Labyrinth バラの迷宮 pickup152『グラシアール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
|---|---|
| 花色 | 白色 |
| 花型 | 中輪／八重咲き～半八重咲き |
| 香質 | ダマスクにティーの中香 |
| 樹形 | 高さ1.2～1.5×幅1.0の木立性・横張性 |
耐病性高く樹勢がある白色の中輪。房咲き。やや黄色みをおびた蕾から軽やかに開花、八重咲きから半八重咲きに。
低温期にピンクが花弁にのりがちな白花品種の中で、純白を保つ。四季咲き。ダマスクにティーの中香。
樹は高さ1.2～1.5m×幅1.0mの木立・横張性。葉は浅緑色。うどんこ病・黒星病に強く年5回の剪定後の殺菌剤散布で葉をきれいに保つ。
樹勢が強く回復力もある。地植え・鉢植えに。
花名はスペイン語で氷河の意味。2022年春発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
‘アイスバーグ’に似るが花は少し大きめに感じ、香りもある。樹は耐病性が高く樹勢も強い。
開きはじめは八重咲き（写真：バラの家）
開花して半八重咲きに（同上）
白い花弁に黄色いしべと花芯がさわやか
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『Ｎｅｗ Ｒｏｓｅｓ』編集長。
『Ｎｅｗ Ｒｏｓｅｓ』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。