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【ひまわりの育て方】
種まきや植え方のコツなどをご紹介! 

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ひまわりは、見ているだけで元気よく明るい気持ちになれる夏の花です。背丈が高く、広い畑に咲いているイメージが強いかもしれませんが、品種を選べばご自宅の庭や鉢植えでも十分に育てることができます。

今回は、ひまわりの特徴や基本的な育て方、お手入れ方法、増やし方など、さまざまな知識をご紹介します。種まきや植えつけ方法、適した置き場所、肥料の施し方、水やりのコツなど、これからひまわりを育てようという方が知りたい情報をまとめました。ご自宅でひまわりを育てる際は、ぜひ参考にしてみてください。

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ひまわりについて

日本の夏を代表するひまわり(向日葵)。原産地は北アメリカで、キク科ヒマワリ属の一年草の植物です。太陽に向かって花を咲かせる様子から、日本語では「向日葵」、英語では「Sunflower」と呼ばれています。

漢字で「日を向く葵」と書くように、生長する段階で太陽のほうを向きます。大輪の花を咲かせるひまわりは迫力満点で見応えがあり、毎年夏の時期になると全国各地のひまわり畑にたくさんの観光客が訪れます。

見ているだけでポジティブな気持ちになれるひまわりの花言葉は、「あこがれ」や「あなただけを見つめる」などです。黄色い大輪の花を咲かせるイメージが強いものの、品種によって白や紫色をしたものもあり、色や大きさによって異なる花言葉があります。

ひまわりは、毎年7月から8月中旬頃に花を咲かせます。昔は地植えするのが一般的でしたが、品種改良により小さめのひまわりも誕生し、鉢植えやプランターで育てられるようになりました。基本的な育て方やコツを知れば、お手入れはそれほど難しくないため、初心者からも人気があります。

ひまわりの歴史

北アメリカ原産のひまわりは、古くからインディアンの食用作物として活用されてきました。16世紀にスペイン人の医師がアメリカ北部からスペインにひまわりの種を持ち帰り、栽培を始めたとされています。17世紀になると、ひまわりが観賞用の植物としてフランスやロシアに伝わりました。その後、オーストラリアや南アフリカなど世界中に伝わると、主に油の原料としての栽培されるようになりました。

ひまわりが観賞用として日本へ伝わったのは江戸時代とされています。明治に入ると油の原料や飼料として普及しました。現在もひまわりの種に含まれる豊富な栄養価は高く評価されていて、観賞用としてだけでなく、食用として長く重宝されています。

ひまわりの花の特徴

鮮やかな黄色い花が印象的なひまわりは、草丈が3mを超える大きなものから、鉢植えでも育てられる草丈30cmの小さめのものまで、さまざまな品種が存在します。

ひまわりの花は舌状花(ぜつじょうか)で、花びらが1枚ずつ独立して並んでいます。両性花であるひまわりは、花びらに囲まれた中心部にある黒っぽい部分(筒状花:つつじょうか)がめしべとおしべの役割を担い、ここに種が実ります。

育て方によって、一株に一輪だけの花を咲かせることもできれば、摘心を行って草丈を調整し、花数を増やして一株にたくさんの花を咲かせることもできます。選んだ品種や仕立て方、摘心のやり方によって草丈や花数を変えられるのも、ひまわりの魅力です。

黄色い花を咲かせる植物としてお馴染みのひまわりですが、色や形のバリエーションも豊富で、定番の黄色だけでなく、濃いオレンジ色や赤褐色、紫、白色などの花を咲かせるものもあります。花びらの形も、細く繊細な形をした八重咲きの花びらや、もこもこして丸みのある八重咲きなど、特徴的なものを持つ変わり種があります。

高性品種と矮性品種

ひまわりといえば、背丈が高く大きな、太陽のような形をした花が印象的です。近年は、花の色が黄色以外のものや、花びらが細いもの、大輪から小輪など、これまでのひまわりとは印象のちがう個性的な品種がたくさん誕生しています。

 

 

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これからひまわりを育てようと思っている方のために、100を超えるといわれる品種のなかから育てやすく人気のひまわりをいくつかご紹介します。いろいろな特徴を持つ品種のなかから、お気に入りのひまわりを見つけて育ててみてくださいね。

 

