5月に咲く花20選|初夏のガーデニングを彩るおすすめ植物
新緑がまぶしくなる5月は、さまざまな花が一斉に見ごろを迎える季節です。温や日照条件も安定し、ガーデニングを始めるのに適した時期といえるでしょう。
庭を華やかにしたい方にも、ベランダで気軽に始めたい方にも、選べる品種がぐっと広がります。
今回は5月に咲くおすすめの花を20種類ピックアップし、特長と育て方のポイントをわかりやすく解説します。
- 目次
-
- 5月に咲く花1:バラ
- バラの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花2:カーネーション
- カーネーションの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花3:ポピー
- ポピーの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花4:シャクヤク
- シャクヤクの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花5:ツツジ
- ツツジの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花6:ハナミズキ
- ハナミズキの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花7:アマリリス
- アマリリスの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花8:ニオイバンマツリ
- ニオイバンマツリの育て方
- 5月に咲く花9:シャクナゲ
- シャクナゲの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花10:フジ
- フジの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花11:クレマチス
- クレマチスの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花12:スズラン
- スズランの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花13:ラベンダー
- ラベンダーの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花14:ペチュニア
- ペチュニアの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花15:ゼラニウム
- ゼラニウムの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花16:マーガレット
- マーガレットの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花17:カラー
- カラーの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花18:ルピナス
- ルピナスの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花19:ナデシコ
- ナデシコの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花20:ジャーマンアイリス
- ジャーマンアイリスの育て方
- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- 5月に咲く花|よくある質問
- 5月に植えつけできる花は?
- 初心者におすすめの5月の花は?
- プランターで育てやすい5月の花は?
- 日陰でも育つ5月の花は?
- おわりに
5月に咲く花1:バラ
バラは初夏を代表する花のひとつで、5月は一年の中でも特に美しい花姿を楽しめる時期です。毎年、開花時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
一季咲きのバラは年に1回、この時期に美しい花を咲かせます。対して、四季咲きのバラはこの時期以外にも気温などの条件が合えば年間を通して繰り返し開花することが特長です。
5月はさまざまな品種のバラが咲くため、ぜひバラ園などに立ち寄ってお好みの花を探してみてください。
バラの育て方
バラを育てるときは、日当たり・風通しが良い場所へ植えつけましょう。十分な日光を確保することで、花つきや株の充実が大きく変わります。
風通しの悪い環境では、うどんこ病などの病害が生じやすくなるため注意が必要です。
バラは長く栽培できる植物のため、定期的に肥料を施していく必要があります。植えつけ時には元肥として肥料効果が約2年間持続する『マグァンプK大粒』を混ぜ込んでおきましょう。
冬の休眠期の1月~2月には寒肥として、堆肥や有機質肥料を施します。『土を豊かにする肥料』のような土壌改良効果のある肥料を使うと、土づくりと施肥を同時に行えます。
3月には芽出し肥(追肥)を、6月にはお礼肥(追肥)を施します。秋につく花芽のために9月にも追肥をしましょう。追肥には『ブリリアントガーデン バラの有機肥料』がおすすめです。
5月には次々と花が咲くため、こまめに花がら摘みも大切です。房咲き品種の場合は花首のすぐ下を切り落とします。一輪咲きの場合は枝の半分あたりの位置で切り戻します。元気な5枚葉を残して切ることがコツです。
二番花や三番花を咲かせるためにも、花が咲き終わる前後のタイミングで作業を済ませましょう。
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☘48:バラの育て方|きれいに咲かせるにはどうすればいいの?枯れる原因は?日々の管理や剪定方法もご紹介
5月に咲く花2:カーネーション
カーネーションは、母の日の贈り物として親しまれている花で、5月を代表する存在のひとつです。主に4月〜6月に見ごろを迎え、多くの品種が出回ります。
花色は、ピンク色や赤色、白色など、バリエーションも豊富です。
