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オリーブの育て方|水やりや肥料、植え替え方法や、挿し木での増やし方、収穫のコツなどもご紹介

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鉢植えでも地植えでも育てることができ、 銀色のシルバーリーフの葉が美しいオリーブ。乾燥に強く、大きく育つのでシンボルツリーとしても人気あります。育った実は食べれるのも、人気の秘訣です。耐寒性は普通で、耐暑性は強く育てやすいです。オリーブは、平和の象徴といわれていて、国際連合の旗にも描かれています。この記事では、上手に育てると、実を収穫できるオリーブに関して、育て方や、増やし方、種類のご紹介などをします。

 

 

オリーブの図鑑情報

科名:モクセイ科
別名:橄欖(カンラン)
原産地:地中海地方
分類:常緑高木果樹、庭木・花木
耐寒性:普通 耐暑性:強
収穫期:9月下旬~12月

 

オリーブの特徴

オリーブは常緑の樹木で一年中葉をつける樹木です。シンボルツリーとしても活躍する植物です。種類は500種類もあるといわれています。初夏に小さくかわいい花を咲かせ、その後実をつけます。実は苦いため生食は出来ませんが、オリーブオイルやピクルスなど加工して食用に用いることが出来ます。剪定をせずに育てると、高さ8mにも育つことがあります。

 

オリーブの名前の由来は?

オリーブの英名の「olive」は、ギリシア語「elaifa」が語源となっています。ギリシア語「elaifa」は「油」を意味します。ローマ帝国の時代から食用、美容、生活用の油として利用され、栽培されてきたそうです。オリーブは「平和の象徴」として重宝されてきました。

 

オリーブの風水効果は?

オリーブは成長の早い木です。風水では、成長の早い植物は「再生」の効果があるといわれています。前向きになるエネルギーをもたらすとされています。また、鋭利でみずみずしい葉は、「邪気を払い」、「平和」「安らぎ」を与えるといわれています。気の流れが入り込む玄関などに置くと良いでしょう。ヨーロッパでも、オリーブの木を玄関に飾ると良いといわれています。

 

 

オリーブの育て方

オリーブは成長が早く、水やりや肥料を適切に与えれば、大きく育つ植物です。ここではオリーブの基本的な育て方をご紹介します。

 

苗の選び方

園芸店では挿し木をしてから2年ほどの小さい2年生苗から、サイズの大きい5年生以上の苗までさまざまな苗が売られています。初めて育てる方は、3年生以上の苗を購入されるとよいでしょう。うまくいけば、購入した年の秋から収穫ができます。 苗を選ぶ際は、枝が太くしっかりしていて、葉色が良いものを選びましょう。

 

置き場所

地中海の気候をイメージすると、置き場所がイメージできると思います。オリーブは基本的に、風通しがよく、暖かく日当たりの良い場所に置きましょう。室内でも屋外でも育てることが出来ます。

 

夏の置き場所

日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。耐陰性はないので、日の当たらない場所で育ててしまうと細く弱々しくなってしまいます。

 

冬の置き場所

室内の場合、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。またオリーブはある程度の寒さへの耐性はありますが、窓辺に置いておくと夜は冷え込むため、窓辺から離してあげると良いでしょう。地植えでも冬を越す事はできますが、寒冷地では鉢植えにし、真冬は室内で育てるようにしましょう。

 

用土

オリーブは、水はけ、水もちの良い土が適しています。オリーブの専用の土でも問題はありませんが、鹿沼土や赤玉土などブレンドしても良いでしょう。また中性から弱アルカリ性を好みます。地植えの場合、日本の場合、雨の影響で土は酸性に傾きがちなので、アルカリ性に傾けることができる苦土石灰を入れ耕し、堆肥や腐葉土も混ぜておきましょう。

 

鉢の選び方について(鉢植えの場合)

上記の通り、オリーブは水はけのよい土を特に好むので、鉢植えの場合、鉢も素焼きなど通気性のよいものを選びましょう。

 

水やり

乾燥に強く毎日水やりをする必要はありませんが、水切れさせてはいけません。土が乾いたら鉢底から溢れるくらいたっぷり水を与えましょう。鉢皿の水は捨てるようにしましょう。根腐れの原因になります。また、地植えの場合、特別な水やりは不要です。

 

