更新日:2017.05.25
うさぎみたい♡初めてのサボテン栽培ならウチワサボテンがおすすめ!
園芸ビギナーさんでも気軽にチャレンジできるサボテン栽培。なかでもおすすめは、育て方が簡単なうえにうさぎのような見た目が可愛らしいウチワサボテンです。
今回は、ウチワサボテンの育て方と育て方のポイントをご紹介します。
ウチワサボテンってどんな植物?
ウチワサボテンは、北・南アメリカやタイ、イスラエルなどを原産とするサボテン科・ウチワサボテン亜科・オプンティア属の植物です。
およそ300種が存在し、代表的なものとしては金烏帽子(キンエボシ)や白桃扇(ハクトウセン)などがあげられます。
ウチワサボテンという名前の由来は、平たい楕円形の茎が団扇のように見えることから。しかし最近では、「団扇のような形」というよりも「ウサギのような形」と評されることのほうが多いかもしれません。
いずれにせよ、そのキュートなルックスから観賞用植物として人気を集めている植物であることに違いはありません。
ウチワサボテンの育て方のポイント
ウチワサボテンは、砂漠のような過酷な環境でも育つほどの強い生命力を持っています。そのため、一般的な植物に比べて育てる手間がかかりません。しかし、上手に育てるためにはいくつかポイントがあります。
水やり
最も気をつけたいのは、水をあげすぎないようにするということです。水の与え過ぎは根腐れを起こす原因になりますので、ご注意ください。水やりの頻度は、生育期にあたる5月~10月には土の表面が白く乾いたらたっぷりと、休眠期にあたる10月~3月には1カ月に1度程度で十分です。
土づくり
また、ウチワサボテンは、水はけと通気性の良い土を好みます。長期間同じ土で育てていると、だんだん水はけが悪くなっていきますので、2年~3年に1度は植えかえをしましょう。
植えかえ
ウチワサボテンは生育が早いため、あっという間に大きくなります。大きくなりすぎたら茎をカットし、挿し木として別の鉢に植えかえてはいかがでしょうか。
茎を切り取ったら1週間程度乾燥させ、土に植え込むだけ。根が生えるまでは水は与えず、根がしっかり生えてきたら通常の苗と同じように育てましょう。
いかがでしたか。
お部屋のインテリアとしても可愛く、育て方も簡単なウチワサボテン。ぜひ挑戦してみてくださいね。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
この記事で紹介された植物について
サボテン類
学名:Cactaceae /科名:サボテン科 /原産地:南北アメリカ /分類:多年草 /耐寒性:強/耐暑性:強
独特のフォルムと雰囲気で、変わらぬ人気があります。
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公開:2017年5月25日
更新:2024年12月6日