植物の育て方
カルーナ
| 学名 | Calluna vulgaris |
| 科名 | ツツジ科 |
| 別名 | ギョリュウモドキ |
| 原産地 | ヨーロッパ、北アフリカ、シベリア |
| 分類 | 常緑低木 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | やや弱い |
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動画
☘152:カルーナの育て方|剪定の仕方や、基本的な育て方が知りたい!水やりや肥料など日々の管理をご紹介
特長
冷涼な気候を好む植物で、他の植物があまり育たない乾燥した荒地でも自生しています。
夏から秋にかけて小さな壺形の花を枝先にたくさん咲かせます。開花期は主に夏ですが、日本では冬に開花する品種も多く流通しています。
花色はピンク・紫・白・赤など豊富でまるで花弁のように色づいたがく片が長く残るため、花が咲き終わった後も美しい姿を楽しめます。
栽培カレンダー
置き場所
日当たりと水はけ、風通しが良い場所を好みます。日照不足になると、花つきや葉の色が悪くなる恐れがあります。
屋外で育てる場合は、日当たりの良い場所に置きましょう。
水やり
過湿を嫌いますが、控えめにすると水切れを起こし、枯れてしまいます。
鉢植えの場合、土の表面が乾いてきたら鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えます。
地植えの場合、基本的に必要はありませんが、暑い日が続く場合は土の乾き具合を見て水やりをしてください。
植えつけ
気候が穏やかな春もしくは秋に植えつけを行います。
植穴は根鉢よりも一回り大きく掘り、盛り土をして水はけ、風通しを確保した場所に植えつけてください。
肥料
肥料を与えなくても元気に育ちますが、植えつけの際にあらかじめ、緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込んでください。
追肥は冬に施し、花つきや、生育促進のサポートをします。固形肥料『プロミック いろいろな植物用』を株元に置くか、液体肥料『ハイポネックス原液』を薄めて与えると良いでしょう。
マグァンプK中粒
プロミック いろいろな植物用
ハイポネックス原液
植えかえ
鉢植えの場合は、1年に1回、春か秋に植えかえを行いましょう。植えかえをすることで、根腐れや株の老化予防になります。
地植えの場合は、植えかえの必要はありません。
病害虫
病害虫の被害が少ない植物ですが、春から秋にかけてアブラムシが発生しやすくなるため注意してください。
アブラムシには、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。