鉢植えの水やり

上記に記載した通り、鉢底から溢れるくらいたっぷりと水やりをしてください。ただし、午前中でもお昼頃に水やりをすると、日中の高温で、鉢の中の温度も上昇して煮えたようになってしまいます。根にダメージを与えますので、夏場の水やりは、早朝か夕方以降に行いましょう。

 

地植えの水やり

地植えの場合は、上記に示した通り特別な水やりは不要です。雨の水で問題ありません。ただし、植えつけ直後や、夏場に雨が何日も降らない日は、水やりをすると良いでしょう。根が地中で広がっていますので、根元だけでなく枝が広がっている範囲全体に水を与えましょう。

 

葉水に関して

室内で育てている場合、夏場は葉水を行うと良いでしょう。ホコリを落とすことにもなりますし、害虫のハダニやアブラムシの予防にもつながります。霧吹きで行いましょう。

 

肥料の与え方

置き肥タイプの緩行性化成肥料か有機質肥料を与えましょう。緩効性肥料を与える場合、窒素・リン酸・カリを等分に含有し、微量要素も含まれているものを選びましょう。「土に置くだけ 錠剤肥料シリーズ オリーブ用」は、N・P・Kが等量で、マグネシウム・マンガン・ホウ素・カルシウムに鉄などの微量要素も配合しています。置き肥タイプの緩効性肥料は、株元から離しておきましょう。植え替え直後は根が弱っている場合があるので、2週間ほど間をあけてから肥料を与えましょう。

 

肥料を与えるタイミング(2月、6月、10月)

2月から3月は花芽が動き出す時期ですので新芽や花芽の増量のために、6月は花が散り実が出来始める前です。花に回った養分を補うために、10月は実がなり終わった後ですので実に回った養分を補うために、鉢植えの場合、2月と6月と10月に肥料を与えます。なお庭植えの場合は、2月と10月に、肥料を与えるとよいでしょう。

 

冬場の肥料

冬場は成長が止まるので、肥料は控えましょう。元気がなく気になる場合は、植物活力剤「リキダス」などを与えると良いでしょう。

 

剪定

オリーブは、風通しの良い環境を好みますので重なりあう枝など密集する枝は思い切って剪定しましょう。剪定は冬のみならず、生育中も枝が混みあったら行います。生長が早いので、多少切りすぎても問題ありません。しかし、前年に伸びた枝に、翌年花を咲かせ結実し、果実となりますので、この今年伸びた枝(新梢)を剪定すると来年果実をつけることが出来なくなるので注意が必要です。基本的には枯れている枝を切りましょう。重なり合っている枝やひこばえと呼ばれる根元から脇芽の様に伸びた枝を切り落としましょう。また、収穫量を増やすため、新芽を指先で摘まんで摘み取ってもよいでしょう。摘み取った先から新芽が2本でてくるので、実つきがよくなります。 基本的に植えて挿し木をして3年以内のオリーブには剪定は不要で、3年以上経過したら行いましょう。

 

剪定のタイミング(3月~4月、5月~11月、1月~3月)

3月~4月の剪定は、生長前に絡み合ったり重なったりしている枝を切り落としましょう。 5月~11月の剪定は、樹形を保つため、伸びすぎた枝を切り落としましょう。ただし、新しい枝は切らないように。 1月~3月の剪定は、茂り過ぎた枝を切り落とします。若返りにもつながります。

 

 

オリーブの植え替え

鉢植えで育てているオリーブは、植え替えが必須です。4年生以下の若い苗を購入した場合は、根も生育するため、2~3年に一度は植え替えを行いましょう。ただし、5年生以上の苗であれば、水はけが悪くなるまで植え替えを行う必要はありません。一回り大きな鉢へ植え替えてあげます。植え替えをしないと、鉢の中で根が一杯に広がります。根が詰まってしまうと、水の流れも悪くなり、古い物質が土に残留し、養分の吸い上げも酸素の吸収もできなくなってしまいます。

 

植え替えのタイミング

真夏、真冬を避ければ、いつでも行うことが出来ますが、オリーブが活動を始める3月~5月がベストタイミングです。植え替え自体は、植物に負担がかかる作業です。真夏や真冬は根にダメージを与えてしまいます。地植えの場合、植え替えは不要です。

 