咲き方も多彩で、花びらの縁に細かい切れ込みが入る「剣弁咲き」や、縁が丸みを帯びた花びらをつける「丸弁咲き」、通常より細い花びらで、上から見たときに星のような形に見える「スター咲き」などの種類があります。
カーネーションの育て方
カーネーションは乾燥気味の環境を好みます。蒸れやすい場所は避け、日当たりや風通し、水はけの良い場所に植えつけましょう。
雨が長く降る時期は鉢を移動させたり、雨除けをつくったりすることがおすすめです。水は土が乾いてからたっぷりとあげましょう。
ただし、蕾や花がつく時期には水をたくさん必要とするため、水切れには注意が必要です。
真夏以外は定期的に肥料を施していきます。緩効性肥料『プロミック いろいろな植物用』であれば2ヵ月に1回、速効性の液体肥料『ハイポネックス原液』であれば1週間~10日に1回程度が目安です。
開花時期には次々と花が咲くため、こまめに花がら摘みを行いましょう。花が一通り咲き終わったら脇芽を残して切り戻します。
鉢植えの場合は根詰まりしないよう、秋になったら植えかえてあげましょう。
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☘47:カーネーションの育て方|日々の管理や水やり、摘心や切り戻し、夏越しや冬越しの方法などご紹介
5月に咲く花3:ポピー
ポピーは、春から初夏にかけて可憐な花を咲かせる人気の植物です。日本でよく育てられているのはアイスランドポピーやオリエンタルポピー、シャーレポピーなどです。
アイスランドポピーは3月頃から開花し、切り花としても親しまれています。オリエンタルポピーは5月頃から開花し、存在感のある大きな花をつけます。
シャーレポピーは「ヒナゲシ」の別名でも知られており、4月中旬~7月頃まで咲きます。
ほかにも、ポピーにはさまざまな種類があります。好みに合わせて選ぶ楽しさも魅力のひとつです。
ポピーの育て方
ポピーは基本的に高温多湿を苦手とします。じめじめとした場所は避け、日当たりや風通しの良いところで育てましょう。
日陰や水はけの悪い場所などでは生育が悪くなってしまうことがあるため注意が必要です。
地植えの場合は基本的に降雨に任せ、極端に乾いたときのみ水をあげます。鉢植えは土の表面が乾いてから水をたっぷりと与えましょう。
肥料は過剰に与えてしまうとかえって生育を損なうため、適量を守りましょう。
植えつけの際に元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を施したら、株の状態を見ながら適宜追肥をしましょう。
オリエンタルポピーの場合は新葉が展開してくる秋に、シャーレポピーの場合は花茎が伸びる春の生育期に追肥することがおすすめです。
追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2ヵ月~3ヵ月間持続する『プランティア 花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。
また、液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回施しましょう。
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☘175:ポピーの育て方|植えつけや植え替えには注意が必要?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花4:シャクヤク
シャクヤク(芍薬)は5月~6月に見ごたえのある美しい花を咲かせます。日本で古くから育てられてきた品種は「和シャクヤク」、ヨーロッパで育てられた品種は「洋シャクヤク」と呼ばれます。
一般的に、和シャクヤクのほうがすっきりと可憐な花の姿をしていることが特長です。洋シャクヤクは花びらが多く、ゴージャスな見た目です。
一般的に和シャクヤクはすっきりとした可憐な花姿、洋シャクヤクは花びらが多く、豪華でボリュームのある見た目が特長です。
どの品種を育てるか迷ったときは、好みの香りで選んでみるのもひとつの手です。
シャクヤクの育て方
シャクヤクは太い根を伸ばして大きな葉をつけます。ゆとりのあるスペースを確保して植えつけましょう。日当たりが良い場所を好みますが、半日陰でも育てることができます。
強い西日や冬の北風などが避けられる環境が理想です。暑さにはあまり強くないため、地温が上がらないように株元をバークチップなどで覆うと良いでしょう。
花を美しく咲かせるためには、適切な施肥も重要です。植えつけの際は肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込みます。
早春には芽出し肥を与え、花後にはお礼肥を与えます。お礼肥には堆肥や有機質を含む肥料が適しています。肥料成分と堆肥がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』などがおすすめです。
さらに、秋になると翌シーズンの花芽形成のため、追肥を行いましょう。肥料効果が約2~3ヵ月間持続する『プランティア 花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。
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☘69:シャクヤクの育て方|きれいな花を咲かせるには?植えつけの方法や日々の管理、摘心や摘蕾などもご紹介
5月に咲く花5:ツツジ
ツツジは、ピンクや白、赤などの花を株いっぱいに咲かせる春の代表的な花木です。サクラの時期が過ぎた後には、ツツジの観賞を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。
比較的育てやすい低木で、庭木としても人気があり、初心者の方にもおすすめの植物です。
ツツジとよく似た植物が「サツキ」です。同じツツジ科ツツジ属で、5月~6月に花を咲かせます。一般的にツツジの花のほうがやや大きく、葉には柔らかな毛がある点が特長です。
ただし、品種によっては大きな差がない場合もあるため、完璧に見分けるのは難しいかもしれません。
ツツジの育て方
