2024.02.21

Labyrinth バラの迷宮 pickup178『楼蘭（ろうらん）』

NewRoses玉置編集が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”

目次

DATA
著者紹介

DATA

作出	日本　ロサオリエンティスプログレッシオ
花色	ピンク色
花径	小中輪
花型	ロゼット咲き
香質	ティーの中香
樹形	高さ1.2×幅1.4mの木立性・横張り性

ピンク色のロゼット咲き小中輪。房咲き。「花保ち」をテーマに育種・選抜され、とても花保ちが良く、花弁が散ることがほとんどない。

切り花にも向く。四季咲き。ティーの中香。樹は高さ1.2×幅1.4mの木立性・横張り性のFLタイプ。耐病性が高い。鉢植えにも。2022年秋発表のロサオリエンティスプログレッシオ。

バラの家の殺菌剤散布のめやすでタイプ１。年に5回の剪定後ごとの殺菌剤散布で一年間美しい葉を維持。寒さに強く、寒冷地の気候にも適応。

ピンク色のロゼット咲き

花保ちが良くほとんど花が散らない

花名は、“さまよえる湖”ロプノール湖近郊に位置したシルクロードのオアシス都市から。 1980年に発見された「楼蘭の美女」のように、花姿を長く美しく保つため。

著者紹介

玉置一裕

バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。