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【ハーブ】【クレソンの育て方】プランターや水耕栽培で長く育てるポイント

【ハーブ】【クレソンの育て方】プランターや水耕栽培で長く育てるポイント

独特の苦みや爽やかな辛みが特徴のクレソンは、手軽に育てやすい野菜・ハーブのひとつです。

とても丈夫で生育旺盛なため、次々と収穫することができます。フレッシュなクレソンを味わいたいなら、ぜひご自宅で栽培することがおすすめです。

今回は、クレソンの特徴やプランター栽培・水耕栽培の方法をご紹介します。

クレソンとは

クレソンはピリッと辛い風味が特徴の、アブラナ科の植物です。葉や茎を収穫してそのまま食べることができます。爽やかな苦みと辛みがあり、特に脂っこい肉料理との相性は抜群です。

栄養が豊富で、βカロテンやカリウム、ビタミンAなど、さまざまな栄養成分が含まれています。

クレソンは水辺で自生する多年草で、オランダガラシという別名があります。地植えすると草丈が1m近くに達することもありますが、コンパクトに育てることも可能です。

クレソンはとても育てやすく、真夏や真冬以外は年間を通して収穫できます。ご自宅で育てておけば、料理の彩りが欲しいときにすぐ摘み取り、新鮮なクレソンを味わうことができるでしょう。

肉料理の付け合わせはもちろん、サラダやスープ、天ぷらなど、さまざまな料理に活用することができます。

【クレソンの育て方】プランター栽培の方法

クレソンは生育旺盛な植物であり、適した環境に地植えすると増えすぎて手がつけられなくなることがあります。管理の手間を減らしたい場合はプランター栽培することがおすすめです。

