筒状で5つに裂け、正面から見ると星のような形をしていることが特徴です。多年草で、適切にお手入れすれば長く育てていくことができます。

リンドウの芽は春になると伸び始めます。夏には茎が倒れはじめ、秋から蕾がつきます。開花は9月下旬から10月にかけてです。花が終わると種をつくり、地上部が枯れ、冬には休眠します。また暖かくなると目を覚まし、再び生育を始めます。

秋咲きリンドウが有名ですが、春咲きの品種も存在します。ハルリンドウ(春竜胆)の和名で呼ばれる品種は、日本の各地に自生しています。チャボリンドウという品種も春咲きですが、ヨーロッパが原産です。

リンドウの育て方

リンドウの好む栽培環境

春や秋は、日当たりの良い場所で管理します。梅雨が明けてから夏の時期は、直射日光に当たりすぎると葉焼けすることもあるため、明るい日陰に置くことがおすすめです。冬場は凍結や霜に注意すれば、屋外でそのまま冬越しできます。

土づくり

リンドウを育てる際は、通気性と排水性の高い土を準備します。市販されている草花用培養土でも十分に育ちますが、やや乾燥しやすいため、少量の腐葉土を加えても良いでしょう。

種まき・植えつけ

リンドウを種から栽培する場合は3月~4月に種まきします。苗の植えつけも同じ頃です。

肥料

リンドウは肥料を好む植物です。栄養が不足すると葉が黄色くなってしまうため気をつけましょう。

植えつけの際は、緩効性肥料マグァンプK大粒 を元肥として土に混ぜ込みます。春に芽が出てから梅雨明けの時期までは、1週間~10日に1回程度の頻度で液体肥料ハイポネックス原液 を与えましょう。暑い夏場は施肥をお休みし、夏が終わったら施肥を再開します。9月下旬頃から休眠期に入るまで、同じように肥料を与えていきましょう。

水やり

リンドウは水切れすると傷んでしまうことがあります。乾燥しすぎないように土の様子をこまめに確認し、水やりしてあげましょう。基本的には1日に1回を目安に水をそそぎます。

増やし方

リンドウは株分け・挿し芽(挿し木)・種の採取などの方法で増やすことができます。株分けは植え替えのついでに済ませると効率的です。挿し芽は5月から6月上旬までに済ませておくと、その年のうちに花を楽しめる可能性があります。種を採取してまくと、開花するまでに少なくとも2年は必要です。気長に育てていける人に向いています。

☘122:リンドウの育て方|花を沢山咲かせる管理方法は?水やりや肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

9月に咲く花2:キキョウ

キキョウ

秋の七草のひとつであるキキョウは、東アジアを原産地とする多年草です。日本にも自生しており、古くから園芸品種が存在していたと考えられています。星形の紫色の花が有名ですが、白色やピンク色などの花を咲かせる品種もあります。八重咲き品種や斑入りの品種などもあるため、お好みのものを探してみましょう。

開花時期は6月から10月にかけてです。暑さが残る9月にも元気に花を咲かせてくれるでしょう。蕾がぷっくりとした風船のような形になるのも特徴のひとつ。可愛らしい蕾の形から、英語では「balloon flower(バルーンフラワー)」と呼ばれているようです。

キキョウの育て方

 

キキョウの好む栽培環境

キキョウの生育適温は15℃から25℃ほどです。耐暑性だけではなく耐寒性も強いため、幅広い地域にて屋外で冬越しさせることができます。鉢植えにしても地植えにしても、問題なく育てられるでしょう。ただし、凍結してしまう地域の場合は、冬になったら土を腐葉土などで覆って保温することがおすすめです。

日陰ではうまく育たないことがあるため、日当たりの良い場所へ植えましょう。ただし、真夏に強い直射日光が当たるところでは葉焼けすることがあるため注意が必要です。

土づくり

キキョウは水はけの良い環境を好みます。小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものや、市販の草花用培養土などを使いましょう。地植えの場合は土を15cmほど盛ったところに植え、排水性を高めることがおすすめです。

種まき・植えつけ

キキョウの種まき適期は2月~3月、苗の植えつけ適期も同じ頃です。ポットに根が回っているときは、優しくほぐしてから植えてあげましょう。

肥料

植えつけの際、元肥として緩効性肥料マグァンプK中粒 を土に混ぜ込みます。開花期間には追肥として1週間~10日に1回程度の頻度で液体肥料ハイポネックス原液をあたえます。

