Labyrinth バラの迷宮 pickup214『フリゼ』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作型 | フランス ドリュ |
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花色 | 淡いモーヴ色 |
花径 | 中輪 |
花型 | 波状弁 |
開花特性 | ロゼット咲き |
香質 | 中香 |
樹形 | 高さ1.2×幅1.0mのシュラブ |
淡いモーヴ色の波状弁ロゼット咲き中輪。 春の一番花では花弁の周囲にピンクの縁取りが入ることも。
花径8~10㎝。四季咲き。フルーツとスパイスの混ざった繊細で上品な中香。葉は明るい緑色。
樹は高さ1.2×幅1.0mのシュラブ。夏以降にやや長めのシュートが伸びるが、背丈を超えることはあまりない。
伸びた枝を生かした小型のつるバラとしてや、冬の強剪定でコンパクトな鉢植えとしても。
花名FRISEはフランス語で「カールした、縮れた」の意味。2025年発表。

淡いモーヴ色の波状弁花(写真:花ごころ)

花弁の周囲にピンクがさすことも(同上)

江戸切子のグラスに一輪を活け床の間に
著者紹介
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#フリゼ #バラの育て方 #特集
玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。