【家庭菜園】 【エダマメの育て方】旬を味わえる!枝豆を家庭菜園で手作りしよう
ビールのおつまみには枝豆が定番ですよね。茹でた枝豆に軽く塩をふったシンプルな味付けに、ついついお酒も進んでしまいます♪
家での晩酌のおともに、美味しい枝豆を家庭菜園で手作りしませんか?今回は、枝豆の育て方についてご紹介します。
枝豆の育て方
枝豆は、収穫できるまでの期間で種類が分けられます。簡単に育てられる枝豆は、栽培期間の短い品種です。
ガーデニング初心者の方は、栽培期間が70~75日程度の極早生種、早生種を選ぶとよいでしょう。種から育てることもできますが、苗のほうがより簡単に育てることができるのでおすすめです。
暑い夏にビールと美味しくいただくには、5月頃に植えつけを行うとよいでしょう。だいたい7月頃に収穫ができます。
幅が60cm程度のプランターを用意し、底石をプランターの底に薄く敷いてから、プランターの8割程度まで土を入れます。『ハイポネックス野菜の培養土』を使用するとよいでしょう。
苗で植えつける場合は、15~20cmほど株間を空けて2~3苗を植えていきましょう。
スコップで苗と同じ大きさの土を掘り、購入した苗をひっくり返して土ごとポットから出して、その穴に浅めに植えつけます。その上から土を軽くかけ、水をあげれば、植えつけ完了です。
種まきの場合は、本葉が出てきたら間引きを行います。成長が遅れていそうなものを間引きましょう。間引きをした後に、40cm程度の支柱を立てて、根本と茎部分をゆるめに紐で固定して育てていきます。
茎から3枚1セットで生える本葉が6枚程度生えるほど成長してきたら摘心(茎の先端についている芽の摘み取ります)を行いましょう。
根本から数えて、第5~6本葉よりも上の部分にある芽を摘み取っていきます。この作業によって、たくさんの枝豆を育てることができます。
花が咲いてから、40~50日経過した頃が収穫時期です。サヤを押さえたときに、実が飛び出すようになれば収穫のサイン。株ごと抜くか、枝を切って収穫してください。
育て方のポイント
枝豆を育てる際には、肥料の与えすぎに注意してください。その理由は、枝豆などの豆類の根に共生している、根粒菌にあります。
根粒菌は、共生している株から栄養素を分けてもらい、その代わりに窒素分を還元します。
根粒菌の働きにより、豆類に与える肥料は他の野菜の半分程度で済むほど、栄養分がある状態になります。そのため、他の野菜と同じように肥料を与えてしまうと、窒素分が多すぎる状態になってしまい、実がつかないこともあるのです。
また、虫などの被害にも注意しましょう。枝豆を育てている際は、マメノシンクイガ、アブラムシなどの害虫の被害に高確率で合ってしまいます。
その被害を防ぐためにも、枝豆を育てる際には、必ず最初から、防虫ネットをプランターに取り付けるようにしてください。
☘74:枝豆の育て方|美味しい枝豆を実らせるコツは?植えつけや時期や、水やりと肥料の与え方などもご紹介
植物の疑問をQ&A形式で回答していく「PlantiaQ&A」(プランティア)
植物に関する良くある疑問にお答えしていきます。
公開: 2017年5月23日
更新:2021年6月30日
更新:2024年12月6日