【ガーデニング】 5月に咲く花5選|爽やかな初夏に花開くおすすめ植物
1年のなかでも過ごしやすい時期となる5月。あちこちで若葉が芽吹きだす、新緑の季節でもあります。今回は5月に咲く花を5種類選び、特徴や栽培時のポイントをご紹介します。初夏に咲く植物をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 目次
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- 5月に咲く花1:バラ
- バラの育て方
- 動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
- 5月に咲く花2:カーネーション
- カーネーションの育て方
- 動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
- 5月に咲く花3:ポピー
- ポピーの育て方
- 動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
- 5月に咲く花4:シャクヤク
- シャクヤクの育て方
- 動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
- 5月に咲く花5:ツツジ
- ツツジの育て方
- 動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
- おわりに
5月に咲く花1:バラ
バラは初夏を代表する花のひとつといえます。毎年、5月からの開花時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
一季咲きのバラは年に1回、この時期に美しい花を咲かせます。対して、四季咲きのバラはこの時期以外にも気温などの条件が合えば開花することが特徴です。この時期はさまざまな品種のバラが咲くため、ぜひバラ園などに立ち寄ってお好みの花を探してみましょう。
バラの育て方
バラの花を育てるときは日当たり・風通しが良い場所へ植えつけましょう。花をきれいに咲かせるためには、たくさん日光に当てることが大切です。風通しの悪い場所ではうどんこ病などの病害が生じやすいため気をつけましょう。
バラは長く栽培できる植物であり、定期的に肥料を施していく必要があります。植えつけ時には元肥として肥料効果が約2年間持続するマグァンプK大粒を与えましょう。1月~2月には寒肥として、たい肥と肥料が一つになった土を豊かにする肥料を施します。
3月には芽出し肥(追肥)を、6月にはお礼肥(追肥)を施します。秋につく花芽のために9月にも追肥をしましょう。追肥には有機肥料と化成肥料のはブリッド肥料BrilliantGarden バラのまくだけ肥料がおすすめです。
5月には次々と花が咲くため、こまめに花がら摘みをすることも大切です。房咲き品種の場合は花首を切り落としましょう。一輪咲きの場合は枝の半分あたりの位置で切り戻します。元気な5枚葉を残して切ることがコツです。二番花や三番花を咲かせるためにも、花が終わりかける頃には作業を済ませましょう。
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5月に咲く花2:カーネーション
5月といえば「母の日」をイメージする方も多いかもしれません。母の日に贈られることの多いカーネーションは四季咲き性を持ちますが、主に4月~6月に開花します。多くの品種があり、ピンク色や赤色、白色など、カラーもさまざまです。咲き方も多彩で、ギザギザとした花びらをつける品種は「剣弁咲き」と呼ばれます。ほかにも、縁が丸みを帯びた花びらをつける「丸弁咲き」や、上から見たときに星のような形に見える「スター咲き」などの種類があります。
カーネーションの育て方
カーネーションは乾き気味の環境を好みます。蒸れやすい場所は避け、日当たりや風通し、水はけの良い場所に植えつけましょう。雨が長く降るときは鉢を移動させたり、雨除けをつくったりすることがおすすめです。水やりは土が乾いてからたっぷりとあげましょう。ただ、蕾や花がつく時期には水をたくさん必要とするため、水切れには注意が必要です。
真夏以外は定期的に肥料を施していきます。緩効性肥料プロミックいろいろな植物用の場合は2か月に1回、速効性の液体肥料ハイポネックス原液の場合は1週間から10日に1回程度の頻度が目安です。
開花時期には続々と花が咲くため、こまめに花がら摘みを行いましょう。花が一通り咲き終わったら脇芽を残して切り戻します。鉢植えの場合は根詰まりしないよう、秋になったら植え替えてあげましょう。
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5月に咲く花3:ポピー
春から初夏にかけて可愛い花を咲かせるポピー。日本でよく育てられているのはアイスランドポピーやオリエンタルポピー、シャーレポピーなどです。
