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【ハイビスカスの育て方】お手入れ方法、剪定、挿し木など紹介します!

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ハイビスカスは、鮮やかな赤い色が印象的で、沖縄やハワイなど南国を象徴する花として親しまれています。暖かい地域や夏に咲くイメージがあるハイビスカスですが、実は夏以外にも、“春や秋にも楽しめる花“であることはあまり知られていません。

 

今回は、鮮やかで美しくきれいな花を咲かせる「ハイビスカスを育てたい!」というときに知りたい、ハイビスカスの育て方の基本や、秋ごろまで長くハイビスカスを楽しむための育て方のポイント、植えつけ方法、お手入れ、剪定のやり方などを詳しく紹介します。

ハイビスカスを育てる前に知るべきこと

ハイビスカスは、英名で「Hibiscus」と呼ばれるアオイ科フヨウ属、非耐寒性常緑低木の総称です。色鮮やかで様々な色や形があることで知られるハイビスカスは、ハワイを中心に盛んに交配が行われ、現在では世界中に1万以上の品種が存在するといわれています。

原産国は、ハワイ諸島やインド洋、中国南部など諸説はいくつもあります。夏に咲くイメージの強いハイビスカスですが、開花時期は6月から10月と、長く楽しめる花として知られています。

 

温暖地以外では鉢植えが一般的

一年を通じて温暖な気候の沖縄であれば、お庭や畑などに地植えをしても、長くハイビスカスの花を楽しむことができますが、温暖地以外で育てる場合は「鉢植え」で管理するのが一般的です。春頃から秋にかけて、長期間楽しめるハイビスカスですが、最も生育が旺盛になるのは5月から6月頃で、暑さが増してくると生長がどんどん進むので、根詰まりに注意しながらハイビスカス栽培に適した土や鉢を選んであげることがポイントです。

ハイビスカスの種類

主に亜熱帯地域に生息するハイビスカスは、品種改良によって1万以上の品種があります。ハイビスカスの品種は、「オールドタイプ」、「コーラルタイプ」、ニュータイプ系とも呼ばれる「ハワイアンタイプ」、これら3つのタイプに大きく分けられます。

 

オールドタイプのハイビスカス

オールドタイプは在来系とも呼ばれ、古くから野生の品種に近いものとして知られています。暑さにも比較的強く、耐寒性にも優れているオールドタイプは、初めてハイビスカスを育てる方におすすめの種類です。小さめの花や、中くらいの大きさの花を咲かせる品種など、育て方を工夫すれば一年中楽しめるものもあります。

 

コーラルタイプのハイビスカス

日本語でサンゴという意味を持つコーラルタイプは、花びらのふちがフリルのようになっていて、垂れ下がるように花を咲かせるのが特徴です。寒さに弱いといった性質がありますが、オールドタイプよりも小さめで、暑いときは生育が旺盛なので比較的育てやすいといわれています。

 

ハワイアンタイプのハイビスカス

ニュータイプとも呼ばれるハワイアンタイプは、文字どおりハワイで品種改良されたタイプを指します。野生種のハイビスカスとブッソウゲが交配されたもので、鑑賞用として特に人気の高いタイプです。大輪の花を鮮やかに咲かせるのが特徴で、赤やオレンジの他、青や紫など色のバリエーションも豊富です。暑さや寒さにも弱いタイプなので、開花時期は気候が安定している春や秋頃が目安です。

ハイビスカスを育てる上での準備

暖かい地域では庭に地植えしてハイビスカスを育てるのも可能ですが、その他の地域では鉢植えで育てるのが基本です。寒さに弱いとされるハイビスカスは、種から育てるよりも、苗を購入して鉢植えに植えつけて育てるの一般的です。

園芸店や花屋さん、ホームセンターなどでハイビスカスの苗を購入します。大体、4月から5月頃から流通します。用意した苗は鉢、または横長のプランターに植えつけます。植えつけをする前に、水はけがよく、保水力に優れた用土を準備しておきましょう。

おすすめは水はけがよく元肥としてマグァンプKが配合されたハイポネックス培養土 鉢・プランター用が便利です。

ハイビスカスの育て方のポイント

ハイビスカスを失敗せずに育てるために押さえておきたい育て方のポイントをいくつか紹介します。

 

ポイント1 置き場所に注意!

