Labyrinth バラの迷宮 pickup181『フランシス バーネット 』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
---|---|
花色 | ほんのりピンク |
花径 | 中輪 |
花型 | カップ咲き~宝珠弁咲き/繰り返し咲き |
香質 | ティーにグリーンの中香 |
樹形 | 高さ1.8×幅2.0mのシュラブ |
ほんのりとしたピンク色の中輪房咲き。ほぼ四季咲きに近い繰り返し咲き性。花保ちがとても良く花弁が散りづらい。切り花にも。
ティーにグリーンの中香。シュラブで高さ1.8×幅2.0mの。
耐病性が高く年に5回の剪定後ごとの殺菌剤散布で一年間美しい葉を維持する。バラの家の殺菌剤散布のめやすでタイプ1。鉢植えにも。
花名は『秘密の花園』の作者名。2022年秋発表のロサオリエンティス プログレッシオ。
花は繊細優美。ふわっと横に伸ばした枝先に房咲きになってうつむいて咲く。
自然樹形を生かしてシュラブにもできるが、伸びた枝を生かして、冬に構造物に誘引し段差剪定でつるバラとして育てるとよい。伸びた枝先に咲く花が、見た人に微笑みかける。
著者紹介
関連記事
関連記事
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。