ロシア

ロシアの国花として多く栽培されている品種です。草丈が2mにもなる大きな品種で、直径が30㎝にもなる大輪の花を咲かせるのが特徴です。花びらの先端が明るい黄色で、まるで太陽のような見応えたっぷりな姿を見せてくれます。日本でも栽培されているロシアのひまわりは、土質を選ばないため、大きな花壇がある場合は育てやすくおすすめです。

 

 

タイタン

ひまわりの中でも一際大きく育つ品種のひとつがタイタンです。花の直径が40cmを超え、草丈も3m以上になるものもあります。タイタンは観賞用としてだけでなく食用品種としても知られています。大粒の種を塩ゆですると美味しく食べられます。

 

 

モネのひまわり

さまざまな品種があるひまわりの中で高い人気を誇るのが、画家シリーズと呼ばれるものです。モネの名前にちなんだ品種として有名なモネのひまわりは、八重咲きと呼ばれる品種のひとつです。レモンイエローの鮮やかな花びらが特徴で、種まきから2ヶ月くらいで花を咲かせます。

 

 

ビンセント

画家シリーズのひとつで、ビンセント・ヴァン・ゴッホの名前にちなんだ品種です。上を向いて花を咲かせるのが特徴で、草丈は150cm以上、花の直径は15cmくらいです。ビンセントネーブル、ビンセントオレンジ、ビンセントポメロなど、花の色に合わせてバリエーション豊富なネーミングがつけられています。八重咲き品種のビンセントはボリューム感があるうえ、花粉も出ないことから切り花用のひまわりとして人気があります。

 

 

ゴッホのひまわり

ビンセントと同じく、ゴッホの名前にちなんだ品種です。ゴッホの描いたひまわりの絵をイメージしていると言われるゴッホのひまわりはアメリカ原産で、初心者でも育てやすい丈夫なひまわりです。一重咲きと半八重咲き、八重咲きと、いろいろな咲き方をするのが特徴です。花粉が出ないので切り花用のひまわりとしても利用されています。庭を華やかに彩るゴッホのひまわりは、うまく育つと草丈が180cmほどになるものもあります。

 

 

プラドレッド

草丈が140cmほどの細身のプラドレッドは、黒みがかった濃赤色の花びらが印象的なひまわりです。花の直径は15cmほどで、分岐性に優れることから多くの花を咲かせます。プラドレッドは、インパクトのある個性的なひまわりのなかでも花持ちが良く、育てやすい品種です。

 

 

テディベア

その名のとおり、ぬいぐるみのテディベアが由来の品種です。短小性のテディベアは、草丈は60cmから80cmです。もこもこと丸みのある見ためが特徴の八重咲き品種で、オレンジ色の花びらがいくつも重なっています。思わず抱きしめたくなるかわいい姿が特徴のテディベアは、変わり種のひまわりの中でも特に人気が高い品種です。

 

 

ひまわりの入手の仕方

ひまわりは種からでも、苗からでも育てやすいので、栽培場所の環境や広さに合わせて種にするか苗にするかを選びましょう。地面に直接ひまわりの種をまく場合は種から育てて、花壇に植えるときは苗を選ぶと作業がしやすいのでおすすめです。

 

 

ひまわりの苗の選び方

ひまわりは、品種によってそれぞれ草丈の高さが異なります。1株に1つの花を咲かせる1本立ちのひまわりもあれば、1株でいくつにも枝分かれをして、花をたくさん咲かせるひまわりもあります。栽培する場所に合わせて、ちょうどいい背丈、大きさのひまわりを選んでくださいね。

苗を購入してひまわりを育てる場合は、あらかじめ苗を植えるためのポットや鉢植えを用意しておきましょう。苗を購入する場合は茎が丈夫でしっかりしているものや、本葉の色が濃く元気なものを選びます。ひまわりの本葉が成長して、5枚から6枚くらい出てきた頃が植えつけにちょうど良い時期なので、大きくなり過ぎている苗は避けた方が良いいでしょう。3号から3.5号の育苗ポットの大きさを選び、葉の表と裏に害虫がついていないかしっかり確認してください。

 

ひまわりの育て方

越冬しない一年草のひまわりは、種や苗を植えつけた後は植え替えの必要がなく、管理しやすい植物です。

こちらでは、きれいな花を咲かせるために知っておきたい、ひまわりの育て方として、土づくりや種まき、種まき、間引きなどの方法や注意点をご紹介します。

 