ツツジは日当たりのよい場所を好みますが、強い直射日光が当たり続ける環境よりも、半日ほど日が当たる場所が適しています。日陰で育てると徒長してしまうことがあるため注意してください。
用土は排水性と保水性を兼ね備えた弱酸性の土壌を好みます。
地植えの場合、ほとんど水やりは必要ありませんが、根を浅く張るため極度の乾燥を嫌います。特に乾燥しやすい夏場は水切れに注意し、土が乾いていたら水を与えましょう。
鉢植えの場合、乾燥しやすいため、土の表面が乾いたら水やりを行います。夏は朝夕2回の水やりが必要になることもあります。
植えつけの際は肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込みます。花後にはお礼肥(追肥)を施します。9月と1月にも追肥しておきましょう。
追肥にはばらまくだけで約2ヵ月~3ヵ月間効果が持続する『プランティア 花と野菜と果実の肥料』や堆肥と肥料がひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。
ツツジの花芽は夏につき始めるため、剪定は花後すぐに行いましょう。枯れ枝や混雑した部分の枝などを切って、風通しの良さを保つことがポイントです。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘45:ツツジの育て方|苗の植えつけ方や日々の管理、水やりや肥料の与え方などご紹介
5月に咲く花6:ハナミズキ
ハナミズキは4月中旬~5月にかけて花を咲かせる高木です。サクラの開花が一段落した頃、白やピンク、赤色が枝いっぱいに広がります。
この花びらのように見える部分は「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれるもので、実際の花は中央にある小さな部分です。総苞片は丈夫で散りにくいため、長く観賞を楽しめるのも魅力です。
よく似た花木の「ヤマボウシ」も、同じように総苞片をつけるのが特長です。ただし、ハナミズキの総苞片の先端はくぼんでいますが、ヤマボウシのほうは先端がとがっています。それぞれの形で見分けるとわかりやすいでしょう。
樹高は4m~10mほどになりますが、大きくならない矮性品種もあります。庭のスペースが限られる場合や鉢植えにしたい場合は、小さめの品種を選びましょう。
ハナミズキの育て方
ハナミズキは日当たりの良い場所で元気に育ちます。ただし、幹に強い西日が当たり続ける環境は避けましょう。過湿を嫌うため、水はけの良さも大切です。
植えつけ適期は休眠期にあたる12月~3月頃です。ただし、寒さが厳しい時期は避けて作業を行いましょう。
植えつけの際には元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』を施します。地植えの場合は堆肥や腐葉土を加えて土壌改良しておくとよいでしょう。鉢植えの場合、市販の花木用培養土を使うと手軽に準備できます。
開花後はお礼肥、冬の落葉期には寒肥を施します。有機質肥料や、堆肥と肥料がひとつになったペレット状の『土を豊かにする肥料』が適しています。
地植えの場合、根づいたらほとんど水やりする必要はありません。降雨がなく乾燥した日が続いたときは、適宜水を与えましょう。鉢植えの場合、鉢土の表面が乾いてから鉢底から流れ出るまでたっぷりと水をあげます。
ハナミズキは比較的乾燥に強い植物ですが、極端に乾燥すると弱ることがあります。特に、夏場は注意が必要です。土の状態をこまめに確認して、適宜水やりを行いましょう。
気をつけたい病害虫のひとつがうどんこ病です。カビが原因となる病気で、新葉が展開する時期から梅雨の時期にかけて多く見られます。
発症すると次第に広がってしまうため、見つけたらすぐに患部を切り取りましょう。必要に応じて殺菌剤を使用するのもおすすめです。
また、うどんこ病は蒸れやすい状態で生じやすくなります。風通しの良い状態を保つため、適期が来たら剪定をしましょう。
12月~3月頃、葉が落ちた状態で剪定作業すると、枝の状態がわかりやすくなります。混雑した部分や不要な枝をカットしておきましょう。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘44:ハナミズキの育て方|花が咲かない原因は?苗木の植えつけ方や肥料の与え方などもご紹介
5月に咲く花7:アマリリス
アマリリスはヒガンバナ科の球根植物で、春咲き品種は4月~6月、秋咲き品種は10月頃に花を咲かせます。
赤やピンク、白、黄など鮮やかな色をした大輪の花をつけるのが魅力で、一株植えるだけでも印象的な花壇をつくれるでしょう。
切り花としても人気があり、フラワーアレンジメントの花材にもよく用いられています。
アマリリスの育て方
アマリリスは日当たりと風通しの良い場所を好みます。ただし、真夏の強い日差しは苦手です。半日陰程度の場所で管理すると良いでしょう。
過湿を嫌うため、雨が当たりにくく、水はけのよい環境で育てることが大切です。
用土は水はけと通気性の良いものを準備します。ご自分で配合する場合は、赤玉土・腐葉土・パーライトを5:4:1の割合で混ぜると良いでしょう。市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を使用するのもおすすめです。
球根の植えつけ作業は、3月下旬~4月頃、霜が降りる心配がなくなった時期に植えましょう。球根は土の上部が少し見える程度に浅植えにします。
植えつけ時には、元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を施します。発芽後は液体肥料『ハイポネックス原液』を、1週間~10日に1回の頻度で追肥を行いましょう。秋から冬、真夏の高温時には施肥を控えます。
植えつけ後は水やりを控えめにし、日当たりと風通しのいい場所で管理しましょう。葉や蕾が出てきたら、土の表面が乾いた段階で水を与えましょう。
花が終わった後も葉が残っている間は水やりを続け、光合成によって球根を太らせます。葉が自然に枯れてきたら水やりを減らし、休眠期に入ります。