アイスランドポピーは切り花としてもよく見られるポピーで、3月頃から開花を楽しめます。オリエンタルポピーは5月頃から咲き始めます。シャーレポピーは「ヒナゲシ」の別名でも知られており、4月中旬から7月頃まで咲くことが特徴です。
ほかにも、ポピーにはさまざまな種類があります。ぜひお好きなものを探して育ててみましょう。
ポピーの育て方
ポピーは基本的に高温多湿を嫌います。じめじめとした場所は避け、日当たりや風通しの良いところで育てましょう。日陰や水はけの悪い場所などでは生育が悪くなってしまうことがあるため注意が必要です。地植えの場合はほとんど水やりせず、極端に乾いたときのみ水をあげます。鉢植えは土の表面が乾いてから水を与えましょう。
ポピーに肥料を過剰に与えてしまうとかえって弱ってしまうため、適量を守ることが大切です。植えつけの際に元肥として緩効性肥料マグァンプK中粒を施したら、株の状態を見ながら適宜追肥をしましょう。オリエンタルポピーの場合は新葉が展開してくる秋に、シャーレポピーの場合は花茎が伸びる春に追肥することがおすすめです。
追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。
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5月に咲く花4:シャクヤク
シャクヤク(芍薬)は5月~6月に見ごたえのある美しい花を咲かせます。日本で古くから育てられてきた品種は「和シャクヤク」、ヨーロッパで育てられた品種は「洋シャクヤク」と呼ばれます。一般的に、和シャクヤクのほうがすっきりと可憐な花の姿をしていることが特徴です。洋シャクヤクのほうが花びらが多く、ゴージャスな見た目です。
また、シャクヤクは香りの良さでも有名な花です。和シャクヤクのほうは優しい香りをしているものが多く、洋シャクヤクはフローラルな香りをしている傾向にあります。どの品種を育てるか迷ったときは、好みの香りで選んでみるのもひとつの手です。
シャクヤクの育て方
シャクヤクは太い根を伸ばして大きな葉をつけます。栽培に必要なスペースを設けましょう。日当たりが良い場所を好みますが、半日陰でも問題ありません。強い西日や冬の北風などが避けられることも大事です。暑さにはあまり強くないため、地温が上がらないように株元をバークチップなどで覆うと良いでしょう。
シャクヤクをきれいに咲かせるためにはしっかりと肥料をあげることがポイントです。植えつけの際は肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。
早春には芽出し肥を与え、花後にはお礼肥を与えます。秋になると翌シーズンの花芽をつくるため、その時期にも追肥を行いましょう。
追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。
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5月に咲く花5:ツツジ
ピンク色や白色、赤色などの花をたくさん咲かせるツツジ。サクラの時期が過ぎた後には、ツツジの観賞を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。育てやすい低木であり、庭木を育てるのが初めてという方にもおすすめできます。
ツツジとよく似ているのが「サツキ」の花です。同じツツジ科ツツジ属で、5月~6月に花を咲かせます。基本的にツツジの花のほうがやや大きく、葉には柔らかな毛がある点に違いがあります。ただし、品種によっては大きな差がない場合もあるため、完璧に見分けるのは難しいかもしれません。
ツツジの育て方
ツツジを日陰で育てると徒長してしまうことがあります。半日は日光の当たる場所へ植えましょう。用土は排水性と保水性を兼ね備えた酸性土壌を好みます。
地植えした場合はほとんど水やりは必要ありません。ただし、ツツジは根を浅く張るため極度の乾燥を嫌います。乾燥しやすい夏場は水切れに注意し、土が乾いていたら水をあげましょう。鉢植えの場合、夏は朝夕2回の水やりが必要になることもあります。
植えつけの際は肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。
花後にはお礼肥(追肥)を施します。9月と1月にも追肥しておきましょう。
追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。
また、ツツジの花芽は夏につき始めるため、剪定は花後すぐに行いましょう。枯れ枝や混雑した部分の枝などを切って、風通しの良さを保つことがポイントです。
動画でわかりやすく!植物のお悩みをQ&A形式で回答する【PlantiaQ&A】
おわりに
新緑の映える5月には、さまざまな植物が花を咲かせます。鮮やかな色の花をつけるものもあれば、ふんわりと優しげな色の花をつけるものも。今回ご紹介したもののほかにも、5月に開花する植物はたくさんあります。ぜひお気に入りの花を見つけて、ご自宅でのガーデニングを楽しみましょう。
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