ひまわりを育てるための土

ひまわりは水はけが良く、中性~弱酸性の土を好みます。

ひまわりを鉢植えする場合、通気性や保水性に優れた花苗用の培養土があると便利です。肥えた土に植えた場合は肥料がなくても元気に育つことがありますが、培養土を使う場合は堆肥や腐葉土を混ぜたほうが良いでしょう。割合は培養土:腐葉土:堆肥=7:2:1にするのが目安です。鉢の中に鉢底石を敷き、土を入れましょう。肥料は元肥としてできるだけ深い場所へ混ぜておきます。

また、鉢植えするときは、用土と鉢のほかに、鉢底に入れる鉢底石、鉢底ネットを用意しておきましょう。鉢底の穴が大きいと通気性も良くなります。根が十分に伸ばせるように、深さのある鉢を選ぶのがポイントです。地植えの場合は、植えつけ2週間前に苦土石灰を混ぜて酸度を調整しておきましょう。植えつけの1週間ほど前になったら腐葉土や堆肥、緩効性肥料などを混ぜて耕しておきます。根をしっかりと張れるよう、地面から30cm~40cmのあたりまで掘り返し、ふかふかにしておきましょう。

 

ひまわりの種まき適期

ひまわりの育て方の基本を押さえれば、種からでも美しいひまわりを育てることができます。ひまわりの種の発芽適温は20℃~30℃です。寒冷地なら5月中旬から6月初旬、暖地なら4月中旬から5月中旬までに種まきをします。

ひまわりの種まき方法

1.土に1~2㎝ほどの穴をあける

2.1つの穴に2~3粒の種をまく

3.まいた種の上に1㎝くらいの土をかぶせる

4.水をたっぷりあげる

 

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複数の株を植えつける場合、選んだ場所や品種に応じて株間の距離を調節します。鉢植えする場合は1㎝くらいの間隔で種をまきます。ひまわりを庭や花壇に直まきするときは、草丈が高くなる高性種の場合は30~40㎝くらいの間隔をあけましょう。それ以外の品種は、20~30㎝くらいの間隔をあけて種をまきます。

地植えの場合、排水性を高めたいなら畝をつくります。畝の幅は60cm程度です。土を高めに盛ったところに種まきしましょう。

 

ひまわりの種まきの注意点

 

場所選びは慎重に

ひまわりの根は直根タイプのため、後から植え替えをすると根が傷んでしまうことがあります。ひまわりの種を花壇や庭に直まきするときは、その場所で育てることを前提に種をまいてください。植え替えをしないためにも、直まきするときは場所選びを慎重に行いましょう。

 

しっかりと覆土

土に種をまいたら、1㎝くらいの厚さになるように上から土をかぶせます。ひまわりの種は嫌光性で光が当たると発芽しないため、しっかりと覆土してあげましょう。その後は、ポットや鉢植えから水がしたたり落ちるくらい、たっぷりの水をあげます。

 

水切れに注意

順調にいけば、種をまいてから10~15日で発芽します。種が乾燥してしまうと芽が出ないことがあるため、水切れには注意しましょう。

発芽するまでは毎日、土の状態を確認します。水が少なくならないように気をつけて水やりを続けましょう。

ただし、水を与えすぎて種が腐ってしまうのも避けたいところです。過湿には十分に注意しましょう。

 

ひまわりの間引き

ひまわりを苗ポットや鉢植え、プランターで育てるときのほか、庭や花壇に直まきして育てるときも、間引きをすると、きれいに見栄えよく育ちます。元気に太く伸びた苗だけを残して、残りは引き抜いてしまいましょう。

発芽して双葉が出たら、その後に出てくる本葉が2~3枚になったタイミングで間引きをします。丈夫な苗だけを1本残して生長しやすい環境をつくるためにも、間引きはとても大切な作業です。

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ひまわりの植えつけ

購入した苗も育苗ポットで育てた苗も、4月下旬から6月中旬までには植えつけを済ませましょう。種まきから3週間で本葉が5~6枚出るまで生長します。この頃にはひまわりの根が土に十分張っている状態のため、育苗ポットで育てていた場合は植え替えをしない前提で鉢や花壇に植えつけます。以下の手順で、丁寧に植えつけ作業を行いましょう。

1.育苗ポットから静かに苗を取り出す

2.苗の大きさに合わせて穴を掘る

3.苗を植えて腐葉土を隙間に入れる

4.土をかぶせる

5.水をあげる

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本葉が4~5枚頃までに植えつけを済ませる

苗の植えつけ時も、種の直まきと同様、排水性に優れた土を用意します。育苗ポットで育てたひまわりの苗は、根を傷めないように気をつけながら、できるだけ土の形を崩さないようにそっとポットから取り出します。根鉢を崩さないように、深めの鉢やプランターを用意してください。

