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大注目のイタリア野菜は、 見た目の美しさと栄養価にすぐれている!

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イタリア料理を提供するレストランで華やかな野菜をよく目にしますが、みなさんはそれが何という種類の野菜かお分かりになりますか? 最近ではユニークな色や形をしたイタリア野菜をスーパーでも見かけるようになってきましたが、まだ購入したことがないという方も多いかもしれませんね。

今回は、日本でも徐々に人気が高まっているイタリア野菜を、日本の気候に合うように長年育種を続けているトキタ種苗のオープン農場に見学に行ってきました。さわやかな秋晴れの中、トキタ種苗のオープン農場には生産農家さんをはじめとする、たくさんの関係者の方で賑わいました。

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参加されたみなさんが最も楽しみにしているのは、イタリア野菜をはじめとした、トキタ種苗で育種された魅力的な野菜の試食会です。美味しい野菜を食卓に届けたい生産者さんの思いに答えるように、トキタ種苗のスタッフのみなさんがたくさんの試食品をご提供してくだいさいました。さて、試食の後はお目当のイタリア野菜をはじめとするさまざまな野菜の品種を、実際に圃場やハウスに見に行くので、一段と気持ちがワクワクしてきました!

 

 

東京イタリア野菜研究会のみなさんとイタリア野菜を見学!

今回のオープン農場で私がご一緒させていただいたのは、代表の山下ようこさん率いる「東京イタリア研究会」のみなさんです。実際にイタリア野菜を生産されている方やバイヤー、野菜を専門に撮影する写真家さんや野菜ソムリエの方々が集う研究会です。こうした種苗会社の見学をしたり、交流を深めることで東京におけるイタリア野菜の生産・流通・消費に繋げ、市場にアピールできるネットワークづくりをめざしている研究会です。

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この東京イタリア野菜の代表を務める山下さんは、大学で園芸や農業を学ばれた経歴を持っていらっしゃいます。山下さんが大学で学んだ40年ほど前には、カリフラワーはまだ茎が固く、花蕾を味わうのみの野菜だったそうですが、長い年月をかけて茎も美味しく食べられる「カリフローレ」として開発されたことを聞き、長年の種苗メーカーの育種の努力に感動されたという専門的な視点からもイタリア野菜の発展、成長を見守る方です。

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東京イタリア研究会代表 山下ようこさん(右)

イタリア料理に使用される野菜は見た目がユニークで鮮やかというだけでなく、栄養価にも非常にすぐれているため、今後日本全国の市場を賑わす存在となる野菜です。外食産業やスーパーで見かけるだけでなく、年々一般の家庭菜園の栽培品種の主役になってくるほど存在感が増しています。

今回訪問したトキタ種苗では10年かけて高温多湿の日本の気候に合うイタリア野菜の育種を手がけてきました。そのトキタ種苗が手がけている約40種類のイタリア野菜の中でも、今回特におすすめのイタリア野菜を山下さんをはじめとする東京イタリア野菜研究会のみなさんと一緒に見学してきました。

 

苦くない!サラダにおすすめ「カリーノケール」

「まずい、もう一杯!」のCMでおなじみのケールという野菜は広く認知されていますが、健康によいだけでなく、最近ではスムージーの材料としても使われ、アメリカのスーパーではレタスよりも山積みされているくらい人気の野菜です。ケールをご自身で購入したことがなくても、ファミレスのサラダバーで見かけたことがある方も多いかもしれませんね。ケールは葉が緑色以外にも濃緑や赤などの品種があり、さまざまな色合いと味を楽しむことができます。

茎まで美味しく食べられる「カリフローレ」

先ほど山下さんが感激した茎まで楽しめるカリフラワーの「カリフローレ」が、先日埼玉県の学校給食に採用されるというイタリア野菜の大きな発展への第一歩を踏み出したそうです。このカリフローレは、スティックタイプのカリフラワーで、味にクセがなく、ほんのり甘みを感じるため、サラダ以外にも焼いたり茹でたり、揚げものやスイーツの材料など、どんな料理にも対応できるので、ブレイク間違いなしのイタリア野菜です。これから一年中スーパーでよく目にするイタリア野菜の一つなるかもしれませんね。

1ヶ月ほど冷蔵庫で保存できる抗酸化力NO1の「ラディッキオ」

このラディッキオは日本ではトレビスと言われているキク科の野菜です。癖になる苦味が特徴で、栄養価が高く、冷蔵庫でしっかり管理すれば1ヶ月ほど保存できる機能的にもすぐれたイタリア野菜なんです。赤い色素に抗酸化力がギッシリ詰まっており、冷蔵庫で保存中も栄養素が変わらないそうなので常備野菜にうってつけの野菜ですね。

この他にもおすすめしたいイタリア野菜

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ビーツ
赤や黄色の渦巻き模様がかわいいビーツはお料理を華やかに引き立ててくれます。見た目がかわいいだけでなく、栄養価も高いためアスリートの方に注目されている野菜です。その他にもダイエットにも効果があるとしてメディアで紹介されており、アメリカでも大ブレイクしている野菜なんです。ビーツの赤い色素がとても鮮やかなので、東京都内のスムージー店でもよく使われている野菜です。

 

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 フェンネル
握りこぶしをふたつ合わせたくらいの大きさのフェンネルを、日本人が食べやすいように小さく改良したスティックフェンネルは、セリ科の仲間で和名でウイキョウと呼ばれている胃腸を健康にしてくれる体にも良い野菜です。大きなフェンネルも食べると非常に美味しいそうなので、どちらも食べてみたいフェンネルですね。実際に育ててみてもさほど難しい作物ではないそうなので、家庭菜園で種から育ててみてはいかがでしょうか。トキタ種苗の方にフェンネルやスティックフェンネルを育てるコツをお伺いしました。大きくフェンネルを太らせるためにはお水を多めにしてあげるとよいとか。みなさぜひチャレンジしてみてください!