開花が終わったら花がら摘みを行います。種をつくり始めると翌年の開花に必要なエネルギーが取られてしまうため、早めに摘み取っておきましょう。
アマリリスは暑さには強い一方で、寒さには弱いため、冬の温度管理が重要です。鉢を室内に移動させるか、球根を掘り上げて保存すると良いでしょう。
球根を掘り上げる場合は、枯れた地上部を取り除き、根を傷つけないように掘り起こします。乾燥させた後、通気性の良い箱に詰めて春になるまで保管しましょう。
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☘227:【Q&A】アマリリスの育て方|越冬する方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花8:ニオイバンマツリ
ニオイバンマツリは、花の色が時間とともに変化することで知られる低木です。
4月~7月頃にかけて、はじめは紫色の花が咲きますが、時間が経つにつれて白色に変わります。花が満開を迎えると、紫と白の花が混ざり合い、美しいグラデーションを楽しめます。
花の時期にはジャスミンのような甘く爽やかな香りを堪能できるため、開花期には庭やベランダに心地よい香りが広がります。
樹高は30cm~3m程度に育つものまで幅があり、鉢植えでも地植えでも栽培可能です。開花時期は株を覆いつくすように花が咲くため、たくさんの花を楽しみたい方にもおすすめできます。
ニオイバンマツリの育て方
ニオイバンマツリは日当たりの良い場所で育てることで花つきが良くなります。秋から春の間は日光のよく当たる場所で管理しましょう。ただし、夏は直射日光を避けるために明るい半日陰の環境がおすすめです。
極端な乾燥を苦手とするため、地植えの際は北風を避けられる場所に植えましょう。
植えつけ時期は4月~6月頃です。耐寒性はやや弱いため、寒冷地では鉢植えにして、冬の間は移動させると安心です。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』 を施します。春~秋の生育期間中に追肥として置肥『プロミック いろいろな植物用』を施してください。
特に、開花時期は多くの花をつけるため、肥料切れしないように管理することが大切です。
地植えの場合、根づいた後は基本的に降雨に任せて問題ありませんが、晴天が続いて土が乾くようであれば適宜水やりを行いましょう。
鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。夏場は乾きやすいため、土の状態をこまめに確認し、必要に応じて朝夕の2回水やりを行いましょう。
開花後はすぐに剪定を行います。花がら摘みも兼ねて、不要な枝を整理しましょう。混雑したところを剪定しておくと、風通しも良くなります。
剪定した枝は挿し木に使うことも可能です。5cm~7cm程度に切った元気な枝を使い、吸水させてから用土に挿しましょう。
土が乾かないように管理していくと発根し、新しい株を増やせることがあります。ある程度大きくなったら鉢上げして育てていきましょう。
なお、ニオイバンマツリは全草に毒性があるため、剪定や挿し木の際は手袋を着用し、小さなお子さまやペットが触れないよう注意しましょう。
5月に咲く花9:シャクナゲ
シャクナゲはツツジ科の常緑低木です。4月下旬頃~5月にかけて豪華な花を咲かせます。
樹高は低いものは50cm程度ですが、5mに達するものも見られます。花の色も、白や赤、ピンク、オレンジ、黄、紫など非常に豊富です。
シャクナゲの魅力は、豪華で美しい花を咲かせることです。世界各地で5,000以上の品種がつくられているといわれており、「花木の王」と称されることもあります。春のお庭のシンボルツリーとしても適しているでしょう。
シャクナゲの育て方
シャクナゲを育てるときは明るい半日陰の場所へ植えることが基本です。特に、3月~10月頃までは強い西日を避け、夏は直射日光を和らげる工夫をしましょう。冬は日光にしっかり当てることで株が健やかに育ちます。
用土は、水はけの良い弱酸性の土を用意します。鉢植えの場合、鹿沼土・ピートモス・腐葉土を4:4:2の割合で混ぜた土や、市販の山野草培養用土を使用すると良いでしょう。鉢底には軽石やパーライトを敷き、水はけを良くします。
植えつけ適期は芽が出る前の3月~5月、または9月~10月頃です。地植えの場合、少し高く土を盛って高植えにしましょう。
植えつけ時、元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込んでおきます。開花後や9月~10月頃、2月頃に追肥を行いましょう。
細い根を持つシャクナゲは乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら水やりをします。鉢植えの場合、特に乾きやすいため夏は朝と夕方の2回水やりが必要になることがあります。土の乾き具合を見て判断しましょう。
地植えでは基本的に降雨に任せますが、夏の乾燥時には朝または夕方に補水します。冬も乾燥が続く場合は、午前中の暖かい時間帯に水を与えましょう。
病害虫で注意したいのがアブラムシです。春と秋に発生しやすく、やわらかい新芽や葉などに付いて吸汁し、株を弱らせます。見つけたら早めに駆除しましょう。
また、開花が終わったものから順次花がら摘みをします。そのまま放置していると種をつくり始めて株の養分を消耗してしまうことがあります。
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☘196:【Q&A】 シャクナゲの育て方|2回花を咲かせるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花10:フジ
フジ(藤)は日本原産のマメ科つる性落葉木で、4月~5月頃にきれいな花を咲かせます。満開の時期には枝からたくさんの花房が垂れ下がり、幻想的な雰囲気を醸し出します。
品種によって花房の長さが異なるため、お好みで選びましょう。名前の通り「藤色」の花をつける品種が有名ですが、白やピンクなどの花を咲かせるものもあります。
公園や庭園などで見られるフジの花は、大きな藤棚に誘引して育てられる姿を目にします。
