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花開くのは一夜だけ。朝にはしぼむ“美人薄命”なサボテン、月下美人。育て方のコツ

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なんとも気品あるネーミングの「月下美人」。
その名にふさわしく、1年のうち一晩だけ美しい花を咲かせて翌朝にはしぼんでしまうという、なんとも儚い性質を持っています。

そんな月下美人、実はサボテン科の植物。
ですが、一般的なサボテンとは育て方や生育環境が違います。

今回は、月下美人の特長や育て方のコツをご紹介します。

月下美人の特長は?

月下美人は、サボテン科クジャクサボテン属に分類される着生サボテンです。
原産地は中南米で、自生地では木の幹などに根を張って生長します。

月下美人の特長は、なんといってもその美しい花です。
1年に一晩だけ、それも新月や満月の夜に花を咲かせ、朝にはしぼんでしまうという逸話で知られています。

ただし実際には、生育環境や生育状態によっては年に2回~3回ほど花を咲かせることも。
反対に、全く咲かないこともあります。

また、月下美人の花は濃厚な香りを放つことでも知られています。
ジャスミンの花に似た甘く上品な香りで、花が咲くと辺り一面がその香りで満たされます。

月下美人の育て方のポイント、花を咲かせるためのコツ

月下美人を育てるなら、やはり花を咲かせたいところ。
花を咲かせるには慎重な管理が必要で時間もかかるため愛情と根気が必要ですが、その分花が開いたときの喜びはひとしおでしょう。

以下の育て方のコツを参考に、ぜひ美しい花を咲かせてみましょう。

 

・水の与え方について

砂漠地帯を原産とするサボテンは乾燥に強く水をあまり必要としませんが、月下美人は森林地帯を原産とする森林性サボテンであるため、水を好む性質をしています。

生育期にあたる5月から10月くらいにかけては、土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。
ただし、水のやりすぎで多湿になると根腐れを起こすこともあるのでご注意を。

休眠期にあたる11月から4月にかけては、土の表面が乾いてから数日待って水やりをしてください。

 

・日照管理と温度管理、栽培場所について

月下美人の花芽をつけるには、しっかりと日光に当てることが大切
年間通じて、日当たりの良い場所で育てましょう。
季節ごとの最適な栽培場所は以下の通りです。

 

・5月から6月

気温が15~20℃前後の5月~6月にかけては、戸外の日なたに置き、直射日光を当てます。

 

・梅雨明けから9月後半頃

暑い時期は、直射日光には当てないようにし、戸外の半日陰または明るい日陰に移動させてください。

 

・9月後半から10月後半

再び戸外の日なたに移動させ、しっかりと日光を当てます。

 

・11月~4月

寒さに弱いため、冬から春にかけては屋内の暖かく日当たりの良い場所で管理します。
室温が10℃を下回らないように気をつけましょう。
また、暖房が直接当たらないように注意してください。

 

・肥料の与え方について

チッソ成分の肥料を多く与えすぎると、茎や葉は茂りますが花芽がつきにくくなります。
花を咲かせることを優先させるのであれば、生育期にあたる5月から10月前後にかけて、リン酸を多く含む液体肥料「ハイポネックス原液」とチッソ成分を含まない液体肥料「ハイグレード開花促進液」を1週間毎に交互に希釈して使用しましょう。

休眠期にあたる11月から4月前後にかけては、肥料は必要ありません。

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