 

 

山下さんが目指すこれからのイタリア野菜のかたち

代表の山下さんと東京イタリア野菜研究会のみなさんに1日同行させていただき、山下さんにいろいろとお話をお聞きしました。まずは東京イタリア野菜研究会を立ち上げたきっかけと、その理由をお教えください。

「東京は大都会ではありながら、まだ活用しきれていない農地があります。その農地は一度宅地化されてしまえば、もう農地に戻ることはできません。その東京の農地を保全するために、東京という土地の利を活かし、都市部の自給率をあげるためにはどうすればいいのか、と考えていた時に出会ったのがこのイタリア野菜だったんです。最近では『外食』だけでなく、『中食(なかしょく)』としても市販された食材を食べる機会が増えている中、消費者のみなさんにはより栄養価が高く、より彩り豊かな野菜を食べるきっかけづくりにも貢献できるこのイタリア野菜を、食卓に加える楽しさをお伝えして、そこからイタリア野菜を生産する方と流通する方を繋げるイタリア野菜のネットワークづくりを目指そうと考え立ち上げたんです」

 

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バーニャカウダーなどで楽しめるカラフルニンジン

 

確かに、せっかく消費者がイタリア野菜を知っていてもどこで売っているか分からなかったり、反対に美味しいイタリア野菜を生産者の方がつくってもイタリア野菜の存在を知ってもらわなければ消費者の皆さんには届かないですね。イタリア野菜を消費者として楽しむ第一歩として、山下さんから消費者の方にアドバイスをお願いします。

「まず、イタリア野菜の素材の美味しさを知るために、サラダでも炒め物でも、シンプルにオリーブオイルやお塩で味付けてください。イタリアの風を感じられますよ。次は、バーニャカウダーのソースをつくってご家庭の味でイタリア野菜を楽しんで見てください」

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ロマネスコ

バーニャカウダーのソースというと何だかレベルが高そうに感じますが、実際には牛乳・ニンニク・アンチョビ・塩・オリーブオイルと意外にシンプルな材料でつくれるので、案外簡単かもしれないですね。食べる楽しみから、今度は育てる楽しみについてお伺いします。家庭菜園を楽しむ方には、どんなイタリア野菜に挑戦してみたらよいでしょうか?

「育てる楽しみ、見る楽しみ、食べる楽しみ。三拍子そろったイタリア野菜の代表として、カリフラワーの仲間のロマネスコやカリフローレはいかがでしょうか。ロマネスコは海中のサンゴのような芸術的な形。苗が育つにつれて、葉の奥のほうに、でこぼこ頭が見えてきて、感動しますよ。地域の気候に適した品種を選ぶことがポイントです。また、長い茎が特徴で、茎までおいしいカリフローレは、苗を大きく育てれば、1株から一度に何十本も収穫できます。ご家族で食べきれない分はおすそわけしませんか。相手の喜ぶ顔を見る……。楽しみがまた一つ加わりそうですね」

 

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フィノッキオ

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ステッキオ

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サボイ

 

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セルバチカ

 

栄養価にすぐれ、食卓を鮮やかに彩るイタリア野菜の魅力を山下さんはじめ、東京イタリア野菜研究会のみなさんと一緒に堪能させていただきました。最後にPLANTIAをご覧になるみなさんに山下さんの方から一言お願いします。

 

「大変忙しい毎日を送られていると思いますが、例えば購入したサラダをお家で食べるときやピザをデリバリーした時に彩り豊かなイタリア野菜をトッピングすることで、とても楽しい気持ちになります。そして、同時にイタリア野菜の持つ素晴らしい栄養価も取り入れることができるんです。みなさんができる範囲で構いませんので、ぜひ積極的にイタリア野菜を取り入れて、心も体も健康な毎日をお過ごし下さい。そして、まだイタリア野菜の魅力を知らない方に教えてあげて、仲間と共に楽しんでいただけたらうれしいですね」

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今回トキタ種苗のオープン農場で、たくさんのユニークな形、彩り鮮やかなイタリア野菜を見学する中で、このイタリア野菜は「人に勧めたくなる野菜」だと思いました。栄養価にすぐれ、機能性があり、食卓を彩り、美味しい味わいにときめく、そんなイタリア野菜をみなさんもぜひ召し上がって下さい。そして、家庭菜園でもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

(撮影・取材・文 ToyorunpeRes)

 

東京イタリア野菜研究会の代表を務める山下さんの活動

http://www.yamashitayoko.com/

 

トキタ種苗

http://www.tokitaseed.co.jp/index.php

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