DATA
■作出:日本 ロサ オリエンティス(バラの家)
■花色:白地にうっすらと淡いピンク
■花径:小輪・房咲き
■花形:一重咲き。花弁は通常5枚、4枚で咲くことも
■香質:ティーとフローラルの香り
■樹形:高さ・幅とも0.6mの横張りシュラブ
小さな一重の花は桜のようにほんのりとピンクが入り房咲きとなって、四季を通じて咲き続ける小型シュラブ。薬剤散布しなくても、肥料を与えなくても咲き続け、花が終わったら自然に散り下からすぐ次の枝を出して開花するなど、いわゆる「日本生まれのローズペイザージュ」で、野の花の風情をもつ。草花のようにボーダーに混植しても、低いヘッジ(生垣)としても良い。潅木の花木として和風の庭・苔の地面・石組にも無理なく調和する、数少ないバラの一つ。2014年発表、第13回ぎふ国際ローズコンテスト銀賞受賞。花名はギリシア神話で大地の女神の娘コレー(ペルセポネ)が、ニンフたちと花を摘んだという伝説の野原の地名。
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。