Labyrinth バラの迷宮 pickup182『レヴリ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | 日本 河本バラ園 ローズ ドゥ メルスリー |
|---|---|
| 花色 | 藤色に茶色のニュアンス |
| 花径 | 中輪 |
| 花型 | ロゼット咲き／四季咲き |
| 香質 | ティーの中香 |
| 樹形 | 高さ0.6～0.8mの木立性 |
藤色に茶色のニュアンスのある花びらが、波打って重なる中輪ロゼット咲き。房咲き。四季咲きで花色のトーンを微妙に変えながら繰り返しよく咲く。
ティーの中香。樹は高さ0.6～0.8mとコンパクトな木立性のFLタイプで、ピンクブラウンの‘パニエ’よりやや横張り性。耐病性が高い。
花名はフランス語で「夢想」の意味。2022年秋発表のローズ ドゥ メルスリー。
ローズ ドゥ メルスリーは草花とよく合う。房咲きになって一緒に咲き乱れる春花（写真：河本バラ園）
夏花はやや白みを増す。こぼれかけの花姿（右）も優雅
11月初旬の秋花は色濃く咲く
霞の中にほわんと咲き、まるで夢の中のよう
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。