ご家庭で育てる場合、スペースに合わせて鉢植え向きの品種を選び、支柱や小型の棚に誘引しながらコンパクトに仕立てると管理しやすくなります。
フジの育て方
フジの花つきを良くするためには日当たりの良い場所を選んで植えつけましょう。日光をしっかりと確保することが重要ですが、夏の強い直射日光は避けられる環境が安心です。
植えつけ時期は落葉期の11月~3月頃です。特に土質を選ばず育てられますが、排水性と保水性を兼ね備えた土を準備すると良いでしょう。
地植えの場合は、植えつけ予定地に堆肥や腐葉土などを加えて耕しておきます。鉢植えの場合は市販の培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を活用するのがおすすめです。根が傷まないよう、慎重に作業しましょう。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』を施します。開花後はお礼肥として堆肥と肥料成分がひとつになった『土を豊かにする肥料』などを与え、株の回復を促しましょう。
フジは極端な乾燥を苦手とするため、水切れしないように管理することがポイントです。地植えの場合は降雨に任せて問題ありませんが、乾燥した日が連続したときは水を与えましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えてください。
開花後の5月~6月には、花がら摘みと一緒に剪定を行いましょう。7月~9月頃には、伸びすぎたつるを剪定して樹形を整えます。
また、11月~3月の落葉中は花芽を確認しやすい時期です。花芽はその年に伸びた枝の基部に形成するため、春に咲く花芽を落とさないよう、不要な枝を整理しましょう。
また、つるを支柱や棚に誘引しておくことで、花房が美しく垂れ下がる姿を楽しめます。
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☘75:藤の育て方|苗の植えつけや水やりと肥料の与え方、剪定作業もご紹介
5月に咲く花11:クレマチス
つるを伸ばして大輪の花を咲かせるクレマチスは、5月に見ごたえのある花を楽しめる人気植物です。
「つる性植物の女王」とも呼ばれ、花色や花形のバリエーションが幅広く、品種ごとに異なる表情を楽しめます。
開花時期は品種によって早咲き・中咲き・遅咲きに分かれます。5月を中心に花を楽しみたいなら、早咲きから中咲きの品種を選んでみてください。
この花はフェンスやアーチに這わせるほか、プランターに短い支柱を立ててコンパクトに仕立てるのも人気です。育てやすい品種が多いので、はじめてのつる植物栽培におすすめします。
クレマチスの育て方
クレマチスは日当たりのよい場所を好みますが、根元が高温になるのを嫌います。株元に低い植物を寄せ植えしたり、敷きわらやバークチップで覆ったりして、直射日光から根を守ってあげましょう。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込みます。生育期間中は液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間〜10日に1回与え、肥料切れを起こさないよう管理してください。
水やりは、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと与えるのが基本です。乾燥しすぎると生育が悪くなるため、特に春から初夏の生育期は水切れに注意しましょう。一方で、過湿も根腐れの原因になるため、水の与えすぎには気をつけます。
花が終わったら、花がらをこまめに摘み取ります。剪定方法は品種によって異なりますが、多くの品種では花後に軽く切り戻して株の形を整えるとよいでしょう。
強剪定が必要なタイプもあるため、品種に応じた管理を心がけることが大切です。
翌年も充実した花を咲かせるためには、日ごろの肥料管理と適切な剪定の積み重ねがポイントになります。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘53:クレマチスの育て方|上手に花を咲かせるには?植えつけの注意や、水やり、肥料の与え方などもご紹介
5月に咲く花12:スズラン
小さな鈴のような白い花と、甘い香りが魅力のスズランは、5月を代表する花のひとつです。フランスでは5月1日のメーデー(労働者の日)に、大切な人にスズランを贈る風習があります。
日陰でも育つ数少ない花で、北側の花壇や樹木の根元など日の当たりにくい場所でも栽培できます。一度根づくと毎年花を咲かせてくれる丈夫さも魅力です。
ただし、地下茎で横に広がりやすく、放っておくと庭全体に増えてしまうことがあります。プランター栽培や囲いを設けた区域に植えると、広がりすぎを防げます。
また、スズランは全草に毒性がある植物としても知られています。誤って口にしないよう、小さなお子さまやペットがいる場合は植える場所に配慮しましょう。
スズランの育て方
スズランは、半日陰から日陰の涼しい環境を好みます。強い直射日光に当たると葉焼けや乾燥の原因になるため、やわらかい光が当たる場所で管理しましょう。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。過湿になると根腐れの原因になるため、水はけとのバランスにも注意しましょう。
植えつけ時には腐葉土や堆肥を混ぜ込み、元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を施しておきます。水はけと保水性を両立した土づくりがポイントです。
肥料は控えめでも育ちますが、春と秋に液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると花つきがさらによくなります。1週間~10日に1回を目安に施してください。
花が終わった後も、葉は自然に枯れるまで残しておきましょう。光合成によって、翌年の開花に必要な養分を地下茎に蓄えます。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘218:【Q&A】スズランの育て方|翌年もきれいな花を咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花13:ラベンダー
