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お庭やプランターで家庭菜園を楽しもう! 作り方や基本ステップなど、野菜が育つ土作りをご紹介

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いまや自宅の庭だけでなく、ベランダなどでプランター栽培を楽しむ人も増え、家庭菜園がぐ〜んと身近な存在になりました。とはいえ、野菜の出来栄えにイマイチ満足できない!という声も。家庭菜園が成功するか否かは、「土」がポイント。そこで、ここでは美味しい野菜を育てるための土作りをご紹介します。

野菜が育ちやすい環境をつくる

土作りの前に、野菜が心地よく育つための環境づくりを行いましょう。まず、家庭菜園の場所を決めたら、庭などと区別するために、石やレンガ、柵などで簡単に囲います。なお、ほとんどの野菜は太陽が大好きなので、日当たりの良い場所を選びましょう。

野菜にとって良い土

自宅の庭などで家庭菜園を行う場合、すでにそこには土があります。では、「果たして、その土はいい土なの?」「そのまま使っていいの?」という疑問を持つ人も少なくないでしょう。そこで、まずは野菜にとって良い土についてご説明します。

 

水はけ、保水性、通気性がある

「ふかふかな土」という表現を良く耳にしませんか? これが、家庭菜園にとっての良い土です。ふかふかな土とは、空気を含んでいるため通気性と排水性が良く、保水性があります。

少し専門的になりますが、「団粒構造」といって、水分を蓄える小さな団子状の大小様々な土が程よい隙間を空けて群れを作っているのが、理想の土。

良い土かどうかを確認する方法として、一握りの土に水を含ませます。それを軽く握ると固まり、今度は軽く手で押すと、ほろほろとほぐれれば良い状態だといえるでしょう。

 

土壌pHと栄養のバランスがちょうど良い

pHとは、酸性かアルカリ性かという意味です。「土壌酸度」は野菜を育てる上で大切なキーワード。雨の多い日本では、酸性に傾くことが多いため、栽培に適した酸度に調整する必要があります。

また、栄養分は野菜を育てる上でとても大切な要素。肥料の三大要素と呼ばれるリンサン、チッソ、カリウムをはじめとする栄養分がバランス良く含まれていることがポイントになります。

 

多様な微生物がたくさんいる

先ほど、ご説明した「団粒構造」は、活性化した微生物の働きで持続します。つまり、良い土を作るためには、多様な生物の働きが必要不可欠。微生物によって肥料が細かく分解されることで、野菜が肥料を吸収できるようになり、その結果、野菜が元気に育ってくれるのです。

使う道具

あると便利なのが、土作りの必須アイテムは小型シャベルの「移植ゴテ」。土を出し入れしたり、耕したり、収穫したりと、あらゆるシーンで活躍してくれます。また、「鍬」(くわ)は土を耕したり、畝(うね)を立てたり根菜などを収穫したりする際に重宝します。土を深く掘り起こしたり、土をならしたりする際に活躍する「スコップ」もあると便利です。

プランターや鉢、ジョウロ、支柱やハサミなど、栽培する環境、野菜に応じて用意する道具もあります。

 

使う材料

良い土を作るための基本の材料となるのは、「石灰」「堆肥」「肥料」です。これらを土と混ぜ込むことで土の性質を改良し、通気性や排水性、保水性などを高めます。

 

石灰

土壌の酸度は野菜を育てる上で大切な要素。土が酸性に傾いていると、野菜の根が痛んだり、栄養を吸収しにくかったりという弊害が出てしまいます。逆にアルカリ性が強くなりすぎても、成長が妨げられるなどの影響が出ます。

その土壌を弱酸性〜弱アルカリ性にするのが、アルカリ性の性質を持つ「石灰」です。一般的に家庭菜園で使われるのが「苦土石灰」。苦土はマグネシウム、石灰はカルシウムを指します。

ただし、野菜によって適する酸度が異なりますので、まずは市販されているキットなどを使ってpHを調べ、酸度を調整しましょう。結果次第では石灰をまく必要がない場合もあります。

 