ここでは、クレソンのプランター栽培の基本的な方法をご紹介します。

クレソンの好む栽培環境

クレソンは冷涼な環境で元気に育ちます。夏は直射日光を避けられる場所へ、冬は寒さをしのげる場所で育てましょう。

風通しの良さを保つのも大切ですが、室外機の風がつねに当たるようなところは乾燥しすぎてしまうため、風を避けられる位置に置きます。

土づくり

クレソンは湿地に自生する植物ですが、保水性の良すぎる用土を使うと根腐れしてしまうことがあります。水はけの良い土を使いましょう。

ご自分で配合する場合は小粒か中粒の赤玉土と腐葉土、川砂を6:3:1で混ぜたものがおすすめです。市販されている野菜用培養土を活用すると手軽です。

『今日から野菜 野菜を育てる土』は,天然素材と有機原料を使用した野菜の植えつけに適した培養土です。

種まき

クレソンは種から簡単に育てられる野菜のひとつです。種まき適期は3月~4月、9月~10月です。

クレソンの種はプランターに直接まいても問題ありません。丸い鉢で育てる場合、種同士が重ならないようにばらまきしましょう。

四角いプランターなら1cmほどの溝をつくって、すじまきすることがおすすめです。種まき後は薄く土をかぶせる程度にとどめましょう。

種が小さいため、水やりで流してしまわないよう優しく水をそそぎます。発芽後、本葉が2枚~3枚つく頃に元気なものを残して間引きましょう。

間引いたものもベビーリーフとしてサラダなどで味わうことができます。

挿し芽

スーパーで食材として購入したクレソンを使い、挿し芽(挿し木)をすることもできます。

クレソンの茎を10cmほどの長さに切り、水につけて発根を待ちましょう。

順調にいけば1週間程度で根が伸びてきます。発根したものをプランターに植えつけて育てていきましょう。

水やり

クレソンの栽培中は水切れしないよう、しっかりと水を与えることが大切です。土がカラカラに乾燥してしまうと、株が弱ってしまう可能性があります。

用土の表面が乾いたら水をたっぷりとそそぎましょう。夏は土が乾燥しやすいため、1日に2回の水やりが必要になることもあります。

肥料

クレソンは少ない肥料でも十分に育つ野菜です。

植えつけ時に元肥を加えておいたら、植えつけ後は春から秋の生育期に追肥を行います。

『今日から野菜 野菜の肥料』は、元肥・追肥に使用することができ、ゆっくり長く効き続けるので肥料不足を起こさず、野菜が元気おいしく育ちます。

ただし、真夏や真冬の時期は株が弱りやすいため、株の状態を見ながら施肥しましょう。

収穫

クレソンは発芽してから1カ月~2カ月と短期間で収穫できます。春まきの場合は5月~6月、秋まきの場合は11月頃から収穫が行えるでしょう。

その後も真夏・真冬を除けば1年を通して収穫していくことができます。

草丈が15cm程度になった頃を目安に収穫を始めましょう。それほど日持ちしないため、料理に使う分だけ摘み取ることがおすすめです。

収穫の際は、先端から10cmほどの位置で少しずつ摘み取ります。これにより脇芽が伸びるため、さらに多くのクレソンを収穫できるようになるでしょう。

また、クレソンを長く収穫したい場合は花を咲かせないように管理します。蕾がついたらなるべく早めに摘み取っておくことがおすすめです。

花が咲くと茎が硬くなり、食感も落ちてしまうため気をつけましょう。

【クレソンの育て方】水耕栽培(水栽培)の方法

クレソンは水耕栽培でも育てやすいことが特徴です。土を使わずに栽培したいときや、室内で気軽に栽培したいときは、水耕栽培を試してみましょう。

ここでは、クレソンの水耕栽培の方法を解説します。

種まき

クレソンの水耕栽培を種から始めたい場合、スポンジを使って育苗します。

2cm~3cmの四角に切ったスポンジを用意し、真ん中に十字の切り込みを入れ、そこに種をまきましょう。

スポンジをトレーなどに入れて水をそそぎ、下半分を水に浸します。そのまま水が切れないように管理しましょう。

うまくいけば1週間前後で発芽し、根が伸びてきます。明るい窓辺など、日光をよく当てられる場所で育てていきましょう。

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挿し芽

より手軽に水耕栽培を始めたい場合は、クレソンの茎を水に挿して発根を待ちましょう。

ペットボトルや空き瓶など、お好きな容器に水を入れてクレソンを挿し、発根すればそのまま育てていくことができます。

葉が水につかっていると腐ってしまうことがあるため、下部についているものは取り除いてから挿しましょう。

また、水に挿しているクレソンを安定させたいときは、ハイドロボールなどを使うことがおすすめです。ハイドロボールは水耕栽培でよく使われる資材です。

容器の中にハイドロボールを3分の2ほど入れ、そこにクレソンを植え込んでみましょう。容器の5分の1~4分の1程度の位置まで水を入れて管理していきます。

水の交換

水耕栽培を成功させるためには、水をこまめに交換することが大切です。

水替えせずに長く放置していると、雑菌が繁殖して枯れる原因になってしまうことがあります。できるだけ頻繁に水を取り替えて清潔な状態を保ちましょう。

肥料を入れた水の場合は3日に1回は交換することがおすすめです。ただし、水が濁っているのを見つけたらすぐに交換しましょう。

また、クレソンは生育旺盛で水をたくさん必要とするため、容器内の水が思った以上に早く減ってしまうことがあります。水切れしないようにこまめに様子をチェックしましょう。

肥料

水耕栽培を行う場合、水だけでは栄養が足りず、植物の生長が遅くなることが基本です。水を交換する際に肥料も与えておきましょう。

使用する量は肥料によって異なるため、しっかりと説明書を読んで規定通りに与えることがポイントです。

水耕栽培の肥料には液体肥料『微粉ハイポネックス』がおすすめです。植物の株を丈夫にするカリ成分を多く含み、また、カルシウムの働きにより強健な植物に育てます

収穫

プランター栽培と同様、クレソンがある程度育ったら適宜収穫できます。摘み取ったところから脇芽が伸びて再び収穫できるため、水や肥料を与えながら育てていきましょう。

おわりに

クレソンは管理の手間がかかりにくく、1年に何度も収穫できることが魅力です。広いスペースも必要ないため、小さなプランターや水耕栽培などでも育てることができます。

お手入れをしながら長く育てて、たくさんのクレソンの収穫を楽しみましょう。

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