水やり

地植えの場合は、降雨に任せてかまいません。乾燥した日が続いたら水をあげましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから水やりします。冬になると地上部が枯れてしまいますが、根が乾きすぎないように控えめに水を与えましょう。

切り戻し

最初の開花が終わったら、花茎を半分ほどの長さでカットしておきましょう。順調にいけば、秋に二回目の開花を楽しめます。

植え替え

キキョウは根をよく伸ばすため、鉢植えにする場合は毎年植え替えてあげることが大切です。地植えの場合は株分けを兼ねて3年に1回程度の頻度で植え替えましょう。

☘131:キキョウの育て方|切り戻しや花がら摘みなどは必要?水やりや肥料など日々の管理もご紹介 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

9月に咲く花3:シュウメイギク

シュウメイギク

繊細な茎をたくさん伸ばし、シンプルで可愛らしい花を咲かせるシュウメイギク(秋明菊)は、8月中旬から11月にかけて開花する多年草です。かつては、京都の貴船にて見られる「キブネギク」のことのみをシュウメイギクと呼んでいました。現在では複数の品種をまとめてシュウメイギクと呼びます。名前に「菊」が入っているものの、キク科ではなくキンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)の植物です。原産地は中国や台湾とされていますが、日本には古くから伝わってきていたと考えられています。

白色やピンク色の花びらに見える部分は咢片(がくへん)です。草丈は30cm程度のものもあれば1.5mほどになるものもあります。和風や洋風など、幅広いテイストの雰囲気に合うのも魅力のひとつです。

シュウメイギクの育て方

シュウメイギクの好む栽培環境

シュウメイギクは耐陰性があり、日陰でも育てることができます。ただ、日光が当たらないと花つきが悪くなるため、半日陰の場所に植えることがおすすめです。根の乾燥や温度上昇を防ぐため、株元が影になり、葉には日光が当たるような場所が最適といえます。鉢植えにするなら、春の間は日なたに置いておき、夏になって日差しが強くなってきたら徐々に日陰に移動させると良いでしょう。

土づくり

シュウメイギクは排水性と保水性を兼ね備えた土を好みます。鉢植えの場合は、赤玉土と鹿沼土、腐葉土を4:3:3で混ぜたものや、市販の園芸用培養土などがおすすめです。地植えの場合は腐葉土を加えて耕しておきましょう。

植えつけ

シュウメイギクの植えつけ適期は春と秋です。品種によるものの、6号鉢に一株を植えるのが目安です。地植えで複数株を栽培する場合は、株間を60cm以上はあけておきましょう。

肥料

シュウメイギクの花つきを良くするためには、肥料を適切に与えることが大切です。元肥を与えた後は、生育期にあたる春と秋に追肥しましょう。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。高温になる夏の時期は株が傷みやすくなるため、施肥を控えます。

水やり

シュウメイギクは乾燥させすぎると弱ってしまいます。鉢植えの場合は、土の表面が乾きだしたら水やりしましょう。地植えの場合、根づいた後は水やりしなくても問題ありません。乾燥する日が続いたときは、たくさん水をあげましょう。

植え替え

鉢植えにする場合、根詰まりを防ぐために毎年植え替えます。地植えの場合はしばらく植えっぱなしでも問題ありませんが、徐々に株が込み合ってきます。3年から5年に1回、株分けを行いましょう。

☘132:シュウメイギクの育て方|越冬の仕方はどうするの?水やりや肥料など日々の管理もご紹介 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

9月に咲く花4: ヒガンバナ

ヒガンバナ

すらりと伸びた茎に、細長い花びらをつけるヒガンバナ(彼岸花)。名前の通り、秋のお彼岸の頃に鮮やかな花を咲かせます。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草で、マンジュシャゲ(曼殊沙華)と呼ばれることもあります。もっともよく見られるのは赤色の花をつける品種です。日本の各所に有名な群生地も見られます。原産地は中国や日本などです。

赤いヒガンバナの「Lycoris radiata」をはじめ、リコリス属には白色や黄色、オレンジ色、ピンク色などの花を咲かせる品種もあります。日本では、ショウキズイセンやキツネノカミソリ、シロバナマンジュシャゲといった品種が自生しています。いずれも花の時期に葉をつけないことが特徴のひとつです。