夏に咲く花というイメージ通り、ハイビスカスは暖かい気候や直射日光を好む花です。沖縄など温暖地以外では鉢植えで楽しむことが多いことから、花数をよりたくさん、そして元気に大きな花を咲かせるためにも日当たりのいい場所で育てることが大切です。

ハイビスカスは基本、咲いたその日のうちに終わってしまう1日花です。でも最近は、品種改良が進んだことで2~3日咲き続けるハイビスカスも登場しています。ハイビスカスは暑さに強いので、多くの品種は直射日光を当てても問題はありません。ただ、品種によっては暑すぎる環境だと株が弱るなど猛暑を苦手とするものもあるので、その場合は明るく風通しのいい半日陰に移してあげましょう。

 

ポイント2 生長期は水やりをたっぷりと!

初心者にも育てやすい花として知られるハイビスカスですが、育て方によっては花が咲かないこともあります。せっかく蕾をつけても咲かずに落ちてしまう原因のひとつが、水切れです。ハイビスカスの根は生長が早いので、夏の暑い時期や爆発的に生長する生育期は、蕾がしおれてしまわないように水やりをたっぷりしてあげるのがことがポイントです。

 

ポイント3 咲き終わった花がらは摘み取ってあげる

ハイビスカスは基本、咲いたその日のうちに花がしぼみます。咲き終わった花は、そのままにせず出来るだけ早めに花がらを摘み取るのがポイントです。花がらを摘み取ることで花つきがよくなりますし、養分を株の生育に使用することができます。

 

ポイント4 冬場の育て方

ハイビスカスは、耐寒性に弱いので11月に入り寒くなってきたら、室内に鉢やプランターを移動してあげましょう。出来るだけ暖かい室内で育てる、室内でも特に日が当たりやすい場所に置いて育てることで、品種によっては冬でも花を咲かせることがあります。

クーラーやヒーターなどから流れる風を直接浴びるとハイビスカスは乾燥してしまいます。乾燥を避けるためにも、暖房の風が直接当たらないように置き場所を調節してください。また、水や肥料を好むハイビスカスですが、冬の寒い時期は根腐れを防ぐためにも水やりは控えめで大丈夫です。

 

ポイント5 生長期に肥料を与える

ハイビスカスは肥料を好む植物です。肥料が足りないと花つきが悪くなるので、生長が著しい生育期にはたっぷりと肥料を与えてください。おすすめは、肥料効果が約2カ月間持続するプロミックいろいろな植物用を鉢の縁に置きましょう。

生育が止まっているときは与える必要はありませんが、元気がないときは植物用活力液リキダスを薄めたものを与えます。

 

ポイント6 ハイビスカスは植え替えが必要

ハイビスカスは生育旺盛で、根詰まりを起こしやすい花です。根が張るので、出来れば毎年植え替えをして根詰まりを防ぎます。植え替えるときは、一回り大きな鉢を用意して、土を崩さないように植え替えます。

ハイビスカスの植えつけについて

ハイビスカスは種から育てるよりも、苗を購入して育てるほうが簡単です。暖かくなってきた5月頃に苗を購入し、早めに一回り大きいサイズの鉢やプランターに植えつけます。園芸店やホームセンターなどで販売されているハイビスカスの苗はすでに根が張っている状態なので、根詰まりを起こさせないためにも購入したらすぐに植えつけを行います。

 

ハイビスカス用の土作り

ハイビスカスを育てるための土は、水はけがよく、保水性に優れた培養土を使うのがおすすめです。土を自作するときは、中粒の赤玉土7に対し、培養土を3を混ぜ込んだものを用意します。鉢やプランターの底に軽石を置いたり、バーミキュライトを混ぜ込んだりすることで水はけのよい環境を整えることができます。ハイポネックス培養土 鉢・プランター用は元肥として約1年間肥料効果肥料効果が持続するマグァンプKが配合されているのでとても便利です。