香りのよいハーブとして人気のラベンダーは、紫色の小さな花が穂状に集まって咲く植物です。5月~初夏にかけて、庭全体に爽やかな芳香を漂わせてくれます。
精油の原料としても知られ、アロマテラピーや香り袋など幅広い用途で親しまれています。ドライフラワーにも加工しやすいため、インテリアとして長く楽しめる点も魅力のひとつです。
地中海沿岸を原産とし、乾燥した環境を好むため、高温多湿を苦手とします。日本で育てるには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
ラベンダーの育て方
ラベンダーは、日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所を好みます。湿度の高い日本の夏場は蒸れやすいため、鉢植えでは土が常に湿った状態にならないよう管理してください。
水やりは、土の表面がしっかり乾いてから与えるのが基本です。常に湿った状態が続くと根腐れの原因になるため、やや乾燥気味に管理しましょう。
鉢植えの場合は、土が常に湿った状態にならないように注意します。
地植えの場合、梅雨時期に過湿になりやすい場所は避けて管理しましょう。植えつけ時に砂や軽石を混ぜ込むと水はけがよくなります。
肥料は控えめで構いません。元肥として緩効性肥料『プランティア 花と野菜と果実の肥料』少量施しておけば、その後は追肥なしでも育つことが多いです。
与えすぎると株が蒸れやすくなるため、様子を見ながら調整してください。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘50:ラベンダーの育て方|苗の選び方や植えつけ方法。日々の管理や水やり、花の収穫や剪定方法などもご紹介
5月に咲く花14:ペチュニア
ペチュニアは、5月から秋まで長期間楽しめる花です。単色から複色、ストライプ模様まで花色のバリエーションが豊富で、好みに合った品種を選ぶ楽しさもあります。
育てやすく失敗しにくいので、はじめてのガーデニングにも向いています。鉢やプランターをにぎやかに彩りたいときには、まず候補に入れたい花です。
一年草として毎年種から育てるのが一般的ですが、暖かい地域では冬を越して翌年も花を咲かせることがあります。
ペチュニアの育て方
ペチュニアは日当たりのよい場所で育てましょう。日照が不足すると花つきが悪くなるため、日中しっかり光の当たる場所が適しています。
用土は水はけのよいものを使用しましょう。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土に、軽石やパーライトを混ぜると排水性が高まります。元肥として緩効性肥『マグァンプK中粒』を混ぜ込んでおきましょう。
手軽に準備したい場合は、元肥にマグァンプKが入った市販の培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を使うのもおすすめです。
生育期間中は液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回程度与え、花を次々と咲かせるための養分を補います。
梅雨時期は過湿による病気が出やすくなります。プランター栽培であれば、雨の当たらない軒下などに移動させると安心です。
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☘56:ペチュニアの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介
5月に咲く花15:ゼラニウム
ゼラニウムは四季咲き性があり、春から秋にかけて繰り返し花を咲かせてくれます。中でも暖かくなる5月頃は開花の最盛期を迎え、株いっぱいに花をつける姿を楽しめます。
赤やピンク、白など花色が豊かで、プランターや花壇の主役にぴったりです。
乾燥に強く、やせた土でも育つため、ガーデニングが初めての方も挑戦しやすい花です。剪定によって樹形をコンパクトに整えやすいので、手入れの手間がかかりにくい点も魅力です。
ゼラニウムの育て方
ゼラニウムは日当たりと風通しのよい環境を好みます。高温多湿を嫌うため、やや乾かし気味に管理するのがコツです。梅雨時期や夏場は蒸れやすくなるため、雨の当たらない場所に移動させるなどの工夫をすると安心です。
用土は水はけのよいものを使用します。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土をベースに、軽石やパーライトを混ぜて排水性を高めるとよいでしょう。鉢植えの場合は、『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』を使用するのもおすすめです。
植えつけの際は、元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込みます。
春から秋には追肥として液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回を目安に与えるか、置くだけで肥効期間が約2ヵ月間持続する『プロミック 草花・鉢花用』を施しましょう。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。過湿の状態が続くと根腐れを起こしやすくなるため、水の与えすぎには注意してください。
花がら摘みや軽い剪定をこまめに行うことで、長く開花を楽しめます。
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☘55:ゼラニウムの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介
5月に咲く花16:マーガレット
白と黄色のコントラストが印象的なマーガレットは、5月の花壇でひときわ目を引く存在です。飾らない素朴な花姿がどんな植物とも相性がよく、寄せ植えや花壇の引き立て役としても活躍します。
