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秋の花の定番!コスモスを育てよう

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秋に咲く定番の花として知られるコスモス。最近では夏咲きのものや開花時期が長い品種も出回り、より長く花を楽しめるようになりました。コスモスはあまり栄養の少ない土でも花をつけるため、どなたでも育てやすいのが魅力です。

今回は、コスモスの基本情報や育て方、種の採取方法などをご紹介します。

澄み渡る秋の空にぴったりのコスモス

コスモスは桜のような花びらに細い茎と葉を持つ、可憐な印象の花です。日本の秋を代表する花のひとつで、全国各地で育てられています。日本で広く親しまれているコスモスですが、元々は熱帯アメリカ原産の花です。現地では標高1600mの高原で自生するほど強い花です。

 

コスモスの仲間
コスモスには同じ熱帯アメリカを原産とする仲間が多数存在します。そのひとつがキバナコスモスです。キバナコスモスは暑さに強いのが特徴で、夏場でも花を咲かせます。コスモスよりも標高が低く、気温の高い場所に自生しています。
もうひとつ有名な品種がチョコレートコスモスです。名前のとおりチョコレートのような花びらの色とその香りが特徴です。チョコレートコスモスの中でも、色味の濃さなどでまた種類が分かれます。高温多湿が苦手なため、通常のコスモスより栽培の難易度が上がります。

栄養の少ない土でも花を咲かせる!コスモスの育て方

コスモスは栄養の少ない土地でも育つ丈夫な花です。ご自宅でも簡単に育てられるため、初心者の方でも挑戦しやすい花でしょう。ここからは、コスモスの育て方をご紹介します。

 

苗選び
コスモスは種からでも簡単に育てられる品種です。ただ、苗から植えつけするほうが手軽なため、初心者の方には、苗からの植え付けをおすすめします。
苗は4月から6月頃に販売されるので、実際に見て選びましょう。夏咲きのコスモスは7月から8月にかけて開花し、秋咲きのコスモスは10月から11月ごろに開花します。夏咲きのコスモスが欲しい方は、はやめに苗を購入するのがおすすめです。
コスモスの苗は、茎が伸びすぎいないか、葉が元気で花芽しているものが多いか、がポイントです。あまり大きな苗は根付かないことがあるため、本葉が8枚程度までのものを選びましょう。全体をよくチェックし、虫がついていないか確認してから持ち帰りましょう。

 

土づくり
コスモスは水はけのよい土を好みます。鉢植えの場合は元肥としてマグァンプKが配合されたハイポネックス鉢・プランター用培養土がおすすめです。鉢の底には鉢底石を敷いておきます。
地植えの場合は水はけをよくするため、土を耕す際に川砂を混ぜ込みます。鉢植えでも地植えでも、苗がよく育つように元肥・追肥に使えて約3~4ヶ月間肥料効果が持続するコーティング肥料『ネクスコートいろいろな植物用』を加えておきましょう。

 

植えつけ
苗を購入してきたら、すぐに植えつけを行います。コスモスの根は傷つきやすいため、根鉢をほぐさないように注意してポットから取り出しましょう
鉢植えの場合はひとつの鉢にひと株を植えるのが基本です。複数植えたいときは、株間を20cm~30cmあけましょう。植えつけしたあとは水をたっぷりと与えます。

 

日当たり
コスモスは太陽が真上から照りつける熱帯アメリカ原産の花です。花にまんべんなく日光が当たるよう、日当たりのよい場所へ植えましょう。日当たりが悪いとうまく育たず、茎が倒れてしまいます。
ただし、コスモスは日照時間が短くなると花芽を形成する短日植物です。日当たりを好む花ではありますが、ずっと光を当て続けると花をつけるきっかけがなくなってしまいます。夜になっても電灯が当たり続けるような場所は避けて植えましょう。

 

摘心
コスモスは草丈50cm程度から150cm程度の大きさに育ちます。茎が細いため、草丈が高くなりすぎると倒れてしまいます。花が咲くまでに摘心を行うことで草丈を低く抑え、花を倒れにくくしてあげましょう。
摘心の開始時期は本葉が6枚~8枚ついたころが目安です。一番上の芽を摘み取りましょう。秋咲きのコスモスであれば、夏の間に何度か摘心を行うことで脇芽が育ち、花の数も多くなります。
ただし、花芽がつく時期に差し掛かったら摘心は控えましょう。夏咲きのコスモスなら7月ごろまで、秋咲きのコスモスなら9月ごろまでには摘心を終えます。

 

支柱立て
できるだけ草丈を高く育てたい場合は、摘心の回数を少なくし、支柱を立てましょう。草丈が50cmに届く前に支柱を用意しておいてください。
コスモスを摘心せずに生長させると、葉が増えすぎて風通しが悪くなってしまいます。余分な葉や茎は切り、風通しをよくしてあげましょう。

コスモスを増やして、来年も花を楽しもう

コスモスは一年草で、花が咲き終わると枯れてしまいます。次の年も花を楽しみたいときは、種を採取しましょう。

 

種の採取
コスモスの花が枯れていくと、花びらが散り、種ができはじめます。放置していると自然に種が落ちていくので、はやめに採取しましょう。
種をとるタイミングは、「花柄(かへい)」という花を支える茎の部分の変色で見極めます。緑色が抜けていたら種の収穫の合図です。花がらごと切り取ってかまいません。
採取は晴れて乾燥している日に行いましょう。雨天時や雨が上がった直後のように湿気が強い日は、採取した種が腐ってしまうことがあります。

 

種の保存方法
花がらを摘んだら、まずは種を取り除きましょう。やさしくほぐして殻から種を出します。殻が外れにくいときは、風を当てて吹き飛ばす方法があります。
種を分けたら、数日間にわたって日陰に置き、乾燥させます。その後も湿気の少ない場所で保管しましょう。密封できる容器に、乾燥剤と一緒に種を入れるのがおすすめです。
保存がうまくいけば、次の年には種をまけるようになります。夏咲きなら4月~7月、秋咲きなら7月~8月に種まきしましょう。最近は夏・秋どちらでも花をつける早咲き品種もあります。早咲きのものは花を咲かせたい時期の2ヶ月~3ヶ月前に種まきを済ませましょう。

おわりに

コスモスは秋の風物詩として人気の高い花です。園芸初心者の方でもチャレンジしやすく、花を長く鑑賞できるのも魅力です。種を保存して次の年にも花を咲かせることができたら、愛着もさらに増すでしょう。ぜひ楽しんで育ててみてください。

この記事で紹介された植物について

コスモス

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