 

 

ハイビスカスの植えつけ

ハイビスカスの苗と土を用意できたら、さっそく植えつけていきましょう。ハイビスカスの苗の植えつけは5月から遅くとも6月までに行うのが理想です。

 

STEP1.土づくり(水はけの良い土に元肥マグァンプK中粒 を混ぜ込む)

STEP2.鉢に土を入れて高さを調整します。ウォータースペースを確保してハイビスカスの苗を置きます。

STEP3.苗と鉢の周りに隙間が出来ないようにしっかり土を入れる

STEP4.水やり(根の活着促進のためリキダスを1000倍に希釈すると良いでしょう)

 

鉢やプランターに用意しておいた軽石を敷いて、その上に半分くらいの土を入れます。その際にウォータースペース(約2cmくらい)を確保し高さを調整します。土を崩さないように気をつけて、購入した苗を鉢に入れます。ハイビスカスの苗を鉢に入れたら、周りに土をしっかり入れ込んで固定させます。植えつけ後は、根の活着促進のため植物用活力液リキダスを1000倍に希釈してたっぷり与えましょう。置き場所は、ハイビスカスがたくさん日光を浴びられるように、日当たりのいい場所で管理してください。

ハイビスカスのお手入れ

元気で鮮やかなハイビスカスを育てるには、日当たりのいい場所で管理することが大切ですが、それと同じく大切なのが「水やり」と「肥料」です。

 

ハイビスカスの水やり

夏の時期は、朝と夕方の2回にわけて水やりをしましょう。水切れの状態はハイビスカスの蕾が落ちる原因になるので、土が乾いているときはたっぷりの水をあげてください。春から秋の時期はハイビスカスの生長期にあたるため、鉢の底から水が滴り落ちるくらい水をたっぷり与えます。ただし、鉢受けに水が長時間溜まっていると、根腐れを起こす可能性があるので注意してください。

11月頃から徐々に気温が下がってきたら、水やりは控えめにします。この時期に水をやりすぎてしまうと根腐れにより、ハイビスカスが枯れてしまう恐れがあるからです。

 

ハイビスカスの肥料

肥料を好むハイビスカスは、5月から10月頃の生育期間に肥料を施します。1週間から10日1回のペースで液体肥料ハイポネックス原液を与えるか、または2か月に 1回のペースで置肥タイプのプロミックいろいろな植物用を施すのが基本です。ハイビスカスは肥料が切れると花つきが悪くなるので、状態をよく観察しながら、元気がないときは植物用活力液リキダスを希釈してたっぷり与えましょう。

 

ハイビスカスの鉢を置く場所

夏の花というイメージが強いハイビスカスは、出来るだけ日差しの当たる場所に置いてあげるのがポイントですが、暑すぎるのは苦手なので真夏の時期は鉢を置く場所に注意が必要です。

目安としては、30℃を超える日は暑さが原因でハイビスカスの蕾が弱り、落ちてしまうことがあるので、直射日光に当たらない場所に鉢を移動してください、また、湿度が高く蒸し暑い日は、半日陰で風通しのいい涼しい場所を選び、場所を移動します。

大輪を咲かせることで知られるハワイアンタイプのハイビスカスは、オールドタイプやコーラルタイプに比べて暑さに弱いので、出来るだけ風通しのいい明るい日陰に置いて育てます。

 

ハイビスカスの状態をみながら、元気がないようであれば、比較的涼しい午前中は日の当たる場所に置いて、午後は風通しのいい日陰に移動するなど置き場所を工夫していきましょう。

ハイビスカスの剪定

ハイビスカスの剪定は、花が咲き終わった10月から11月頃を目安に行います。生育期間ならいつでも剪定できますが、剪定した部分は花が咲かなくなるので、花数が少なくなってきた頃に行うのがベストです。