堆肥

落ち葉や稲ワラ、牛糞といった家畜の排せつ物などの有機物を微生物の働きで分解・発酵したものが「堆肥」です。堆肥を土に混ぜ込むことで、保水性や排水性、通気性などの効果が高まり、良い土である「団粒構造」が持続します。

 

肥料

野菜の“栄養”として欠かせないのが肥料です。肥料は野菜の生長を促し、実を大きくしたり、美味しくしたりする役目があります。 鉱物を分解して作った「化学肥料(無機質肥料)」、植物性由来の油かすや骨粉などを原料とした「有機質肥料」の2つ、あるいは両者がバランス良く配合された肥料を用意しましょう。

下準備

道具と材料がそろえて、ようやく土づくり!といきたいところですが、野菜がより健やかに、心地よく育つための下準備を土作りの前に行いましょう。

 

土を作る場合

家庭菜園の場所を決めたら、鍬やスコップなどを使って30cmくらい土を掘り起こしましょう。硬いままの土を使うと、排水性や保水性、通気性が悪くなって、野菜がおいしく育ちません。

掘り起こしたら、土の塊は細かくします。土の粒子を細かくすることで、根に水や栄養素、酸素を送り込むことができます。この時、鍬を使うと便利です。最後に、小石や雑草などを取り除いておきましょう。

 

土壌酸度を確認しよう

しつこいようですが、土壌酸度はおいしい野菜を育てる上で大切なポイント。家庭菜園となる区画の土の酸度を測り、その土が弱酸性になっているかどうかを確認します。

 

土作りの基本ステップ

道具や材料を用意して、下準備が整ったら、いよいよ本番! 土作りの開始です。ここでは初心者でも簡単にできる土作りを、ステップごとにご説明します。

 

酸度を測定し、調整しよう。

前出でご紹介したように、土壌の酸度は野菜を育てる上でとても重要なポイント。まずは、どんな野菜を育てたいか、その野菜に適したpH値はいくつかを調べましょう。

例えば、ホウレンソウはpH値が高く、サツマイモやジャガイモといった根菜類は比較的低い傾向にあります。栽培する土壌の酸度が植物に適していないと、生育不良になるため要注意です。

酸度を測る方法はいくつかあります。1つは試験紙やpH測定液を使う方法です。土と水を容器に入れ、pH試験紙は上澄み液に紙を浸してチェック、pH測定液は水に測定液を加えて色をチェックします。もう1つは、pH測定器を使った方法で、土に挿してpH値を測定します。

酸性を測定した後、土壌をアルカリ性にしたい場合は、「苦土石灰」を土に混ぜ込みます。ただし、雨などにより再び酸性に傾くため、定期的な調整が必要です。pH値を確認しながら、石灰の量を加減しましょう。

石灰は苗を植える2週間前が目安。まいてから1〜2週間ほど寝かすのがポイントです。

 

堆肥をまこう

堆肥をまくのは、苗を植える3週間前が目安。堆肥は肥料のように直接、野菜に栄養を与えませんが、栽培前に混ぜ込むことでふかふかの土にしてくれます。堆肥には、牛糞や鶏糞、ワラや籾殻などいろいろな種類があり、製品によって成分が若干異なりますので、製品に記載された容量通りにまきましょう。耕した土地にまんべんなく堆肥をまいて、鍬で丁寧に土となじませます。

 

肥料をまこう。

肥料となる元肥は、苗を植える1週間前が目安です。元肥は菜園の全面にまいて、よく耕したら畝を立てます。

元肥は「チッソ・リンサン・カリウム」の3大要素を含む肥料を与えます。肥料は多ければいいというわけではありません。作物によって施肥量がおおよそ決まっていますので、栽培したい野菜の必要量をまきましょう。

元肥におすすめなのが「ネクスコート 野菜・くだもの用」。いろいろな野菜に使え、ゆっくり長く効くのが特徴。また、「マグァンプK大粒」「マグァンプK中粒」も元肥として土に混ぜ込むことで、丈夫な根に育て、実のつきをよくしてくれます。