樹高が比較的コンパクトなので、プランターでも地植えでも場所を選ばず育てやすいのが特長です。
白のほかにピンクや黄色、濃い色の花を咲かせる品種もあり、好みに合わせて選べます。春から初夏にかけて次々と花を咲かせ、長く観賞を楽しめる点も魅力です。
マーガレットの育て方
マーガレットは日当たりと風通しのよい環境を好みます。日照が不足していると花つきが落ちるため、日中はしっかり光が当たる場所を選んでください。
高温多湿を苦手とするため、梅雨時期や夏場は蒸れに注意し、風通しのよい環境を保つことが大切です。
用土は水はけのよいものを使用します。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土をベースに、軽石やパーライトを混ぜて排水性を高めるとよいでしょう。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』はあらかじめ元肥にマグァンプKが配合されているため、購入後にそのまま使用できます。
マーガレットは夏の暑さも冬の寒さにやや弱いため、鉢やプランターで育てて季節に応じて置き場所を調整すると管理しやすくなります。
生育期間中は、1週間~10日に1回を目安に液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると、花つきがよくなります。
水やりは土の表面が乾いてから、たっぷり与えるのが基本です。過湿が続くと根を傷めやすいため、乾かし気味を意識して管理してください。
開花期間中は、咲き終わった花をこまめに摘み取ることで、次の花が咲きやすくなります。花が一通り咲き終わった後は切り戻しを行うと、株が整い再び花を楽しめます。
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☘98:マーガレットの育て方|夏越え冬越えの注意点は?苗の選び方や水やりや肥料など日々の管理もご紹介
5月に咲く花17:カラー
くるりと巻いた1枚の苞が花びらのように見えるカラーは、5月の庭にモダンな雰囲気を添える花です。白やピンク、黄色、赤など花色が豊富で、フラワーアレンジメントの花材としても親しまれています。
カラーには湿地性と畑地性の2タイプがあり、それぞれ水の管理が異なります。湿地性は湿り気のある環境を好み、畑地性は水はけのよい乾いた土を好むため、購入前にどちらのタイプか確認しておきましょう。
カラーの育て方
カラーは日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。日光にしっかり当てることで花つきがよくなります。
温暖な環境を好みますが、高温多湿は苦手なため、梅雨時期から夏場にかけては蒸れに注意が必要です。
それぞれの性質に合わせて、水やりや用土の管理方法を調整することが大切です。
畑地性のカラーは、水はけのよい土を好みます。地植えの場合は高畝にするなどして排水性を高めましょう。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本で、過湿にならないよう注意します。
一方、湿地性のカラーは湿り気のある環境を好み、水切れを嫌います。プランターで育てる場合は受け皿に水をためて、土が常に湿っている状態を保つとよいでしょう。
用土は水はけと保水性のバランスが取れたものを使用します。植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込み、生育期間中は1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると花つきがよくなります。
開花後は気温が高くなる時期と重なるため、球根が蒸れて腐らないよう、風通しのよい場所で管理することが大切です。
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☘224:【Q&A】カラーの育て方|湿地性と畑地性の違いは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花18:ルピナス
ルピナスは、30cm〜60cmほどの穂状の花をつけるマメ科の植物です。まっすぐ空に向かって伸びる花穂が、5月の庭にひときわ存在感を与えてくれます。紫、青、ピンク、白、黄と花色が豊富で、数本まとめて植えると見ごたえが増します。
寒さに強く、秋口から春にかけてじっくり育てるのが基本です。5月にしっかり花を咲かせるには、秋から冬の涼しい時期に株を十分太らせておくのがポイントです。
一方で高温多湿には弱いため、気温が上がる前の管理が重要です。特に梅雨や初夏は蒸れに注意し、風通しのよい環境を保つようにしましょう。
ルピナスの育て方
ルピナスは日当たりがよく風通しのよい場所を好みます。高温多湿を苦手とするため、蒸れやすい環境は避けて管理しましょう。排水性のよい土に植えつけ、土が常に湿った状態にならないよう注意してください。
用土は水はけのよいものを使用します。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土をベースに、軽石やパーライトを混ぜて排水性を高めるとよいでしょう。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『プランティア 花と野菜と果実の肥料』を施します。秋に種をまいた場合、冬の間は肥料をほとんど必要としません。春に新芽が動き出したら、1週間~10日に1回程度を目安に液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると花つきがよくなります。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。過湿状態が続くと根腐れの原因になるため、水の与えすぎには注意してください。
開花後は気温が上がるため、株元の風通しを確保して蒸れを防ぎましょう。
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☘195:【Q&A】ルピナスの育て方|2回花を咲かせるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花19:ナデシコ