ハイビスカスの選定剪定には、「強剪定」と「弱剪定」の2つのやり方があります。

 

 

強剪定の方法

切り戻しとも呼ばれる強剪定は、ハイビスカスの株の高さを1/2から1/3ほどまで大きく切り詰めて全体を整える方法です。強剪定は、ハイビスカスの生育をよくしたい時や、ハイビスカスを冬越えさせるとき、サイズを抑えたいときなどに適した剪定方法です。

小枝の中でも太い枝が多く生えているものを、全体の1/2から1/3ほど残して、脇目のすぐ上のあたりをバッサリと切り落とします。強剪定をしたハイビスカスは、株への負担が軽くなるので冬越ししやすくなる、次の年にたくさんの花をつけるようになる、といった効果が期待できます。

生命力の弱い植物は強剪定を行うことで枯れてしまうことがありますが、ハイビスカスは生命力の強い植物なので強剪定をすることでより生育がよくなります。

 

弱剪定の方法

冬のあいだも花を咲かせて楽しみたいときは、弱剪定を行います。強剪定に比べて枝をあまり切り落とさず、枯れている枝や生長期に伸びきって混み合っている枝だけを根元から取り除きます。弱剪定を行うことで風通しをよくすると生育旺盛になり、病害虫対策にも効果的です。

 

ハイビスカスの花がら摘み

大半の品種は、花が1日でしぼんでしまいます。しぼんだハイビスカスの花はそのままにしていれば自然に枯れて落ちていきますが、花が咲き終えて花びらが落ちた部分(ガク)は出来るだけ早めに摘み取ってあげましょう。

5月から10月にかけての生育期間は、花が落ちた後のガクを摘み取らないと、種に養分がまわってしまい花つきが悪くなります。花が落ちたらハサミを使ってガクを切り取る、あるいは、つけ根の部分から摘み取るなど、毎日のお手入れを欠かさないことが大切です。

冬に入るとハイビスカスの葉も枯れてくるので、枯れている葉は出来るだけ早めに切り取りましょう。

ハイビスカスの植え替えの時期

冬越しをしたハイビスカスは、根詰まりを起こしやすいので1年ごとに「植え替え」をします。根詰まりを起こすと水やりをしても浸透率や水持ちが悪く、花つきも悪くなるので、5月から6月頃を目安に植え替えを行います。

植え替えの目的は、ハイビスカスの根詰まりを防ぐためだけではありません。植え替えを行うことでハイビスカスをさらに大きく育てることが出来ますし、逆に、コンパクトに育てたいときにも植え替えは効果的です。

 

STEP1.一回り大きな鉢を用意する

STEP2.土づくり水はけの良い土に元肥マグァンプK中粒 を混ぜ込む)

STEP3.鉢に軽石を入れ高さを調整して土を入れる。

STEP4.鉢から株を抜く(根鉢を崩さないように)

STEP5.新しい鉢にハイビスカスの株を置く。(ウォータースペースを確保する。)

STEP6.株と鉢の周りに隙間が出来ないようにしっかり土を入れる

STEP7.水やりをする(根の活着促進のためリキダスを1000倍に希釈すると良いでしょう)

 

 

ハイビスカスの株を植え替えて、大きく育てたいときは、これまで使っていた鉢よりも一回り大きな鉢を用意します。植え替え用の鉢の底に軽石を置き、その上に新しい土を入れます。根鉢を崩さないように気をつけながら鉢から株を抜き、周りに隙間がないように用土をしっかり、足して株を固定します。新しい鉢に植え替えたら、水をたっぷり与えてください。その際に根の活着促進のためリキダスを1000倍に希釈すると良いでしょう。

植え替えから5日~1週間ほどは直射日光を当てずに管理して、後はいつもと同じようにお手入れを続けてください。

 

