ハクサイ(白菜)の育て方|種まき・植えつけ・肥料・収穫のポイント
ハクサイは、鍋や漬物、炒め物など、さまざまな料理に活用できる身近な野菜です。冷涼な気候を好むため、秋に種をまき、苗を植えつけて冬に収穫する栽培が一般的です。
一方で、「結球しない」「葉に害虫がついた」など、栽培中に悩むこともあります。ハクサイを上手に育てるには、適期に種まき・植えつけを行い、肥料や水分を適切に管理することが大切です。
この記事では、ハクサイの特徴や好む栽培環境、土づくり、種まき・植えつけ、水やり、肥料、収穫まで、基本的な育て方を順にご紹介します。家庭菜園で育てたハクサイを冬の鍋料理で味わうことを楽しみに、ぜひ挑戦してみてください。
ハクサイ(白菜)の育て方|特長や栽培時期
ハクサイは、中国を原産とするアブラナ科の野菜です。
冷涼な気候を好むため、秋に種をまいて冬に収穫する栽培が一般的です。
種まきから収穫までの日数は品種によって異なり、早生種では60日程度、晩生種では100日以上かかることもあります。地域や品種に合った適期に種をまき、気温に合わせて管理しましょう。
ハクサイ(白菜)育て方|基本的な栽培方法
ハクサイは、種から育てる方法と、苗を植えつけて育てる方法があります。家庭菜園では、畑なら種から育てる方法、プランターなら苗を購入して植えつける方法が取り入れやすいでしょう。
ここでは、種まきや植えつけから、肥料、水やり、害虫対策、収穫まで、ハクサイの基本的な育て方を順にご紹介します。
ハクサイが好む栽培環境
ハクサイは冷涼な気候を好み、生育適温はおよそ15℃~20℃です。暑さが続く時期は病害虫が発生しやすくなるため、秋に気温が下がってから育てるのが一般的です。
日当たりのよい場所を選び、株が十分に育つよう、風通しも確保しましょう。
種まきや植えつけの適期は品種や地域によって異なります。種袋に記載された時期を確認し、栽培する地域の気候に合わせて育てましょう。
土づくり
ハクサイは、排水性と保水性のバランスがよく、肥沃な土を好みます。
畑に植える場合は、植えつけの2週間ほど前を目安に苦土石灰を施して土を耕し、1週間ほど前になったら堆肥と元肥を混ぜ込んで土を整えます。
プランターで育てる場合は、野菜用培養土『今日から野菜 野菜を育てる土』を使用すると手軽です。ハクサイは生育すると大きくなるため、株が十分に育つスペースを確保しましょう。
種まき・植えつけ
ハクサイは、畑では種から育てる方法が一般的です。一方、プランター栽培では、園芸店やホームセンターなどで苗を購入して植えつけると手軽です。
種から育てる場合は、育苗ポットに種をまき、発芽後は生育の遅い株や細い株を間引きます。本葉が5枚~6枚程度になったら、根鉢を崩さないように植えつけましょう。
ハクサイの種まき・植えつけは、8月下旬~9月下旬が目安です。早すぎると病害虫が発生しやすく、遅すぎると十分に結球しないことがあります。品種や地域によって適期が異なるため、種袋の表示を確認してください。
プランターでは、幅60cm、深さ20cm以上のものを用意し、通常品種なら1株~2株、ミニ品種なら2株~3株を目安に植えつけます。株間は30cm~40cmほど確保しましょう。
畑では、ポリマルチを敷いてから植えつけると、泥はねによる病害の予防や土の乾燥防止に役立ちます。
水やり
種まき後は、発芽するまで土を乾燥させないように水やりをします。発芽後も、生育が安定するまでは土の状態をこまめに確認しましょう。
植えつけ後は、根づくまでたっぷりと水を与えます。その後は、土の表面が乾いてきたら水やりをするのが基本です。
水の与えすぎは過湿による根傷みや病気につながるため、土の状態を見ながら適切に管理しましょう。
肥料
ハクサイは生育期間中に多くの肥料を必要とする野菜です。植えつけ時に元肥を施し、生育の様子を見ながら追肥しましょう。
元肥には、緩効性の『今日から野菜 野菜の肥料』がおすすめです。土づくりの際に混ぜ込んでおきましょう。
本葉が10枚~15枚程度になった頃が追肥の目安です。液体肥料を使う場合は、『今日から野菜 野菜を育てる液肥』などを1週間~10日に1回与えてください。
また、結球が始まる時期も肥料切れに注意しましょう。肥料が不足すると、葉が十分に育たず、結球しにくくなることがあります。
収穫
種まきから収穫までの日数は品種によって異なります。早生種では60日前後、晩生種では100日~120日前後が目安です。
結球したハクサイの球を手で押してみて、しっかりと硬く締まっていれば収穫の適期です。収穫するときは、外葉を持ち上げ、根元を包丁などで切り取ります。
収穫時期が遅れると、球が割れたり、品質が低下したりすることがあります。品種ごとの収穫日数も確認しながら、適期に収穫しましょう。
アブラムシ対策
アブラナ科のハクサイは、アブラムシの被害にあいやすい野菜です。葉の裏などをこまめに観察し、アブラムシを見つけたら早めに取り除きましょう。
被害が広がる前に、防虫ネットを活用したり、必要に応じて適用のある薬剤で防除したりすることも有効です。
ハクサイ(白菜)の育て方|よくある質問
最後に、ハクサイを育てる際に生じる疑問について解説します。
ハクサイはプランターでも育てられる?
ハクサイはプランターでも育てられます。通常の大きさの品種なら深さ20cm以上のプランターを用意し、株間を30cm~40cmほど確保しましょう。
スペースが限られる場合は、ミニ品種を選ぶと育てやすくなります。
ハクサイが結球しないのはなぜ?
ハクサイが結球しない原因には、種まきや植えつけの時期が遅いことや、肥料不足、株間が狭く十分に葉を広げられないことなどがあります。
品種に合った適期に植えつけ、生育に必要な肥料を切らさないように管理しましょう。
ハクサイの収穫時期は?
ハクサイの収穫時期は品種によって異なります。球を手で押してみて、しっかり硬く締まっていれば収穫の目安です。
収穫日数も確認しながら、適期を逃さないようにしましょう。
おわりに
ハクサイは、秋に植えつけて冬に収穫を楽しめる野菜です。適期に植えつけ、肥料や水やり、害虫などに気を配りながら育てていきましょう。
栽培中は、葉の生育や害虫の発生など、株の変化をこまめに観察することがポイントです。少しずつ変化する様子を見ながら、その時々に必要な手入れをしてみてください。
自分で育てたハクサイを収穫し、冬の鍋料理で味わうのも家庭菜園ならではの楽しみです。ぜひ身近なスペースで、ハクサイ栽培に挑戦してみてください。
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☘18:ハクサイの育て方|土づくりの方法や肥料の与え方、収穫方法などもご紹介
公開日:2018年9月29日
更新日:2026年8月21日
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