Data
■作出:ドイツ タンタウ
■花色:淡紫~ピンク・裏弁白
■花型:中輪/丸弁カップ咲き
■香質:ローズの中香
■樹形:伸長1.8mの直立性。つるバラ仕立てに向く。
淡い紫色からピンク色の透明感ある花弁の中輪花。グリーンを感じる白い蕾から、中央が青みが強いピンク・裏弁は白いカップ咲きに開花、咲き進んで淡くなる。花径8cm、花弁数40~50枚。返り咲き。やさしいローズの香りがある。葉は黒星病に強い。枝はまっすぐ1.8m伸張するので小型のつるバラとして。花名はドイツ語で「宝石」の意味。2019年日本発表。
花弁の奥に透き通るような花色は涼しげ。「花弁の奥からにじみでるような青みの強いピンク色。白い裏弁はピンク色を包み込むよう。まるで磁器に描かれた花の絵のような透明感」(タンタウ社)。
透き通るような花弁が雫と一緒に輝く(ドイツで)
濃いめに咲いたとき(京成バラ園のポール仕立ての株)
よく見ると花弁に白色も入り混じる(同上)
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玉置一裕
Profile
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。