ヒガンバナの育て方

ヒガンバナの好む栽培環境

ヒガンバナは日なたから半日陰程度の場所へ植えることがおすすめです。特に、葉が出ている時期はたくさん日光に当てられる場所が適しています。たいていは植えっぱなしで夏越し・冬越しが可能ですが、品種によっては防寒対策が必要です。

土づくり

ヒガンバナは土質を選ばず植えることができますが、水はけが悪い場所は土を盛って畝をつくり、排水性を高めてあげましょう。鉢植えの場合は小粒の赤玉土と腐葉土、堆肥を7:2:1で混ぜたものや、市販されている培養土などがおすすめです。

植えつけ

ヒガンバナは球根をつくる植物です。6月から7月の間に植えつけを済ませておきましょう。球根を植える深さは5cmから10cmほどです。地植えで複数株を植える場合は、株間を10cmほどとりましょう。

肥料

ヒガンバナは球根が大きめのため、肥料を与えなくても花を咲かせられることがあります。ただし、花を長く楽しむためには、適切な量の肥料を施して球根を肥大させることが大切です。植えつけの際は元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒 を土に混ぜ込みます。葉が出ている時期に追肥を行いましょう。追肥として1週間~10日に1回程度の頻度で液体肥料ハイポネックス原液をあたえましょう。

水やり

地植えの場合、ほとんど水やりせずに管理できます。ただし、植えつけてから根が張るまでの間は水切れに気をつけましょう。鉢植えの場合、土が乾いていたらたくさん水をあげます。球根が腐ってしまわないよう、乾かし気味に管理すると良いでしょう。

9月に咲く花5:オミナエシ

オミナエシ

キキョウと同じく、秋の七草のひとつであるオミナエシ(女郎花)の花。6月から10月頃に、素朴な黄色い花をたくさん咲かせます。花はとても小さく、1cmにも満たない大きさです。小花がかたまって咲く花房の長さは15cm程度になります。草丈は1mから1.5mと大きめです。

オミナエシはスイカズラ科(オミナエシ科)オミナエシ属の多年草です。仲間には、「オトコエシ(男郎花)」や「ハマオミナエシ(浜女郎花)」「キンレイカ」などの種類があります。いずれもよく似ていますが、オトコエシは白い花をつけるため見分けやすいでしょう。

オミナエシの育て方

オミナエシの好む栽培環境

オミナエシを日陰で育てると花つきが悪くなるうえ、枯れてしまうことがあります。よく日の当たる場所へ植えて育てていきましょう。

土づくり

オミナエシは土を選ばずに育ちます。市販されている草花用の培養土で問題なく生長するでしょう。キンレイカのように高山性の品種を育てたい場合は、山野草用の培養土がおすすめです。

種まき、植えつけ

オミナエシの種まき適期は2月~3月にかけてです。育苗ポットひとつにつき2粒から3粒をまき、土を薄くかぶせましょう。種はとても小さいため、水やりで流れてしまわないように注意が必要です。

本葉が2枚つく頃までに間引いていき、最終的に一本立ちさせます。その後は鉢や花壇など、お好きな場所に植えつけましょう。

肥料

オミナエシに肥料を過剰に与えると、徒長して花つきが悪くなり、枝や葉ばかりが茂ってしまいます。春から夏までの間、適量を心がけて追肥しましょう。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

水やり

鉢植えのオミナエシには、土の表面が乾いたら水を与えます。夏場は乾燥しやすいため、1日に2回の水やりが必要になることもあるでしょう。地植えの場合は、晴れ続きのときのみ水やりを行います。

種の採取、株分け

オミナエシを増やしたいときは、秋に種を採るか、休眠期の2月~3月に株分けを行います。種を採取した場合は春まで冷蔵庫で保存しておきましょう。株分けする場合は、植え替えと併せて作業すると効率的です。根茎を半分に分け、別々に植えてあげましょう。

おわりに

9月に咲く花の種類はさまざまで、色や形、大きさなども多岐にわたります。今回ご紹介したもののほかにも、9月に花をつける植物はたくさんあります。ぜひご自宅に植えて、季節の変わり目に咲く花々を楽しみましょう。

この記事に関連する商品について

プランティア 花と野菜と果実の肥料

マグァンプK大粒

初めての園芸に使える心強い味方!
植えつけ・植え替え時に元肥として土に混ぜ込むだけ!

ハイポネックス原液

初めての園芸に使える心強い味方!
水でうすめて使うだけ

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