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エダマメの肥料|根粒菌がいても肥料は必要?実入りを良くする施肥管理を解説

エダマメの肥料|根粒菌がいても肥料は必要?実入りを良くする施肥管理を解説

エダマメを育てていると、「さやはついたのに豆がふくらまない」「葉ばかり茂って実入りが悪い」と感じることがあります。マメ科の植物は「肥料が少なくても育つ」と言われることも多く、施肥量に迷う方も多いでしょう。

この記事では、エダマメに必要な肥料の基本、元肥と追肥のタイミング、肥料過多・不足の見分け方をご紹介します。株の状態に合わせた施肥管理を知り、実入りのよいエダマメをたくさん育ててください。

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エダマメの肥料|根粒菌と肥料の関係

エダマメの根には、「根粒」と呼ばれる小さな粒があり、その中で「根粒菌」がはたらいています。

根粒菌は空気中のチッソをエダマメが利用できる形に変えるため、チッソをある程度自分で補える野菜です。

ただし、肥料がまったく不要というわけではありません。根粒菌のはたらきと、リンサン・カリを補う肥料の役割を分けて考えましょう。

根粒菌があってもリンサン・カリは必要

根粒菌が主に補うのは、葉や茎の生長に関わるチッソです。そのため、花つきやさやの充実に関わるリンサン、根や茎を丈夫に育てるカリは意識的に補う必要があります。

ポイントは「肥料をたくさん与える」ことではなく、根粒菌のはたらきを生かしながら、不足しやすいリンサン・カリを補うことです。

チッソは控えめにし、花つきやさやの様子を見ながら肥料を調整しましょう。

元肥と追肥の違い

項目

元肥

追肥

タイミング

種まき・植えつけの10日前開花期~さや肥大期

目的

初期の根張り・茎葉の生長花つき・さやの充実

肥料タイプ

緩効性肥料緩効性肥料 or 液体肥料

チッソ配分

控えめごく少量からなし

エダマメの肥料は、種まきや植えつけ前に施す「元肥」と、生長の途中で補う「追肥」に分けて考えます。

元肥は初期の根張りを支える肥料、追肥は開花後からさやが太る時期に不足しやすい養分を補う肥料です。

葉ばかりが茂るときは追肥を控え、花つきやさやのふくらみが弱いときに必要な分だけ補ってあげましょう。

チッソ控えめ・リンサン多めの肥料がおすすめ

肥料を選ぶときは、チッソ控えめでリンサンを含むタイプが向いています。チッソが多い肥料を使いすぎると、茎葉ばかりが茂る「つるぼけ」を起こし、花つきや実入りが悪くなりがちです。

エダマメの元肥には、緩効性肥料『マグァンプK中粒』がおすすめです。ゆっくり効く肥料なので、種まき後や植えつけ後の根張りを支えながら、初期生育に必要な養分を少しずつ補えます。

エダマメの肥料|施肥スケジュールと量

エダマメの元肥・追肥のタイミングを逃さないためにも、施肥スケジュールと与える量を把握しておきましょう。

元肥+追肥2回が基本パターン

時期

目安

施肥内容

種まき・植えつけの1〜2週間前

畑・プランターの準備時緩効性肥料『マグァンプK中粒』を製品表示量に沿って土へ混ぜ込む

本葉5枚〜6枚ごろ

生育が弱い場合の1回目の追肥緩効性肥料『プランティア 花と野菜と果実の肥料』を製品表示量に沿って株元から少し離して施す

開花後〜さや肥大初期

葉色が薄い・さやのふくらみが弱い場合液体肥料『ハイポネックス原液』を500倍に薄めて株元へ与える

エダマメは種まきから収穫まで約80日〜90日と、生育期間が比較的短い野菜です。

元肥で初期生長を支え、開花期からさやがふくらむ時期にかけて、株の様子を見ながら追肥しましょう。

なお、前作の肥料が残っていそうな畑では、最初から多めに入れず、土の状態を見ながら控えめに調整するとチッソ過多を防ぎやすくなります。

1回目は開花前の本葉5枚~6枚期

1回目の追肥は、本葉が5枚〜6枚出るころを目安に、株の生育が弱い場合におこないます。葉色が十分に濃く、茎葉がしっかり育っている場合は、無理に追肥する必要はありません。

