Labyrinth バラの迷宮 pickup225『エメトワ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作型 | フランス デルバール |
|---|---|
| 花色 | 鮮やかなスカーレットピンク |
| 花径 | 大輪 |
| 花型 | ロゼット咲き |
| 開花特性 | 四季咲き |
| 香質 | ローズとフルーツの強香 |
| 樹形 | 高さ1.5×幅1.2mのシュラブ |
香りの大輪シュラブ。鮮やかなスカーレットピンクのロゼット咲き。花径10㎝。四季咲き。
濃厚かつさわやかな香りがあり、第18回国営越後丘陵公園「国際香りのばら新品種コンクール」で「ダマスク・モダン~華やかでコクのあるフローラルの香りに、はじけるような柑橘系と甘いフルーティが調和した香り」と評され、S系銀賞・新潟県知事賞を受賞。花傷みが少なく花保ちが良い。
樹は高さ1.5×幅1.2mのシュラブ。樹勢がとても強く、枝が勢いよく伸びる半つる性で、フェンスなどのつる仕立てもでき、強剪定でやや大きめの木立仕立てにも。
花名Aime-toiは「自分を愛して」を意味するフランス語が由来。2025年秋発表。
鮮やかな花色の強香シュラブ(写真:花ごころ)
ブーケに。香りが強い割に花傷みが少ない
秋の日差しに照り映える
著者紹介
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#エメトワ #バラの育て方 #特集
玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。