花壇や地面に植えつける場合も、鉢やプランター同様に大きく生長するタイプのひまわりなら40~50㎝、小さめのひまわりなら20㎝ほどの間隔をあけて苗を植えます。苗を植えたら、その上から土をかぶせて、たっぷり水を与えます。種まき同様、土が硬くならないように根がしっかり定着するまでは水やりを毎日行いましょう。

 

ひまわりは植え替えを嫌う

一年草のひまわりは、根がとても弱い植物です。育苗ポットで育てた苗を庭やプランターに植えつける場合は、根を傷つけないように注意してください。

根の弱いひまわりは、植え替えを嫌います。植えつけをした後は草丈が高く伸びてくるため、植え替えにより根が傷つくと弱り、枯れてしまうことがあります。植えつけは本葉が5~6枚になる頃までに済ませましょう。その後は植え替えをする必要はありません。

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背丈が高いひまわりは支柱を立てる

一本立ちタイプのひまわりは摘心の必要はありません。また、草丈の大きなひまわりを育てる場合も、摘心はしないで自然な状態のまま育てます。

ひまわりの摘心が必要なケースは、草丈を低く抑えたい場合や分枝性のもので花数を増やす場合です。花数を多くしたいときは、本葉が5~6枚になった頃に摘心を行います。

摘心をすることで栄養が脇芽に分散されて、一株に複数の花を咲かせる枝が出てきます。この時期に摘心をしたひまわりの花径は少し小さめになります。

一番高いところに咲くひまわりの花を大きく大胆に咲かせたいと思ったら、本葉が10枚以上出てきた頃に摘心を行います。一番上の蕾のほか、脇芽からできた蕾を3つほど残して摘心しましょう。また、一株に対し一輪の大きな花だけを咲かせたいと思ったら、摘心はしないで、脇芽だけを摘み取って栄養を1カ所に集中させるように仕立てます。

 

ひまわりの摘芯

一本立ちタイプのひまわりは摘心の必要はありません。また、草丈の大きなひまわりを育てる場合も、摘心はしないで自然な状態のまま育てます。

ひまわりの摘心が必要なケースは、草丈を低く抑えたい場合や分枝性のもので花数を増やす場合です。花数を多くしたいときは、本葉が5~6枚になった頃に摘心を行います。

摘心をすることで栄養が脇芽に分散されて、一株に複数の花を咲かせる枝が出てきます。この時期に摘心をしたひまわりの花径は少し小さめになります。

一番高いところに咲くひまわりの花を大きく大胆に咲かせたいと思ったら、本葉が10枚以上出てきた頃に摘心を行います。一番上の蕾のほか、脇芽からできた蕾を3つほど残して摘心しましょう。また、一株に対し一輪の大きな花だけを咲かせたいと思ったら、摘心はしないで、脇芽だけを摘み取って栄養を1カ所に集中させるように仕立てます。

ひまわりの置き場所

ひまわりは、日当たりが良く、風通しの良い場所で育てましょう。上述の通り、植え替えを避けるためにしっかりと場所を考慮してから植えつけるのが大切です。

 

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ひまわりは太陽の光が大好き

太陽に向かって咲くひまわりは、日当たりの良い場所で育てるのがコツです。直射日光を苦手とする植物が多いなか、ひまわりは太陽の光をたくさん浴びることで草丈が生長して、大きな花を咲かせます。直射日光により葉が乾燥しすぎることがないように、土の表面が乾いていたらたっぷり水を与えてあげましょう。

 

夜の光は避けよう

ひまわりの品種によっては、短日性と呼ばれる性質を持っていることがあります。短日性植物は、日光の当たる時間が短くなり、暗い時間が長くなると花芽を形成するのが特徴です。

 

 

風通しの良い場所を好むひまわり

ひまわりの置き場所は、日当たりの良さだけでなく、風通しの良さも重視しましょう。風通しが悪い場所に置くと、ひまわりが病害虫の被害を受けてしまう可能性があるためです。

 

 