この時期の追肥は、開花からさやがつく時期の生長を支えるために行います。肥料を株元に近づけすぎると根を傷めるので、少し離した位置に施してから土寄せしてください。

2回目は開花後のさや充実期

開花後からさやがふくらみ始める時期に、葉色や実入りを見ながら判断します。この時期は新しい葉や茎を伸ばすよりも、ついたさやに養分を回して豆を太らせる段階に入ります。

さやが順調にふくらんでいて葉色も濃いなら、無理に追肥を増やす必要はありません。エダマメは肥料を足すより、与えすぎを防ぐ判断が大切な野菜です。

エダマメの肥料|与え方とトラブル対策

施肥のタイミングが決まったら、次は実際の与え方を押さえましょう。地植えとプランターそれぞれのポイントと、よくあるトラブルの原因・対策を解説します。

地植えの場合

地植えの場合は、植えつけ時に元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込んでおくのが基本です。その後は生育に合わせて株元へ土寄せを行い、必要に応じて軽く追肥を施しましょう。

追肥には、ばらまくだけで扱いやすい『プランティア 花と野菜と果実の肥料』などの緩効性肥料が便利です。土寄せとあわせて施すことで、根の生育を促しながら安定した株に育てることができます。

2回目の追肥でも同様に、肥料を施したあとに軽く土を寄せてください。

プランターの場合

プランター栽培は土の量が限られ、水やりのたびに肥料分も流れやすくなります。開花後に葉色が薄い、さやのふくらみが鈍い場合は、速効性の液体肥料『ハイポネックス原液』などで養分を補いましょう。

液体肥料は株の状態に合わせて追肥しやすく、株元の土へゆっくり与えることで、根から効率よく吸収されます。

ただし、毎回の水やりで与える必要はありません。株の様子を見ながら、1週間~10日に1回を目安に施しましょう。

つるぼけはチッソ偏重が原因

茎葉ばかりが茂り、花が咲きにくい・さやがつきにくい状態を「つるぼけ」と呼びます。

エダマメは根粒菌の働きによってチッソ分をある程度自分で補えるため、チッソを多く含む肥料を多く与えすぎると、葉や茎ばかりが育ちやすくなります。

つるぼけが疑われるときは、まずチッソを含む追肥を控え、葉色や花つきの変化を確認しましょう。肥料を追加して解決してしまうと、かえって茎葉ばかりが茂る原因となることがあります。

実入り不良・下葉の黄変は肥料不足のサイン

さやはついているのに豆がふくらまない、下葉が早い段階で黄色くなる場合は、開花後の肥料切れが原因として考えられます。

ただし、実入り不良や下葉の黄変は、肥料不足だけで起こるとは限りません。水切れや、根傷み、日照不足、高温による株の消耗なども影響するため、土の乾き具合や株全体の勢いもあわせて確認しましょう。

エダマメの肥料|よくある質問(Q&A)

エダマメの肥料に関して、よくある質問にお答えします。

枝豆に肥料はいらないって本当?

根粒菌の働きでチッソをある程度補えるのは事実ですが、リンサン・カリは補う必要があります。

チッソ控えめ・リンサン多めの施肥管理を意識しましょう。

追肥は何回必要?

基本は2回が目安です。1回目は本葉が5枚〜6枚出て花が咲き始めるころ、2回目は開花後2〜3週間でさやがふくらみ始めるころに施します。

実入りが悪いのは肥料不足?

実入りが悪くなる原因には、肥料不足だけとは限りません。水切れやチッソ過多によるつるぼけも考えられます。

開花期以降は土の乾き具合を確認し、乾きやすい時期は水切れに注意しましょう。

枝豆に鶏ふんは使える?

鶏ふんはチッソ分が多いため、エダマメでは与えすぎに注意が必要です。使うときは袋の表示を確認したうえで、種まきの2週間以上前に土へ混ぜ込んでおきましょう。

おわりに

エダマメの肥料管理では、根粒菌のはたらきを生かし、チッソを控えめにすることが大切です。元肥で初期生長を支え、開花期からさやがふくらむ時期には、株の様子を見ながら追肥を行いましょう。

葉ばかり茂るときはチッソ過多、さやのふくらみが弱いときは肥料切れや株の疲れが考えられます。葉色やさやの状態を観察しながら、肥料を足すか、控えるかを判断してください。

元肥と追肥の役割を分けて考えながら、実入りのよいエダマメ栽培を楽しんでください。

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