・元肥におすすめ:「ネクスコート 野菜・くだもの用」

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・元肥として土に混ぜ込み、丈夫な根に育て、実のつきをよくする:「マグァンプK大粒」

マグァンプK大粒

・元肥として土に混ぜ込み、丈夫な根に育て、実のつきをよくする:「マグァンプK中粒」  

マグァンプK中粒

 

プランター菜園は初心者さんにおすすめ

さて、ここまでは主に庭などで実践する家庭菜園の土作りについてご紹介してきました。ここでは、もっと手軽に家庭菜園を始めたい人やマンションなどにお住まいの人におすすめの「プランター菜園」についてご紹介します。

 

培養土はすぐに使える

プランターでの土作りは土の量も限られていることもあり、とにかく「培養土」がおすすめです。培養土とは、特定の植物向けに作られた土のこと。「種まき用」や「野菜用」など、用途別の培養土がそろっていています。清潔な土を使っているため、病気にかかりにくくpH値を調整する必要がないのもメリットです。

すぐに使える培養土でおすすめなのが、プランターや鉢植え野菜にぴったりの「ハイポネックス 野菜の培養土」や元肥入りの「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」。また、有機由来の元肥が入った「バンブーパウダー入り花と野菜の培養土」もプランター栽培に適しています。

・すぐに使える培養土:「ハイポネックス 野菜の培養土」

おいしい野菜を大きく育てる 野菜の培養土

・元肥入りの培養土:「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」

ハイポネックス培養土 鉢・プランター用

 

・有機由来の元肥入りの培養土:「バンブーパウダー入り花と野菜の培養土」

ハイポネックス バンブーパウダー入り 花と野菜の培養土

こんな時はどうする?土作りQ&A

実際に家庭菜園を始めると、土についてさまざまな疑問が出てくることでしょう。ここでは、土作りに多い質問をピックアップ。これから挑戦する土作りの参考にしてくださいね。

 

庭や畑で土作りを行う時期はいつ頃がよい?

いまやホームセンターなどに出かけると、ほぼ1年を通して野菜の苗を見ることができます。つまり、1年中、種まきや苗植えができるということです。そのため、土作りも大げさに言えば1年中OKです。

ただし、土作りは苗を植える1ヶ月前が目安。1ヶ月前に小石や根っこを取り除いて耕し、3週間ほど前に堆肥をまぜて、2週間前に石灰を混ぜてから寝かします。最後に肥料を施すという工程を考えると、一ヶ月ほど期間を見ておくと良いでしょう。

 

雑草への対処法は?

野菜がぐんぐん育つということは、同時に雑草もぐんぐん育つということ。「ちょっと草むしりを怠ったら、雑草で野菜が隠れてしまった!」なんていう経験はありませんか?

雑草は家庭菜園の大敵。野菜に陽が当たらず、生育が悪くなるだけでなく、病気や害虫を発生させることも。その対策は、1.草刈りなどで雑草をこまめに除去 2.除草剤を使う 3.防草シートや黒いマルチフィルムで地面を覆う 4.草丈が低く強い繁殖力を持つグランドカバープランツで地表を覆う、などです。「除草剤は使いたくない」「野菜の種類で防草シートなどが使えない」といった場合は根気よく草むしりをするしかないようです。

 

粘土質の土だけど、ちゃんと野菜は育つ?

粘土質の土は、通気性や排水性が悪いため、家庭菜園には不向き。でも、手を加えることにより、家庭菜園でも使えるようになります。その方法は、まず、30cmほどの深さに掘り起こし、腐葉土や堆肥、川砂などを土にすき込みます。こうすることで、野菜の根っこに優しい柔らかい土に改良できます。

 

まとめ

いまや家庭菜園はとっても身近な存在になりました。でも、せっかく家庭菜園を始めても、コツや押さえどころを知らないと残念な結果になりかねません。今回ご紹介した「土作り」は家庭菜園を成功させる“肝”。美味しい野菜をたっぷり収穫するための大切な“はじめの一歩”ですので、しっかりと手間をかけてあげましょう。

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