Labyrinth バラの迷宮 pickup206『クリムゾン シルエッタ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | ドイツ コルデス |
|---|---|
| 花色 | クリムゾンレッド |
| 花径 | 小輪 |
| 花型 | ポンポン咲き |
| 開花特性 | 返り咲き |
| 香質 | 微香 |
| 樹形 | 枝の伸長1.8mmのつる性 |
クリムゾンレッドの波状弁が重なるポンポン咲き。花径3~4㎝。春は房咲きになってたくさん咲く。微香。秋にも返り咲く。枝はしなやかで伸長1.8mと大きくなりすぎない。
2019年発表以来、各種国際コンクールで受賞。2024年日本発表。
家庭用のコンパクトなランブラーローズで混植ガーデンにもよく似合う「シルエッタシリーズ」の赤バラ。
同時に発表されたシリーズ品種として、黄色の‘サニー シルエッタ’(一季咲き)、白地にラベンダーの‘ラベンダー シルエッタ’(秋にも咲く。ADR認証)、白地にピンクの‘スウィート シルエッタ’(秋にも咲く)がある。
小輪の房咲きで枝は伸び過ぎない
ポール仕立て。トレリス・アーチ・フェンス・オベリスクなどにも
著者紹介
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#クリムゾンシルエッタ #バラの育て方 #特集
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。