植え替えの手順

鉢からオリーブを引き抜きましょう。植物にダメージを与えないように、慎重に引き抜きます。根についている土は、手で優しく揉んで落とします。固くなった根鉢は切り落としましょう。その後は、一回り大きい鉢に植え替えてあげます。水はけが大事なので、鉢底石を入れてから、オリーブ用の、水はけの良い土を使って苗木を植えてください。根のまわりにもしっかり用土を入れ込みましょう。用土は入れすぎず、鉢の縁には水をためるスペースを確保してください。植え替え後は水をたっぷり与え、直射日光の当たらない明るい日陰で様子を見ましょう。1~2週間は肥料を控えて、直射日光に当てないようにしてください。植え替え直後は根がぐらつくので、支柱を立ててあげるとなお良いでしょう。

 

植え替えの手順

鉢からオリーブを引き抜きましょう。植物にダメージを与えないように、慎重に引き抜きます。根についている土は、手で優しく揉んで落とします。固くなった根鉢は切り落としましょう。その後は、一回り大きい鉢に植え替えてあげます。水はけが大事なので、鉢底石を入れてから、オリーブ用の、水はけの良い土を使って苗木を植えてください。根のまわりにもしっかり用土を入れ込みましょう。用土は入れすぎず、鉢の縁には水をためるスペースを確保してください。植え替え後は水をたっぷり与え、直射日光の当たらない明るい日陰で様子を見ましょう。1~2週間は肥料を控えて、直射日光に当てないようにしてください。植え替え直後は根がぐらつくので、支柱を立ててあげるとなお良いでしょう。

 

 

 

 

オリーブを結実させるコツ

オリーブを育てているなら、結実させ収穫を目指しましょう。ここでは結実させるコツをご紹介します。

 

2種類以上のオリーブを、一緒に育てる

オリーブの木は自家受粉しにくい性質があります。結実させるには、開花時期の近い、異なる品種のオリーブを近い場所で育てるのがポイントです。また、オリーブ以外の植物を近くに植えるのもよいですよ。自生しているオリーブの木は、風や虫によって受粉します。そのため、花粉を運ぶ虫などを他の植物で呼び込むことで、より受粉がしやすくなるのです。

 

冬の寒さに当てる

オリーブは10℃以下の気温を20日以上経験させないと花を咲かせない性質があるため、寒さを経験させることも大切なポイントです。一年中室内で育てている場合、冬場は20日間ベランダに出すなど工夫をしましょう。

 

 

オリーブの葉が落ちる原因に関して

まれにオリーブの葉が、一斉に落葉する場合があります。ここではその原因をご紹介します。

 

原因① 環境の急激な変化

購入してきたばかり、置く部屋を変えた、などのタイミングで葉を落とすことがあります。環境の変化にオリーブが耐えられなかった証拠です。なるべく移動の前後で環境を合わせることが出来るのが望ましいです。週に一回ずつ日照時間を変化させるなど、事前に慣らしてあげることで防ぐこともできます。

 

原因② 根がダメージを受けた

水のやりすぎによる根腐れか、コガネムシなどの害虫などにより、根がダメージを受けている可能性があります。鉢の中が常に湿っていると根腐れの原因になりますので、土が乾くのを待ちましょう。

 

原因③ 害虫の影響を受けた

先に紹介した、根にダメージを与える害虫の他にも、オリーブアナアキゾウムシなど、幹にダメージを与える害虫もいます。害虫を発見したら早めの駆除をしましょう。害虫に関しては、この記事の下の段落で改めてご紹介します。

 

 

オリーブの増やし方

オリーブは挿し木と取り木、種でも増やすことが出来ます。家庭で増やす場合、種からではなく枝を使った方法が一般的です。剪定して切り落とした枝を利用すると良いでしょう。

 

挿し木で増やす

挿し木はオリーブの増やし方で、最も一般的な増やし方です。新芽が出ているものを挿す方法と、太く成熟した枝を挿す方法があります。

 

挿し木のタイミング

初夏に成長の止まった新しい芽の付いた枝を挿す方法を「緑枝挿し」といい、5月~7月に行います。太く成熟した枝を挿す方法を「休眠枝挿し」といい、2月に行います。

 

挿し木に使う土

新しい土を使いましょう。古い土だと養分が少なく、根からの栄養の吸収も悪いです。

 