ハイビスカスをこれ以上大きくせず、コンパクトに育てたい場合は、株を抜いた後に、根についた土を手で1/3ほど崩して傷んだ根をハサミで切り取ってから、これまでと同じ大きさの鉢に植え替えます。新しい鉢に植え替えたら、全体の1/2から1/3くらい枝を剪定して、水をたっぷり与えてください。その際には根の活力アップのために植物用活力液リキダスを与えましょう。

ハイビスカスの増やし方

ハイビスカスの増やし方は、タイプにより異なります。初心者向けのオールドタイプと花びらのふちがフリルのような形になるのが特徴のコーラルタイプは「挿し木」が向いています。

大輪が咲かせるのが特徴のハワイアンタイプ(ニュータイプ)のハイビスカスも挿し木で増やすこともできますが、品種によっては挿し木できないものもあるので、「接ぎ木」が向いています。購入したばかりのハイビスカスの株は、挿し木には向いていないので、挿し木する場合は2年以上経過している株を使ってください。

ハイビスカスの挿し木

ハイビスカスの挿し木は、4月の中旬頃から7月上旬までが適期となっています。遅くとも8月までには挿し木を行い、猛暑の時期は直射日光を避けて日陰で管理してください。

 

STEP1.前日に株にたっぷり水をやる

STEP2.枝を10cmの長さにカットする

STEP3.枝の下についた葉や枝をカットする

STEP4.残した葉が大きいときは半分にカットする

STEP5.鉢に土を入れて水をたっぷりやる

STEP6.挿し穂を挿すための穴をあける

STEP7.挿し穂を挿す

STEP8.抜けないように手で軽く押し固める

STEP9.水を軽くかける

STEP10.土が乾いたら水をやる

 

 

挿し木を行う日の前日に、株にたっぷり水を与えてください。挿し木を行うにはまず、挿し穂を用意します。ハイビスカスの枝から、程よく固く、元気で勢いのある枝をいくつか探して、10cmの長さで切り落とします。節のすぐ下の部分で切ると挿し穂から根が出やすくなるので、斜めに刃を入れて切ります。

枝を切り取ったら、上部についている刃を2枚だけ残して、下部についた葉や枝をはカットしておきましょう。このとき、残した2枚の葉が大きい場合は、水の蒸発を抑えるためにも葉を半分に切ります。

 

挿し穂を用意したら、鉢に土を入れて挿し床を作ります。土は小粒の赤玉土、小粒の鹿沼土、または挿し木用の土を用意して、水をたっぷり与えてください。土が用意できたら、挿し穂を挿すための穴を指であけて、その穴に挿し穂を挿します。土に挿した挿し穂が倒れないように軽く手で土を押さえて固定し、軽く水をかけてあげましょう。

 

ハイビスカスの挿し木をしてから発芽するまでは、1ヶ月から2ヶ月ほどかかります。そのあいだは、土が乾いたら水やりをして、発芽するまでは日陰で管理します。発芽して元気に大きく生育したら、一回り大きな鉢に植え替えて、日当たりのいいところに置いて管理してください。

 

ハイビスカスの接ぎ木

ハワイアンタイプなど、挿し木で増やせない品種は接ぎ木で増やします。ハワイアンタイプに中には挿し木できない品種もありますが、接ぎ木なら増やすことができます。接ぎ木の適期は挿し木と同じく、4月中旬から7月上旬のあいだです。ハイビスカスを接ぎ木で増やすときは、台木とハサミ、ナイフ、接ぎ木テープ、癒合材を用意します。

 

STEP1.接ぎ木の台木を用意する

STEP2.10cmから15cmの高さに幹をカットする

STEP3.枝についた葉や枝をカットして太い幹だけ残す

STEP4.8cmほどの長さの接ぎ木を用意する

STEP5.カットした断面にV字になるように切る

STEP6.台木に切れ目を入れる

STEP7.台木に接ぎ木を挿し込む

STEP8.癒合させた部分を接ぎ木テープで固定する

STEP9.切り口に癒合材を塗る

STEP10.半日陰や明るい室内で管理する

 

