2023.07.26

Labyrinth バラの迷宮 pickup163 『エレノア』

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作出	日本　ローズなかしま
花色	藤色・外弁が赤紫色
花径	花径5㎝の小中輪
花型	八重咲き／四季咲き
香質	柑橘・グリーンとフローラルの強香
樹形	高さ0.6×幅0.4mの木立性

中央の花弁は藤色、いちばん外側の花弁が赤紫色をぼかす小中輪八重咲き。
花径5㎝。房咲き。四季咲き。

強い香りがあり、第16回国営越後丘陵公園「国際香りのばら新品種コンクール」で「ブルー～さわやかなレモン、ヒヤシンスグリーンと甘いジャスミンフローラルの香りが調和した華やかなブルーローズの香り」と評されMin銀賞受賞。

樹は高さ0.6×幅0.4m。耐病性・樹勢とも普通。鉢植え・庭植えに。花名は英語圏の女性の名。2021年発表。

外弁の紫色が花を引き締め愛嬌を増す。ミニバラとしては花も株もやや大きめのパティオローズタイプ。同タイプでは珍しい芳香花。

いちばん外側の花弁に赤紫色をぼかす小中輪

さわやかさと甘さのある華やかな香り。株はコンパクトなパティオローズタイプ

玉置一裕

バラの専門誌『New Roses』編集長。

『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。