Plantiaトップ 学ぶ ひたむきな花の姿が心を和ませる。冬に咲く山茶花を育ててみよう

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ひたむきな花の姿が心を和ませる。
冬に咲く山茶花を育ててみよう

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濃い緑の葉に、ピンクや赤、白などの花を咲かせる山茶花。日本原産の花のため、各地で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。寒い時期に咲く山茶花の花は、冬の庭の彩りにもおすすめです。今回は、山茶花の特徴や育て方、お手入れの方法などをご紹介します。

 

山茶花の特徴は?

山茶花は山口県や四国、九州など、日本の南部を原産地とする花です。赤やピンク、白、複色の花を咲かせます。現在は300種以上の園芸品種がつくられており、日本全国で花の姿を見かけます。

 

山茶花の園芸品種

山茶花の園芸品種は、「サザンカ群」「カンツバキ群」「ハルサザンカ群」の3つに分けられています。「サザンカ群」は野生の山茶花に近い品種です。10月から12月にかけて、一重や半八重などの花をつけます。花色は白や白とピンクの複色などが多く見られます。「カンツバキ群」には、山茶花と椿が交雑してできた「寒椿」を元につくられた花が含まれます。八重咲や獅子咲きの花が多く、花の時期は11月~3月と長めです。「ハルサザンカ群」は山茶花と椿の自然交配によって誕生した花を元につくられたとされています。開花時期は12月~4月で、花色や咲き方の種類が豊富です。

 

椿との違い

山茶花は椿と非常に似ています。どちらもツバキ科ツバキ属の花で、日本原産である点は変わりません。異なるのは花の時期です。山茶花は10月~12月、椿は11月~2月に咲きます。ただ、品種によって開花時期は異なるため、これだけで見分けるのは困難です。もうひとつの違いが、花の散り方です。椿の花びらは根元でくっついており、開花が終わると花が丸ごと落ちてしまいます。山茶花の花びらは一枚ずつ分かれているため、花びらが少しずつ散っていきます。開花時期や花の散り方で見分けられないときは、葉を見てみましょう。山茶花の葉は裏返すと細かい毛が生えていますが、椿にはほとんど生えていません。葉の縁の鋸歯も、山茶花のほうが深くなっています。ただ、山茶花と椿は、お互いを交配してつくられた園芸品種も多数存在します。山茶花と椿の両方の特徴を受け継いでいる花も少なくありません。品種によっては、外見の特徴だけで見分けることは難しいでしょう。

生垣にぴったりの山茶花を植えてみよう

山茶花は常緑で、生垣にもぴったりの植物です。住宅地を歩いている際に見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。お庭に植える木を探している方は、ぜひ山茶花を育ててみましょう。

 

土づくり

山茶花は水はけがよく、有機物の多い土を好みます。鉢植えの場合は赤玉土と鹿沼土を同量混ぜたものか、腐葉土とバーク堆肥を同量ずつ混ぜたものがおすすめです。水はけを良くするため、鉢底石を敷いておきましょう。地植えの場合は土に腐葉土や堆肥などを混ぜて耕しておきます。

 

苗木の植えつけ

鉢植えも地植えも、3月~4月、9月~10月に植えつけを行いましょう。植えつけ時には、元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』を混ぜておきます。

植えつけ時は土に穴を掘り、苗木の株元が地表と同じ高さになるよう調整しましょう。苗木は根を傷つけないよう、根鉢をほぐさずに植えつけてください。必要であれば支柱を立てて支えます。複数の株を植えたいときは、大きく育つことを見越して株間をあけておくことがポイントです。

 

日当たり

山茶花は日当たりのよい場所を好みますが、西日が当たる場所は避けて植えましょう。日陰でも育ちますが、花の数が少なくなる可能性があります。ずっと日陰になる暗い場所は避けましょう。

 

水やり

植えつけから2年ほどはたっぷり水やりしましょう。特に花の時期には水を切らさないことが大切です。土の表面が乾いていたら、水を与えます。2年経ち、しっかりと苗が根付いたら頻繁に水やりする必要はありません。

大切にお手入れして、花を毎年咲かせよう

山茶花は、環境次第では何十年も育ち続けます。丁寧にお手入れして、花を毎年咲かせましょう。ここでは、山茶花の管理方法をご紹介します。

 

寒さ対策

冬の季語でもある山茶花は、耐寒性のあるイメージを持たれています。ただ、山茶花の原産地は四国や九州などの温暖な地域のため、実はそれほど寒さに強くありません。マイナス5℃を下回る地域では、防寒対策をしましょう。冷たい風にさらされる場所へ植えるのは避け、気温が下がったら冬囲いをしましょう。
冬囲いとは、わらやむしろなどを使って木を覆う囲いのことです。寒風や雪から木を守ります。簡単な冬囲いなら自作できるため、ぜひ試してみましょう。

また、園芸品種には耐寒性のあるものが多いため、寒冷地の場合は寒さに強い品種を選んで育てるのもおすすめです。

 

肥料

山茶花の場合、栄養が足りないと葉が枯れたり、花つきが悪くなったりします。特に木が小さい間は毎年肥料を与えましょう。地植えの場合は、2年に1度の施肥で構いません。追肥には肥料効果が約3~4ヶ月持続する『ネクスコートいろいろな植物用』がおすすめです。鉢植えの場合、開花後の3月ごろに追肥を行います。花のついているものは咲き終わるのを待ってから肥料を与えましょう。鉢植えは肥料が流れてしまいやすいため、春と秋にも追肥を行いましょう。
地植えの場合は2月に緩効性肥料『マグァンプK大粒』を与えます。

 

剪定

山茶花は枝が密集しやすいため、剪定して風通しを良くしてあげるのが大切です。花後の3月~4月を狙って不要な枝を落としましょう。不要な枝とは、ほかの枝にからみついているものや木の内側へ伸びている枝、傷んだ枝などです。慣れない方は、全体のバランスを見ながら慎重に切っていきましょう。

夏に伸びた枝を切りたいときは、花芽が判別しやすくなる9月ごろまで待つのがおすすめです。花芽のついた枝を切り落とさないように注意しながら剪定しましょう。

 

植え替え

鉢植えの山茶花は、同じ鉢に植えたままだと根詰まりを起こす可能性があります。2年~3年に1度、大きな鉢へ植え替えを行いましょう。時期は植えつけと同じ3月~4月がおすすめです。植え替え時にも忘れずに元肥として緩効性肥料マグァンプ『マグァンプK大粒』を混ぜ込みましょう。

 

花がら摘み

山茶花は花が終わると丸い果実をつけます。花を長く楽しみたいときは、果実ができないように花がら摘みをしましょう。そのままにしておくと、果実をつくるのに養分が取られ、花が咲きにくくなります。

おわりに

寒い時期に鮮やかな花を咲かせる山茶花。丁寧に育てていけば、何十年にもわたって美しい花をつけてくれるはずです。ご自宅に植えて、毎年の開花を楽しみにお手入れしていきましょう。

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