接ぎ木をする前に、台木となるハイビスカスを用意します。台木は幹がやわらかく、切り込みを入れやすい品種を選びます。台木はどの品種でも構いませんが、丈夫育ちやすいオールドタイプのハイビスカスがおすすめです。台木を用意したら、高さが10cmから15cmくらいになるように幹をカット、葉や枝はすべて切り取ります。

 

台木が用意できたら、接ぎ木を用意します。勢いがあり元気な枝を選び、ハサミを使って長さ8㎝ほどにカットします。カットした断面が凸凹しないように、ナイフを使ってV字になるように切れ目をきれいに切ります。ナイフで怪我をしないように気をつけながら、切れ目の断面は高さ約2㎝、30度くらいの角度から斜めに切ります。

 

接ぎ木を用意できたら、台木に切れ目を入れます。接ぎ木がぴったり合わせるように切れ目を調節します。台木に接ぎ木を挿し込んだら、癒合部分に接ぎ木テープを巻いてしっかり固定し、切り口に癒合材を塗ります。接ぎ木テープは短くても半年、1年くらいは取らないようにしてください。

接ぎ木が完了したら、土が乾いたら水やりをして、半日陰や明るい室内で管理します。2週間から3週間くらいすると活着するので、その後は日当たりのいい場所に置いて育ててください。

ハイビスカスの害虫

ハイビスカスを育てるうえで注意したい害虫は、「ハダニ」や「アブラムシ」です。

3月から9月頃に発生しやすいハダニは、ハイビスカスの葉の裏側について養分を吸い取ってしまいます。ハダニがつくと葉に白っぽい斑点がつくので、見つけたときはホースで水をかけて駆除してください。風通しが悪いとハダニが発生しやすいので、風通しのいいところに鉢を置く、ハイビスカスの葉の裏側に毎日水をかけてあげると予防効果があります。

4月から10月頃に発生するアブラムシは繁殖力が強いので、見つけたらすぐに捕殺します。また、専用の薬剤を使えば防除も可能です。ヒットゴール液剤ALで駆除して、これ以上増やさないようにしましょう。肥料と殺虫剤が同時にできるハイポネックス原液 殺虫剤入りもおすすめです。

ハイビスカスの寄せ植えの植物

ハイビスカスの寄せ替えをするときは、日当たりを好む植物など、性質が似ているものといっしょに植えてください。ハイビスカスの根元あたりにつる性宿根草を合わせると立体感を持たせることができますが、あまりたくさんの植物を植えてしまうと根詰まりの原因になるので注意してください。

 

ハイビスカスは生長過程や季節に合わせて、日当たりや風通しのいい環境など置き場所を変えながら育ててあげることが大切です。基本的な育て方やポイントが知っていれば、温暖地以外でも簡単に育てられる初心者向けの植物なので、ぜひ育ててみてくださいね。

ハイビスカスを使った夏の寄せ植え

出演情報

よせうえ師 富田英明さん 1974年11月15日東京都生まれ。
高校・大学時代にアルバイトで園芸店へ。
卒業後入社し2010年退社。2013年5月 jungleberry(ジャングルベリー)を屋号として活動を始める。
各地園芸店にて、講習会、教室等で寄せ植えの楽しさを伝える。
個性を活かした、手軽に楽しめる寄せ植えづくりを目指し活動中。

ハイビスカスの育て方 長く楽しむための植え替え

 出演情報 

園芸家 間室みどりさん
ガーデンセンターさにべる勤務 東京農業大学で花卉園芸学を専攻。
4年間のデンマーク滞在では、 室内園芸から切花・
ガーデニング と様々な方面で花に携わる。
帰国後はパーソナルカラーを学び、講師として活動。
現在はガーデンセンターさにべるの主任として植物の仕入れ全般と寄せ植えなどの提案をするかたわら、 メディア出演・園芸記事など執筆。 主な出演:NHK趣味の園芸・ NHK総合 あさイチ!「グリーンスタイル」

ハイビスカスをコンパクトに楽しむ

出演情報

タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。
王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!

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