細かく切れ込んだ花びらが重なり合うナデシコは、小ぶりながら近くで見るほど表情の豊かな花です。赤、ピンク、白と花色のバリエーションが豊富で、カーネーションの仲間ならではの華やかさがあります。
この花は「大和撫子」の語源になったほど日本の庭園と縁が深く、古くから親しまれてきました。日当たりと風通しのよい環境を好み、丈夫で手間がかからないため、初心者にも育てやすい植物です。品種によっては秋まで咲き続けるものもあります。
ナデシコの育て方
ナデシコは日当たりがよく風通しのよい場所を好みます。やや乾かし気味の環境が向いているため、蒸れやすい場所は避けて管理しましょう。
用土は水はけのよいものを使用します。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土をベースに、軽石やパーライトを混ぜて排水性を高めるとよいでしょう。
市販の草花培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』などを使うのもおすすめです。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。過湿状態が続くと根腐れの原因になるため、水の与えすぎには注意してください。
植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込み、その後は月1回程度を目安に液体肥料『ハイポネックス原液』を追加すると開花が安定します。与えすぎると株が蒸れやすくなるため、控えめを意識しましょう。
花がらをこまめに摘み取ると、次のつぼみが上がりやすくなり開花期間が延びます。
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☘202:【Q&A】ナデシコの育て方|きれいな花を咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
5月に咲く花20:ジャーマンアイリス
ジャーマンアイリスは、上向きの花弁と優雅に垂れ下がる花弁が重なり合う、華やかな花姿が特長の球根植物です。5月頃に見ごろを迎えます。
「虹の花」の別名どおり紫、青、黄、白と花色が幅広く、1株でも庭の主役になれる存在感があります。品種も豊富で、草丈20cm程度の矮性種から1mを超える高性種まで見られます。
大ぶりの花を咲かせるため、花壇に植えると存在感が際立ちます。丈夫な性質で、植えっぱなしでも数年にわたり花を楽しめる点も魅力です。
ジャーマンアイリスの育て方
ジャーマンアイリスは日当たりと風通しのよい場所を好みます。過湿を嫌うため、土が常に湿った状態にならないよう注意してください。
用土は水はけのよいものを使用します。ご自分で配合する場合は、赤玉土や腐葉土をベースに、軽石やパーライトを混ぜて排水性を高めるとよいでしょう。
植えつけ時に元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ込んでおけば、生育中の追肥はほとんど必要ありません。
花が終わったらお礼肥として液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると、翌年の花つきがよくなります。
水やりは地植えなら降雨だけで十分ですが、プランター栽培の場合は土が完全に乾いてからたっぷりと与えてください。
過湿状態が続くと球根が腐りやすくなるため、水の与えすぎには注意してください。
花が終わった後は花がらを摘み取り、風通しを保つようにしましょう。株が混み合ってきたら、球根を掘り上げて分割すると、株の更新と増殖を兼ねることができます。
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☘137:【Q&A】ジャーマンアイリスの育て方|基本的な育て方が知りたい!水やりや肥料など日々の管理をご紹介
5月に咲く花|よくある質問
5月の花選びや育て方について、よく寄せられる疑問をまとめました。植えつけの時期や品種選び、栽培環境の参考にしてみてください。
5月に植えつけできる花は?
5月は気温が十分に上がっているため、暖かい季節を好む春播き・初夏播きの花が適しています。ペチュニア、マリーゴールド、トウガラシなどは、この時期に種から育て始めるのにぴったりです。
また、園芸店で売られているペチュニアやゼラニウムなどの苗を植えつける方法もおすすめです。苗から始める場合は、根づくまで乾燥に注意してこまめに水やりを行いましょう。
初心者におすすめの5月の花は?
はじめてのガーデニングであれば、丈夫で育てやすい花を選ぶのがポイントです。ペチュニア、マーガレット、ゼラニウム、ナデシコなどは日当たりを確保すれば、比較的手間をかけずに花を咲かせてくれます。
肥料と水やりの基本さえ押さえれば十分なので、まずは好みの花色で1〜2種類選んでみてください。
プランターで育てやすい5月の花は?
ペチュニアやゼラニウム、マーガレット、カラーなど、5月に咲く花の多くはプランターでも栽培できます。
ただし、プランターは地植えより土が乾きやすいため、水やりの頻度を少し多めに意識しましょう。
日陰でも育つ5月の花は?
スズランやシャクナゲなど、半日陰の環境でも花を咲かせてくれる品種があります。特にスズランは日陰に強く、北側の花壇や樹木の根元などで育てられます。
シャクナゲも品種によっては半日陰で栽培できる花です。ただし、一日を通してほとんど日が当たらない場所ではどの花も花つきが悪くなるため、最低でも半日は光が当たる環境を選びましょう。
おわりに
5月は新緑が美しい季節で、鮮やかな花からやわらかな色合いの花まで、さまざまな植物が見ごろを迎えます。
今回取り上げた花以外にも、5月に咲く品種はまだまだあります。
気になる花を見つけたら、ぜひお庭やベランダで育ててみてください。
公開:2023年4月24日
更新:2025年4月28日
更新:2026年4月19日
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