ひまわりの肥料に関して

ひまわりは土から栄養をたくさん吸収します。それほど土質を選ばず丈夫に育ってくれますが、土の中の栄養が足りなくなるとうまく生長しないことがあります。ただ、肥料をあげすぎると徒長して倒れたり、花がつきにくくなったりするため注意が必要です。程よい量の肥料を、適したタイミングで与えていきましょう。

 

鉢植えのひまわりの肥料

鉢植えの場合、植えつけの際に元肥として緩行性肥料マグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。6月~7月までは花が咲くまで追肥しましょう。鉢植えのひまわりは肥料が不足しやすいため、追肥には効果がすぐに出やすい液体肥料を使うのがおすすめです。追肥には液体肥料ハイポネックス原液を500倍に希釈したものを与えましょう。

 

地植えのひまわりの肥料

地植えの場合は、鉢植えよりも肥料を控えめに与えます。開花が始まりそうになったら追肥は止めましょう。

 

開花時期の肥料

ひまわりをはじめ、植物が花をつけるときにはリン酸という養分をたくさん消費します。開花が始まる前は、リン酸の多い肥料をあげるのがおすすめです。開花時期に窒素が多い肥料を与えると徒長し、花つきが悪くなってしまうため気をつけましょう。

ひまわりの水やりのコツ

ひまわりは乾燥した環境でも比較的育ちやすい植物ですが、生長過程にあわせて水の量を調整することが大切です。それぞれの時期に合わせた水やりを心がけましょう。

 

 

種まき後から発芽までの水やり

ひまわりの種をまいて覆土したら、育苗ポットや鉢植えから水がしたたり落ちるまでしっかり水やりをします。発芽するまでは乾燥しないように、毎日水を与えましょう。

 

発芽後から開花までの水やり

ひまわりの種が発芽した後も開花するまでは土が乾燥しすぎないように水やりを毎日続けます。本場が5枚くらいになった頃に植えつけをする場合も、土の表面が乾燥しすぎないように朝晩の水やりを続けます。

真夏は日中に水やりをすると、土の中で水が蒸発して株を傷めてしまいます。この時期は朝夕と涼しい時間帯に水をあげましょう。

 

地植えのひまわりの水やり

地植えしたひまわりは、基本的に水やりは必要ありません。ただ、種や苗を植えた後の生育初期は、土が乾燥しないように水やりをしっかり行ってください。暑さに強く多少の乾燥も耐えられるひまわりですが、雨があまり降らず、カラっとした天気が続いているときは土が乾燥しやすくなっています。葉が黄色くなっているようなら水やりをしましょう。

 

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ひまわりの日々の育て方

ひまわりを育てるときは、過湿対策に気を配るのが大切です。開花時期を長く楽しみたいなら、花がら摘みのようなお手入れもしっかりと行いましょう。

 

過湿対策

ひまわりは過湿を嫌います。日々の水やりの量に気を配るほか、梅雨の時期の管理に注意しましょう。

鉢植えの場合は、雨が当たらない場所へ移動させます。軒下や玄関、ベランダなど、屋根のあるところにスペースを設けましょう。また、プランターの風通しを良くするため、踏み台やスタンド、ブロックなどの上に置くのがおすすめです。

地植えの場合は、あらかじめ水はけの良い環境に植えつけてあげることが大切です。土づくりの際、赤玉土や腐葉土、バーミキュライトなどを混ぜておけば排水性を高められます。畝をつくり、株間を広く取るのも効果的です。泥はね対策としてマルチングもしておきましょう。

 

花がら摘み

ひとつの株に複数の花がつく品種の場合は、花がら摘みをすることで開花を長く楽しめます。咲き終わった花は、種をつくり始める前に摘み取っておきましょう。

ひまわりの仕立て方

ひまわりの仕立て方は、複数の花を観賞したいか、ひとつの大きな花を観賞したいかによって方法が異なります。品種ごとに向き・不向きもあるため、どういった花の姿になるか購入前に確認しておきましょう。

 

ひまわりを摘心して花数を増やす

ひとつの株で花数を増やしたいときは、脇芽を出して生長させるために摘心をします。ひまわりの本葉が5枚くらい出てきたところで、摘心をしましょう。摘心をしてから1週間ほど経つと脇芽が出てくるため、これを摘まずに放置すると蕾ができて花数が増えていきます。

 

ひまわりを一本立ちにする

ひとつの株にひとつの花をつける「一本立ち」にすると、大輪の花が咲きやすくなります。一本立ちにする場合は摘心せず、茎をまっすぐに伸ばしてあげましょう。伸びてきた脇芽を摘み取ることで、さらに頂点の花を大きく育てることができます

