Labyrinth バラの迷宮 pickup193『ルクソール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
|---|---|
| 花色 | 茶色 |
| 花径 | 小中輪 |
| 花型 | 深いカップ咲き |
| 開花特性 | 四季咲き |
| 香質 | ティーとパウダリーの淡香 |
| 樹形 | 高さ1.1×幅0.9mの木立性 |
茶色の宝珠弁が多く重なり、整った深く抱えるカップ咲きに。小中輪。房咲き。四季咲き。香りは淡い。
樹は木立性で高さ1.1×幅0.9m。樹勢は普通だが耐病性が高くバラの家のタイプ分類1で、年5回の殺菌剤散布で葉をきれいに保つ。
2024年春発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
茶色で深いカップ咲き。樹の性質に劣る品種が多い茶色系品種の中で、耐病性の高さを実現。
花名は乾いた砂のような花色から、同名の神殿や、カルナック神殿、王家の谷などの遺跡がある古代エジプト王朝の新王国時代に栄えた都市名が命名される。
著者紹介
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#ルクソール #バラの育て方 #特集
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。