挿し木の手順

まず、枝の切り口を斜めに切りましょう。水を吸いやすくするためです。また、葉は数枚残してを取ってから挿します。これは、葉に栄養が回り過ぎるのを防ぐためです。あとは土に挿し、水をあげましょう。ぐらつきやすい場合は、支柱をしてあげると良いです。根付くまでは動かさないようにしましょう。

 

挿し木後の管理

1~2か月ほどで発根し新しい芽が育ってきます。それまでは、風通しの良い、明るい日陰で管理し、土が乾燥しきらないように、水を与えましょう。肥料は与えません。新芽が生えてきたら新しい鉢へ植え替えます。

 

取り木で増やす

取り木は、茎を切り落とさずに行う増やし方です。茎の表面の皮をはぎ取り(環状剥皮)、ミズゴケを巻き付ける方法です。挿し木とは異なり、葉を維持したまま作業できるのがメリットになります。

 

取り木のポイント

茎を切り落とさずに、表面の皮を2cm程度の幅で剥く作業が必要になります。切れ味の良い刃物で行いましょう。また剥ぎ取った部分は湿らせたミズゴケで巻き付けたうえで、ビニールで密閉して湿度を保つ必要があります。定期的にミズゴケを湿らせて乾燥しないように注意しましょう。数か月後剥いだ部分から根が生えてきたら、根の部分から下で切り鉢に植えます。

 

 

オリーブで注意する病害虫に関して

オリーブは、病気よりも害虫被害を受けるケースがあります。被害にあうと生育に影響が出てしまいます。ここではオリーブの被害にあいやすい病害虫をご紹介します。

 

オリーブアナアキゾウムシ

オリーブで最もおそれる害虫です。1~2cmの昆虫で、木の幹の中に住み着きます。株元に穴をあけ、幹の内部を食い荒らします。駆除が手遅れになると枯れてしまいます。幹のもとにおがくずが落ちていたら、オリーブアナアキゾウムシを疑いましょう。木の幹に穴が開いていたら樹皮をはがして捕殺するか、殺虫剤を活用します。

 

マイマイガ

マイマイガは毛虫の一種です。葉や枝を食べてしまいます。毛虫の状態であれば、殺虫剤を用いて駆除しましょう。枝の一部が白っぽい状態のものがあれば、それは卵なので取り除きます。

 

炭そ病

高温多湿の環境で発生するカビが原因の病気です。葉に斑点が発生します。放っておくと、幹全体に広がりますので、斑点がある部分はすべてと取り除きましょう。また、混み合っている枝を切り落とし、風通しを良くしましょう。

 

 

オリーブの種類

オリーブは世界で様々な種類が栽培されています。果実の付けるスピードの違いによる、早生品種、中生品種、晩生品種や、原産国の違いなどで分類できます。ここでは日本の産地である小豆島で育てられているオリーブをご紹介します。

 

ネバディロ・ブランコ

スペイン原産。
オリーブオイル用の品種です。
横に広がる開帳張型と呼ばれる樹形です。花が咲く期間が長く、花粉も多いため、受粉樹としても用いられます。

 

マンザニロ

スペイン原産。
オリーブオイルだけでなく、ピクルスにも利用されます。
横に広がる開帳張型と呼ばれる樹形です。よく結実し、小豆島だけでなく世界中で栽培されています。

 

ミッション

アメリカ原産。
オリーブオイルだけでなく、ピクルスにも利用されます。
縦にすらっと伸びる直立型の樹形です。自家結実性がある種類なので、1種類でもある程度実をつけることが出来ます。しかし、やはり実つきをよくするには、近くに異なる品種をおくとよいでしょう。

 

ルッカ

イタリアアメリカ原産。
オリーブオイルに利用されます。
横に広がる開帳張型と呼ばれる樹形です。果実はオイル分が豊富で、とてもフルーティーです。自家結実性がある種類なので、1種類でも実をつけることが出来ますが、ある程度木が大きくならないと実がなりにくいです。

 

 

オリーブを育ててみよう

いかがでしたか?この記事では、インテリア性が高いだけでなく実を食べて楽しむことが出来る、オリーブの育て方に関してご紹介させていただきました。オリーブは寒さにも強く、初心者でも育てやすい植物です。通年で美しい葉を楽しむことが出来ます。風水としてもよいオリーブを是非一度育ててみませんか?

 

 

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