ひまわりの増やし方

ひまわりは、種を採取して増やすのが基本です。花が終わったら、種を採って保管しておきましょう。

 

ひまわりを種で増やす

ひまわりが花を咲かせる時期が終わると少しずつしおれてきて、中心部だけを残して種ができはじめます。しっかり乾燥した状態の種を取り出して保存しておけば、次の年もひまわりの栽培を楽しめます。前シーズンよりも多くのひまわりを育てられるのも魅力です。

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ひまわりの種は、以下の手順で採取します。

1.花首が下を向いてくるのを待つ

2.中心部が枯れて黒く固くなったら花首を切り取る

3.天日干しする

4.完全に乾燥したら種を取り出す

5.袋に入れて保存する

一年草のひまわりは冬越えをしないため、開花してから2カ月ほどで種ができます。花や葉が枯れると花首が下を向き始めるため、色が黒く固くなるまで待ちます。種が黒っぽくなったら花首を切り取り、花粉が出なくなるまで天日干しにして乾燥させましょう。

 

 

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乾燥させたら手袋を使って、一粒ずつ種を採取します。採取した種は、来年また使えるように茶封筒や密閉容器に入れて保存してください。ひまわりの種はカビさせないように気をつけて、冷暗所に保存するのが理想です。

 

ひまわりの害虫に関して

ひまわりは病害虫に強いとされる植物ですが、苗を購入するときは葉の裏に害虫がついていないかしっかり確認してください。

 

梅雨の時期はベト病やナメクジに注意

梅雨の時期や雨により湿度が高くなっているときは、ベト病にかかりやすいため注意しましょう。葉脈に区切られた部分に菌がつくと、淡黄色に変色して枯れてしまいます。多湿を避け、風通しの良い場所に置いて予防すると効果的です。

また、雨が多い時期はナメクジが発生しやすく、ひまわりの葉や茎、蕾などに被害が及びます。ナメクジを発見したときは必ず駆除することが大切ですし、たくさん発生する場合は薬品を苗の周りにまいて予防します。ナメクジ退治には、ペットや環境やさしいナメトールがおすすめです。

 

ハダニは水やりで予防

梅雨明けから夏にかけて注意したいのがハダニです。ひまわりにも時々発生するハダニは水に弱いため、水やりをして予防しましょう。ハダニは乾燥を好むため、土だけでなく葉の表と裏にも水をかけて発生を防ぎます。ジョウロとは別にシャワーヘッドを取り付けた散水ホースがあると、水かけがしやすくなって便利です。

 

シーズンを通してアブラムシに注意

アブラムシは暖かくなってくると発生します。ヒマワリを育てる時期とアブラムシの発生する時期は重なるため注意が必要です。見つけたらすぐに駆除しましょう。また、アブラムシは専用薬剤で防除することもできます。とくに大量発生した場合は薬剤を使用すると楽に駆除できるためおすすめです。

 

排水性の良い土壌で高温多湿を避ける

水はけの悪い土壌でひまわりを育てると、カビが原因で黒い病斑ができる可能性が高いです。このような状態にならないように、ひまわりを育てるときは排水性の良い土壌をつくることが重要です。水はけの良い草花用の培養土を使いましょう。自作するときは、赤玉土などを使うと水はけの良い土壌をつくることができます。

地植えしたひまわりは、水やりのし過ぎに注意してください。真夏は土の状態を見て、表面が乾燥して白っぽくなっていたら水やりをします。

また、過湿のせいでうどんこ病が発生することもあります。うどんこ病になっている葉を見つけたら、すぐに切り取りましょう。薬剤を使ってすぐに対処するのもおすすめです。

おわりに

元気で丈夫なひまわりは、基本的な育て方を知れば、鉢植えやプランターでも栽培できます。草丈や花の大きさ、花数、色合い、形などの特徴は、品種によってさまざまです。栽培する場所や好みに合わせて、育てる品種を選びましょう。

種が採れたら、毎年のようにひまわりを育てられるのも魅力のひとつです。過湿には注意しながら、日の当たる場所に植えて管理してあげましょう。

庭をパッと明るく、見る人を元気にしてくれるひまわりは、育て方が簡単でガーデニング初心者向きです。お子さんと一緒に栽培するのもおすすめできます。ぜひ気軽に挑戦して、華やかなひまわりを楽しく育ててみてくださいね。

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